2022NHK杯・個人総合、2連覇の橋本大輝選手の演技です。
■ゆか
Dスコア:5.8(E3 D2 C4 B1 CV:0.1)
Eスコア:8.133
得点:13.933
「リ・ジョンソン」を回避し、「後方伸身宙返り3回半ひねり」を取り入れた5.8の構成。
「後方伸身宙返り3回半ひねり」は身体をコントロールできていない印象を受けました。
■あん馬
Dスコア:6.0(E3 D6 A1)
Dスコア:5.8(E3 D3 C3 B1)
Eスコア:8.333
得点:14.133
全日本選手権と同じ構成です。
「ほん転逆上がり十字倒立」の姿勢が少しに気にはなりますが、全体を通して素晴らしい実施だと思います。
今年の世界選手権の団体決勝でもおそらく演技することになると思います。
■跳馬
ロペス:伸身カサマツ跳び(側転跳び1/4ひねり前方伸身宙返り1/2ひねり)2回ひねり
Dスコア:5.6
Eスコア:9.300
得点:14.900
高さがありひねり切りにも余裕がある実施です。
■平行棒
Dスコア:6.1(E3 D5 C2)
Eスコア:8.666
得点:14.766
「後方車輪倒立」が少し危ない実施ですが乗り切りました。
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 | 組み合わせ加点 |
---|---|---|---|---|
1 | Ⅲ | ロンダート~後転とび~ 後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり:新月面宙返り | E | |
2 | Ⅲ | ロンダート~ 後方伸身宙返り3回半ひねり:ゴンザレス | E | |
3 | Ⅱ | 前方伸身宙返り1回ひねり | C | |
4 | Ⅱ | ~前方伸身宙返り2回半ひねり | E | |
5 | Ⅲ | ロンダート~ 後方伸身宙返り2回ひねり | C | |
6 | Ⅰ | フェドルチェンコ:下向き(ロシアン)1080°転向 | C | |
7 | Ⅰ | 開脚座から伸腕屈身力十字倒立 | C | |
8 | Ⅲ | ロンダート~ 後方伸身宙返り2回半ひねり | D | |
9 | Ⅱ | +前方伸身宙返り | B | 0.1 |
10 | Ⅲ | ロンダート~ 後方伸身宙返り3回ひねり | D |
Eスコア:8.133
得点:13.933
「リ・ジョンソン」を回避し、「後方伸身宙返り3回半ひねり」を取り入れた5.8の構成。
「後方伸身宙返り3回半ひねり」は身体をコントロールできていない印象を受けました。
■あん馬
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅱ | 横向き開脚旋回 | A |
2 | Ⅱ | アイヒホルン 横向き開脚旋回1回ひねり移動(2回以内の旋回で逆馬端へ移動し再び戻る) | E |
3 | Ⅱ | 横向き開脚旋回1回ひねり(2回以内の旋回で):横向き開脚旋回シュピンデル | D |
4 | Ⅰ | 正交差(セア)倒立:正交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして正交差入れ支持 | D |
5 | Ⅱ | E難度のフロップ:1ポメル上で4フロップ 横から横でシュテクリB→横縦ループ→縦横ループ→横から横でシュテクリB | E |
6 | Ⅱ | D難度のコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)180°転向 横縦ループ→縦横ループ→下向き(ロシアン)180°転向 | D |
7 | Ⅲ | ウ・グォニアン:下向き(ロシアン)720°転向3/3部分移動で落下 ロス:下向き(ロシアン)360°転向3/3部分移動 | D |
8 | Ⅲ | 開脚マジャール移動:縦向き開脚旋回前移動3/3部分(1馬端~3あん部馬背~5馬端) | D |
9 | Ⅲ | 開脚シバド移動:縦向き開脚旋回後ろ移動3/3部分(1馬端~3あん部馬背~5馬端) | D |
10 | Ⅳ | 1ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立5/4(450°)ひねり3/3部分移動下り | E |
Eスコア:7.200
得点:13.200
「ウ・グォニアン」で落下がありました。
■つり輪「ウ・グォニアン」で落下がありました。
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅲ | 後ろ振り上がり中水平支持 | E |
2 | Ⅲ | ほん転逆上がり十字倒立 | E |
3 | Ⅰ | ジョナサン(屈身ヤマワキ):前方屈身2回宙返り懸垂 | D |
4 | Ⅰ | ヤマワキ:前方かかえ込み2回宙返り懸垂 | C |
5 | Ⅲ | ホンマ十字懸垂:肩が輪の高さで前方屈身宙返り直接十字懸垂 | D |
6 | Ⅱ | 後方伸腕伸身逆上がり(後転)十字懸垂:アザリアン | D |
7 | Ⅰ | ほん転逆上がり倒立 | C |
8 | Ⅰ | 後ろ振り上がり倒立 | C |
9 | Ⅰ | 後方車輪(ほん転逆上がり)倒立経過 | B |
10 | Ⅳ | 後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下り:(新月面宙返り下り) | E |
Eスコア:8.333
得点:14.133
全日本選手権と同じ構成です。
「ほん転逆上がり十字倒立」の姿勢が少しに気にはなりますが、全体を通して素晴らしい実施だと思います。
今年の世界選手権の団体決勝でもおそらく演技することになると思います。
■跳馬
ロペス:伸身カサマツ跳び(側転跳び1/4ひねり前方伸身宙返り1/2ひねり)2回ひねり
Dスコア:5.6
Eスコア:9.300
得点:14.900
高さがありひねり切りにも余裕がある実施です。
■平行棒
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅱ | 後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持(ホンマ、ソニック) | D |
2 | Ⅰ | ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持 | D |
3 | Ⅲ | 棒下宙返り1/2ひねり倒立 | E |
4 | Ⅲ | 棒下宙返り倒立 | D |
5 | Ⅲ | 後方車輪倒立:ケンモツ | C |
6 | Ⅰ | 前方開脚5/4宙返り開脚抜き腕支持(爆弾カット) | D |
7 | Ⅲ | バブサー 倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、 伸身かつ水平位で懸垂 | E |
8 | Ⅲ | ティッペルト 倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立 | D |
9 | Ⅰ | 前振り1/2ひねり倒立:ツイスト | C |
10 | Ⅳ | 前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下り | E |
Eスコア:8.666
得点:14.766
「後方車輪倒立」が少し危ない実施ですが乗り切りました。
■鉄棒
Dスコア:6.3(G1 E3 D2 C2 B1 CV:0.1)
Eスコア:6.300
得点:12.600
演技前の練習時間で「アドラー1/2ひねり倒立+リューキン」を試みましたが、リューキンで落下したためか抜いた構成できました。
「ヤマワキ」で2度の落下がありましたが着地を止めました。
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 | 組み合わせ加点 |
---|---|---|---|---|
1 | Ⅲ | アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立 | D | |
2 | Ⅱ | カッシーナ:伸身コールマン バーを越えながら、後方伸身2回宙返り1回ひねり懸垂 | G | |
3 | Ⅱ | コールマン バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり懸垂 | E | |
4 | Ⅱ | 伸身トカチェフ:懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂 | D | |
5 | Ⅱ | +トカチェフ:懸垂前振り開脚背面とび越し懸垂 | C | 0.1 |
6 | Ⅲ | シュタルダーとび1回半ひねり片大逆手 後方開脚浮腰回転倒立とび1回半ひねり片大逆手 | D | |
7 | Ⅲ | アドラー1回ひねり両逆手倒立 前方浮腰回転振り出し1回ひねり両逆手倒立 | E | |
8 | Ⅲ | ヤマワキ(伸身コスミック)で2度落下 シュタルダー:後方開脚浮腰回転倒立 | B | |
9 | Ⅰ | クースト:後方とび車輪1回ひねり(ホップターン) | C | |
10 | Ⅳ | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:ワタナベ(伸身新月面宙返り下り) | E |
Eスコア:6.300
得点:12.600
演技前の練習時間で「アドラー1/2ひねり倒立+リューキン」を試みましたが、リューキンで落下したためか抜いた構成できました。
「ヤマワキ」で2度の落下がありましたが着地を止めました。
合計Dスコア:35.6(ゆか5.8、あん馬6.0、つり輪5.8、跳馬5.6、平行棒6.1、鉄棒6.3)+加点0.1
合計Eスコア:47.932
得点:83.532
全日本個人総合選手権の二日間の合計得点:174.161(加点0.5含む)+NHK杯の得点83.532+加点0.1=257.793
全体を通して身体が重そうな動きをしていると感じました。
しかしつり輪の強化が凄く世界選手権の団体決勝でも14点を出せる演技に仕上がっていると思います。
得点:83.532
全日本個人総合選手権の二日間の合計得点:174.161(加点0.5含む)+NHK杯の得点83.532+加点0.1=257.793
全体を通して身体が重そうな動きをしていると感じました。
しかしつり輪の強化が凄く世界選手権の団体決勝でも14点を出せる演技に仕上がっていると思います。
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