カテゴリ: 管理人の戯言

2022年からのルールに対応した内村航平さんの個人総合Dスコア36.9を組んでみたという記事です。
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内村航平選手の現役引退発表について思ったことを書いていきます。続きを読む
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2021北九州世界選手権で注目のオールラウンダー、張博恒(チャン・ボーホン)選手(中国)の魅力についてです。
張博恒(チャン・ボーホン)選手は6種目すべてで美しい体操が世界レベルで実施で来る稀有な存在です。
全種目で共通している体線の美しさ、丁寧な技の実施、身体の開き局面を見せるなどこれからの活躍に大きな期待を寄せています。
以降は種目ごとに紹介していきます。続きを読む
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個人的に絵画のようにアーティスティックだと思う各種目の演技です。
内村航平選手の言葉に感銘を受けたので書いてみたいと思います。続きを読む
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内村航平選手のベスト演技をファンの皆様の投票で決めよう!という企画を開催中です。
現在は第3週 (3/24 - 4/11) となっており総票数56で以下のような結果となりました。※結果は2票以上を獲得した演技のみを表示しています。

ファンはこれだけ内村航平選手の演技を楽しみにしているというメッセージを伝えられるような、そして五輪開催への後押しになるような企画としたいです。

お一人様3演技まで投票可能としており、この記事へのコメントで投票完了となります。
ぜひ皆様の内村航平選手のお気に入りの演技を教えてください。
投票よろしくお願いいたします!

■第3週 (3/24 - 4/11) ※第3週までの合算
順位大会名
種目票数前週比
12016リオ五輪個人総合決勝 鉄棒10±0 →
22014南寧世界選手権
個人総合決勝 ゆか
9+1 →
32011東京世界選手権
種目別決勝 ゆか
6±0 →
42013アントワープ世界選手権
種目別決勝 平行棒
4±0 →
42020全日本個人総合兼種目別選手権
予選 鉄棒
4±0 →
62012ロンドン五輪
個人総合決勝 跳馬
3±0 →
62020全日本個人総合兼種目別選手権
種目別決勝 鉄棒
3±0 →
82020 Friendship and Solidarity competition団体総合 鉄棒2±0 →
82017全日本種目別選手権種目別決勝 鉄棒2±0 →
82011東京世界選手権個人総合決勝 鉄棒2±0 →

■第2週 (3/29 - 4/4) ※第1週と合算
順位大会名
種目票数前週比
12016リオ五輪個人総合決勝 鉄棒10+4 →
22014南寧世界選手権
個人総合決勝 ゆか
8+6 ↑
32011東京世界選手権
種目別決勝 ゆか
6+1 ↓
42013アントワープ世界選手権
種目別決勝 平行棒
4±0 ↓
42020全日本個人総合兼種目別選手権
予選 鉄棒
4±0 ↓
62012ロンドン五輪
個人総合決勝 跳馬
3±0 ↓
62020全日本個人総合兼種目別選手権
種目別決勝 鉄棒
3+1 →
82020 Friendship and Solidarity competition団体総合 鉄棒2±0 ↓
82017全日本種目別選手権種目別決勝 鉄棒2±0 ↓
82011東京世界選手権個人総合決勝 鉄棒2New
全ての着地を止めた2014南寧世界選手権の個人総合決勝ゆかに6票入り6位から2位まで順位を上げました。

■第1週 (3/24 - 3/28)
順位大会名種目票数前週比
12016リオ五輪個人総合決勝 鉄棒6-
22011東京世界選手権種目別決勝 ゆか5-
32013アントワープ世界選手権種目別決勝 平行棒4-
32020全日本個人総合兼種目別選手権予選 鉄棒4-
52012ロンドン五輪個人総合決勝 跳馬3-
62020 Friendship and Solidarity competition団体総合 鉄棒2-
62017全日本種目別選手権種目別決勝 鉄棒2-
62020全日本個人総合兼種目別選手権種目別決勝 鉄棒2-
62014南寧世界選手権個人総合決勝 ゆか2-






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【演技妄想】内村航平選手が個人総合を続けている世界線で世界最高Dスコアを模索するという記事です。続きを読む
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内村航平選手の2021年の鉄棒の演技構成を予想してみるという記事です。
インタビューで内村航平選手は「彼(ゾンダーランド)はDスコア6.8くらいで、僕は6.6。遠くもないけど、彼もまだ隠している。五輪でDスコアは7点台は必要になってくる」と話しており、おそらくDスコア7.0以上の構成を構想しているのだと思います。

ゾンダーランド選手が隠しているというのは試合で実施可能な範囲で考えるとDスコア7.1の演技構成のことを言っているのだと思います。
ゾンダーランド選手はもともとこの7.1の構成を2013年から2016年にかけて実施していましたが(当時のDスコアは7.7)、2017年以降は練習はしているものの試合では1度も実施していないため、年齢的な問題もありこの構成を本当に実施出来るのかははっきりとは分かりません。

なので五輪本番での演技順やその時のゾンダーランド選手のDスコアなどを考慮し、内村航平選手としてはいくつかの演技構成を用意しておき、確実に金メダルを獲得する勝ちにこだわった作戦を取ってくるのだと思います。

ゾンダーランド選手の演技を見ていると脚割れなどの全体的な粗さは目立ちますが鉄棒の最大の魅力とも言えるコバチ系の連続技、そして観客を沸かせる演技を見せるゾンダーランド選手は内村航平選手にとって最大で最高のライバルと言えます。

ゾンダーランド選手の演技に対する観客の期待は物凄く「カッシーナ+コバチ」で歓声が大きくなり続く「コールマン+ゲイロード2」を成功させると観客のボルテージは最高潮に達するという感じで観客を沸かせる鉄棒の演技という点で内村航平選手を上回っているのかも知れません。

なので内村航平選手が五輪で金メダルを取るためには「カッシーナ+コールマン」を安定して実施するということは避けられないと思います。
「ブレットシュナイダー」を成功させ「カッシーナ」と「コールマン」を繋げて実施し、着地を止めることが出来れば会場のボルテージは最高潮となり、ゾンダーランド選手への歓声に勝ってEスコアにも反映されてくると思います。

内村航平選手とエプケ・ゾンダーランド選手(オランダ)の鉄棒の対決の歴史はこちらの記事で振り返ることが出来ます。

■「アドラー1/2ひねり倒立~伸身トカチェフ」を取り入れたDスコア7.0の演技構成。

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立D
2~伸身トカチェフ:懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂
D
3ブレットシュナイダー:コバチ2回ひねり
バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり懸垂
H
4カッシーナ:伸身コールマン
バーを越えながら、後方伸身2回宙返り1回ひねり懸垂
G
5+コールマン
バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり懸垂
E0.2
6シュタルダーとび1回半ひねり片大逆手
後方開脚浮腰回転倒立とび1回半ひねり片大逆手
D
7アドラー1回ひねり片逆手倒立
前方浮腰回転振り出し1回ひねり片逆手倒立
D
8


~ヤマワキ(伸身コスミック):後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂
エンドー:前方開脚浮腰回転倒立
D

B

9クースト:後方とび車輪1回ひねり(ホップターン)C
10後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:ワタナベ(伸身新月面宙返り下り)E
Dスコア:7.0(H1 G1 E2 D5 C1 CV:0.2)
私の予想の本命はこの「アドラー1/2ひねり倒立~伸身トカチェフ」を取り入れたDスコア7.0の演技構成です。
放れ技を5技取り入れるのは体力的にもかなりきついとは思いますがDスコア7.0以上を目指すのであれば、高校時代から実施していて2012全日本団体種目別選手権・団体決勝でしか落下していない「伸身トカチェフ」を取り入れてくる可能性が高いのではないかと思います。
「エンドー(B)」を「エンドー1回ひねり大逆手(D)」に変えてDスコアを0.2上げたDスコア7.0のパターンもあり得ますが、実施減点の多さの観点から私は取り入れないと思っています。

■「アドラー1/2ひねり倒立~ゲイロード2」を取り入れたDスコア7.1の演技構成。

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1ブレットシュナイダー:コバチ2回ひねり
バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり懸垂
H
2カッシーナ(伸身コールマン)
バーを越えながら、後方伸身2回宙返り1回ひねり懸垂
G
3+コールマン:バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり懸垂E0.2
4シュタルダーとび1回半ひねり片大逆手
後方開脚浮腰回転倒立とび1回半ひねり片大逆手
D
5アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立D
6~ゲイロード2:バーを越えながら、後方屈身2回宙返り1/2ひねり懸垂E
7アドラー1回ひねり片逆手倒立
前方浮腰回転振り出し1回ひねり片逆手倒立
D
8

~ヤマワキ(伸身コスミック):後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂
エンドー:前方開脚浮腰回転倒立
D

B

9クースト:後方とび車輪1回ひねり(ホップターン)C
10後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:ワタナベ(伸身新月面宙返り下り)
E
Dスコア:7.1(H1 G1 E3 D4 C1 CV:0.2)
2017全日本種目別選手権・種目別決勝で実施した6.9の構成をベースにした7.1の構成です。
こちらの構成を実施する可能性は低いと思いますがゾンダーランド選手の7.1に並べるので一つのパターンとしての予想です。

■「カッシーナ+コールマン+コバチ」の3連続手放し技を取り入れたDスコア7.2の演技構成。

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1ブレットシュナイダー:コバチ2回ひねり
バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり懸垂
H
2カッシーナ(伸身コールマン)
バーを越えながら、後方伸身2回宙返り1回ひねり懸垂
G
3+コールマン:バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり懸垂E0.2
4+コバチ:バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り懸垂
D0.2
5シュタルダーとび1回半ひねり片大逆手
後方開脚浮腰回転倒立とび1回半ひねり片大逆手
D
6アドラー1回ひねり片逆手倒立
前方浮腰回転振り出し1回ひねり片逆手倒立
D
7

~ヤマワキ(伸身コスミック):後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂
エンドー:前方開脚浮腰回転倒立
D

B

8アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立D

9クースト:後方とび車輪1回ひねり(ホップターン)C
10後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:ワタナベ(伸身新月面宙返り下り)
E
Dスコア:7.2(H1 G1 E2 D5 C1 CV:0.4)
ロンドン五輪で衝撃を与えたゾンダーランド選手の「カッシーナ+コバチ+コールマン」に対抗した「カッシーナ+コールマン+コバチ」を取り入れた7.2の構成で、大穴の予想とはなりますが個人的には一番期待しています。
世界で一番美しい3連続手放し技を東京五輪で見たいという私の願望です。
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体操をテレビ観戦しているとたまに解説者から「開きが素晴らしいですね」という表現を聞くことがあると思います。
当記事ではその「身体の開き」について私個人が解釈している限りで書いていきたいと思います。

身体の開き表現が見られる技は1回宙返りでのひねり技や2回宙返り技、2回宙返り+ひねり技などが該当します。

内村航平選手の言葉をお借りすると「ひねりをほどく」、「フワッという空間が一瞬ある」という表現がありますがそれがまさに「身体の開き」を見せている瞬間です。
Kohei Uchimura HB
画像は内村航平選手の鉄棒の「伸身新月面宙返り下り」での身体を開いているもの。

「身体の開き」とは“ひねり技や宙返り技を時間と空間に余裕があるタイミングで技を成立させ終了した状態”のことを言うのだと思います。
体操競技は平行棒の倒立技などを除けば常に動き続けていますが、この「身体の開き」の表現をしている時だけは身体の動きが止まり時間と空間を生み出し浮遊感が見られる状態となります。

■内村航平選手の「コバチ」
この「身体の開き」を一番わかりやすく表現しているのはやはり内村航平選手の「コバチ」の実施だと思います。
2011ジャパンカップ 団体 鉄棒 (2).mp4_000139072
画像は内村航平選手の鉄棒の「コバチ」での身体を開いているもの。
余談ですが私は内村航平選手の鉄棒の「コバチ」の表現が体操競技の中で一番好きです。
宙返りを成立させて身体が鉄棒と水平でさらに脚をパンと伸ばす内村航平選手独特の表現も加えて、肘が曲がらない完璧な位置でバーをキャッチする素晴らしい実施です。

■内村航平選手のゆかの「後方伸身宙返り3回ひねり」
内村航平選手のゆかの「後方伸身宙返り3回ひねり」の開きの表現も素晴らしいです。
3回ひねりを時間と空間に余裕があるタイミングでひねり切り、ひねりをほどいてからフワッという空間を一瞬作り動きを止めて余裕を持って着地へと持って行きます。
ゆかのひねり技も「身体を伸ばす準備のない着地」では0.1または0.3の減点対象となりますが、この実施であれば減点なしだと思います。

■内村航平選手の「アドラー1/2ひねり倒立~コールマン」
少しわかりにくいとは思いますが、内村航平選手はなんと「アドラー1/2ひねり倒立~コールマン」ですら開きを見せてくれます。
2013世界選手権の種目別決勝鉄棒での実施ですが「コールマン」をひねり切り、身体が鉄棒と水平でさらに身体と脚を伸ばした完璧な空中姿勢でキャッチしており、身体を開いた状態の物凄い実施です。
「アドラー1/2ひねり倒立~コールマン」を試合で実施した選手は世界で数名はいますが、この組み合わせで身体を開けるのは内村航平選手だけだと思います。

最後になりますが私自身、体操競技における「身体の開きについて」の全てを理解出来ているわけではありません。
見分けることに感覚的なもの、とにかく演技の数を見て得た経験が必要とはなりますが、この「身体の開き」がわかるようになると、内村航平選手をはじめ体操選手のその技の習熟度、こだわり、想像を絶する練習の積み重ねなどに思いを馳せることが出来る一瞬の間が見えるようになり、より一層体操競技を楽しく見ることが出来ると思います。
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2020全日本個人総合兼種目別選手権を観戦した個人的な感想を書いていきたいと思います。
この記事には動画がありませんのであらかじめご了承ください。続きを読む
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私の感想はあくまで体操ファンの観点で書いていくことにするので、かなり割愛することになりますがご了承ください。

4話まで見ての感想は体操という見ていて分かりづらく難しいスポーツを題材とはしていますが、主人公荒垣城太郎を中心に家族やコーチとの絆を絡めて大衆向けに落とし込んでいる上手い作品だなと思いました。

また閉脚シュタルダーを多用するなど2000年代に実施されていた技を演技構成に取り入れていることで時代が反映されていて良いと思います。

■1話 引退ザムライ

主人公荒垣城太郎の2002年全日本選手権での演技からアニメがスタートします。
伸身コバチ、コバチと決めますが自身の名が付く「アラガキ=コバチ宙返り(バーを越えながら、後方かかえ込み3回宙返り懸垂)」で落下してしまいます。
Videotogif
現実的な話をするとこの「アラガキ」は難しすぎて実施は不可能という風潮でしたが、2019年に前田楓丞選手が世界で初めて練習で成功させており、いつか国際大会で発表し「マエダ」誕生なるかと期待されている技です。
落下はしていますが3回目の宙返りを終了させて余裕を持ってバーを掴みに行っていることから(体操用語では身体を開く、開き局面を見せるなどと表現されます)全盛期の頃のこの技の完成度は相当に高かったことが窺える実施です。

体操描写としてはコバチ系の勢いの付け方、トカチェフ系の勢いの付け方などが忠実に再現されており素晴らしい出来で完成度の高いアニメになっていると思います。

この落下もあり荒垣城太郎は表彰台を逃し、肩の怪我や29歳という年齢からコーチの天草紀之から引退を勧められます。

その後は体操の映像は出ていなく城太郎は一度は引退を決意するものの1話最後の記者会見で引退を撤回するという流れになります。

1話エンディング、そして2話からのオープニングはなんとORANGE RANGEの「上海ハニー」を出演声優がカバーしています。

■2話 どん底ザムライ

体操のアニメーションはないため割愛。

■3話 決闘ザムライ

現役を続けることを決意し所属していた四つ葉スポーツクラブに復帰した城太郎は高校生で日本体操界の救世主とも呼ばれる南野鉄男と引退を賭けて鉄棒で勝負することになります。

城太郎とコーチの天草は南野鉄男の全日本選手権での鉄棒を確認します。
実施したのは「トカチェフ(C)」、「伸身トカチェフ(D)」、「伸身新月面宙返り下り(E)」です。
「伸身トカチェフ」では脚先が開いてしまうなどまだ荒削りな選手のようです。
Taisou Samurai
この後の「伸身新月面宙返り下り(E)」のシーンもひねりのかけ方、下りる時に若干の屈身姿勢が見られるなど細やかに描写されており好印象です。

城太郎にはブランクがありまだ本来の演技は出来ないため、鉄棒での対決は1ヶ月半後とし、城太郎は天草の指導の元で徹底的に身体を鍛えなおします。
天草は勝負時の演技構成では肩の負担を考慮し「アラガキ」を抜くと判断し、城太郎も納得し従います。
1Taisou Zamurai

2

そして勝負当日、城太郎は「伸身コバチ」、「コバチ」と予定していた技をやりきり着地の「後方かかえ込み3回宙返り下り」の着地もピタリと決めます。
「閉脚シュタルダー」の実施、「ホップハーフ(後方とび車輪1回半ひねり片大逆手)」の動きひねり方も忠実に再現されておりアニメーションの出来も素晴らしいです。
Videotogif (2)
城太郎の「後方かかえ込み3回宙返り下り」は鉄棒の近くで上がって高さを出す実施(例:アルヤズ・ペガンさん)ではなく、鉄棒から離れていく実施(例:ジャスティン・スプリングさん)のようです。

対する南野鉄男は全日本選手権では脚先が開いてしまった「伸身トカチェフ」ですが短い期間で改善してきてます。
そして本家本元城太郎の前で「アラガキ(コバチ宙返り=バーを越えながら、後方かかえ込み3回宙返り懸垂)」を完璧に決めて下り技の「伸身新月面宙返り下り」の着地を決めます。
Videotogif (2)
余談ですが鉄男のバンダナ腕のサポーターはともにドネル・ウィッテンバーグ選手(アメリカ)がモデルになっていると思います。

結果は城太郎の負けですがレオナルドの土下座と天草に頼み込まれてしまったことから鉄男は断ることが出来ずに城太郎は現役続行することになりました。

■4話 ザムライ娘。

体操のアニメーションはないため割愛。

■総評

まだ鉄棒だけですが体操の技の描写は上記でも書いたようにとても良いです。
個人的には体操競技で最も見るのが難しいあん馬をどう表現するのかがとても楽しみです。

体操のアニメーションがなかったため割愛した2話と4話ですがヒューマンドラマとしてとても面白かったです。
ガングロギャル、多摩川のタマちゃん、上海ハニーなど2000年代前半に一世を風靡したネタが入っていてクスりと笑えるところもあって良いアニメだと思います。
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