カテゴリ: 平行棒

2021ヨーロッパ選手権・種目別決勝平行棒の演技です。続きを読む
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ドミトリー・ランキン選手(ロシア)の「ツォラキディス(G):前振り(腕支持)上がり片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持=アームマクーツ」の練習映像です。
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ルーカス・ダウザー選手(ドイツ)の平行棒、Dスコア6.8の演技の練習映像です。
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技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1棒下宙返り1/2ひねり倒立
E
2棒下宙返り倒立
D
3ツォラキディス:(アームマクーツ)
前振り(腕支持)上がり片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、
軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持
G
4リチャード:(アームディアミドフ)
前振り(腕支持)上がり片腕支持1回ひねり倒立
E
5前振り(腕支持)上がり1/2ひねり倒立:(アームツイスト)
E
6マクーツ
前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、
軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持
E
7
ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
8ディアミドフ1/2ひねり倒立
前振り片腕支持5/4ひねり単棒横向き倒立経過、1/4ひねり両棒倒立
D
9前振り1/2ひねり倒立:(ツイスト)C
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りF
Dスコア:6.8(G1 F1 E4 D3 C1)
ここ数年主流の「ティッペルト(D)」や「バブサー(E)」を実施せず、ほぼ平行棒の真ん中だけで行う演技ですが支持系の技を多く取り入れ6.8の高いDスコアを実現させています。
ダウザー選手の「ツォラキディス(G)」についてですが、今までは軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持時の左腕支持の際に手のひら一個分くらい後ろにずらしてキャッチしていましたが今回の実施では右腕と左腕をほぼ平行にしていることから技の正確性を高めてきていることがわかります。
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平行棒の新技・未発表技「後ろ振り(腕支持)上がり前方かかえ込み2回宙返り腕支持」です。
この技は2015年に齊藤優佑さんが投稿し、今年になってペトロ・パフニュク選手(ウクライナ)も投稿しています。

■齊藤優佑さん


■ペトロ・パフニュク選手(ウクライナ)
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2020ワールドチャレンジカップ・ソンバトヘイ大会、種目別決勝平行棒1位のペトロ・パフニュク選手(ウクライナ)の演技です。
新技となるF難度の「パフニュク2:後ろ振り(腕支持)上がり前方開脚5/4宙返り開脚抜き直接懸垂(アームササキ)」を実施しました。

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1パフニュク2:(アームササキ)
後ろ振り(腕支持)上がり前方開脚5/4宙返り開脚抜き直接懸垂
F
2マクーツ
前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、
軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持
E
3棒下宙返り1/2ひねり倒立E
4後方車輪倒立:ケンモツC
5棒下宙返り倒立D
6前方開脚5/4宙返り開脚抜き腕支持:(爆弾カット)D
7ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
8前振り1/4ひねり単棒横向き倒立:(Dツイスト)D
9ディアミドフ:前振り1回ひねり倒立C
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りF
Dスコア:6.4(F2 E2 D4 C2)
Eスコア:8.550
得点:14.950
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2020中国選手権・ポディウムトレーニング、鄒敬園選手(ゾウ・ジンユアン/スウ・ケイエン)選手(中国)の平行棒の演技です。

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1ツォラキディス:(アームマクーツ)
前振り(腕支持)上がり片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、
軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持
G
2マクーツ
前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、
軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持
E
3リチャード:(アームディアミドフ)
前振り(腕支持)上がり片腕支持1回ひねり倒立
E
4
後方車輪倒立:ケンモツ
棒下宙返り1/2ひねり倒立
C
E
5棒下宙返り倒立D
6前方開脚5/4宙返り開脚抜き腕支持:爆弾カットD
7バブサー
倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂
E
8
ティッペルト
倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立
D
9ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りF
Dスコア:6.9(G1 F1 E4 D4)
6はいつも通りならササキを実施していますがここでは爆弾カットとしています。
この2020中国選手権から鄒敬園選手は2015年以来となる個人総合6種目を演技するとのことなのでとても楽しみです。
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2020中国選手権試技会、鄒敬園選手(ゾウ・ジンユアン/スウ・ケイエン)選手(中国)の平行棒の演技です。

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1ツォラキディス:(アームマクーツ)
前振り(腕支持)上がり片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、
軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持
G
2マクーツ
前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、
軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持
E
3リチャード:(アームディアミドフ)
前振り(腕支持)上がり片腕支持1回ひねり倒立
E
4
後方車輪倒立:ケンモツ
棒下宙返り1/2ひねり倒立
C
E
5棒下宙返り倒立D
6ササキ:前方開脚5/4宙返り開脚抜き直接懸垂E
7バブサー
倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂
E
8
ティッペルト
倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立
D
9ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りF
Dスコア:7.0(G1 F1 E5 D3)
9月23日から始まる中国選手権へ向けた試技会で、得点は非公開のようです。
昨年の世界選手権の予選ではティッペルトでまさかの器具上落下するということがあったためか、今回の試技会ではバーをキャッチする際に開脚前挙経過のような実施ではなく切り返しを利かせて腰の位置を高くするという修正をしてきたように見えます。
課題だったティッペルトと前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りの姿勢の低さも改善されており、さらに高みに登っているような印象を受けました。
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2016リオ五輪・種目別決勝平行棒の演技です。続きを読む
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こちらは2013スイスカップ、オレグ・ベルニャイエフ選手(ウクライナ)の平行棒の演技の再掲記事です。

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持:(ホンマ、ソニック)D
2棒下宙返り1/2ひねり倒立E
3シャルロ:棒下宙返り単棒倒立、静止1秒E
4ベジェナル(単棒ヒーリー):単棒倒立から後ろ振り片腕支持1回ひねり支持
(B難度以上のとび振動技で単棒倒立から)
E
5棒下宙返り倒立D
6モイ:懸垂前振り上がり支持C
7ティッペルト:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立 D
8ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
9前振り1/2ひねり倒立:ツイストC
10カトウ・ヒロユキ:後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり下り
(ムーンサルト下り=月面宙返り下り)
G
Dスコア:6.9(G1 E3 D4 C2)
Eスコア:8.800
得点:15.700
オレグ・ベルニャイエフ選手(ウクライナ)の下り技と言えば「前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下り(F)」のイメージが強いと思いますが、2013スイスカップのみ「カトウ・ヒロユキ(G)」を実施しています。
着地寸前まで脚を閉じたかかえ込み姿勢で着地も僅かに弾む程度で抑えた素晴らしい実施だと思います。
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