【団体金!!】2021東京五輪・団体決勝、ROC(ロシア五輪委員会)の演技構成です。
見逃し配信リストです。
■あん馬
■つり輪
■跳馬
■平行棒
■鉄棒
■ゆか
Dスコア:6.2(E4 D5 B1)
Eスコア:8.266
得点:14.466
コンバインはE難度を実施することが出来ますがここでは回避しました。
あまり得意には見えないあん馬ですが安定感があるところが凄いです。
#2 アルトゥール・ダラロヤン選手
#3 ダビド・ベルヤフスキー選手
Dスコア:6.4(E4 D6)
Eスコア:8.441
得点:14.841
得意点以上に会心の演技に見えました。
旋回が安定していてとてもいい演技だと思います。
■つり輪
#1 ニキータ・ナゴルニー選手
Dスコア:6.0(F1 E2 D3 C4)
Eスコア:8.700
得点:14.700
「後ろ振り上がり開脚上水平支持(C)」のところを「後ろ振り上がり上水平支持(D)」にした6.1の構成も実施していますが、難度を抑えて確実な実施を見せました。
#3 デニス・アブリャジン選手
#1 ニキータ・ナゴルニー選手
ドラグレスク:前転跳び前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり(ローチェ1/2ひねり)
Dスコア:5.6
Eスコア:9.366
得点:14.966
やっぱりナゴルニー選手はドラグレスクの着地を止めて来ました。
さすがの一言です。
#2 アルトゥール・ダラロヤン選手
ブラニク:前転跳び前方屈身2回宙返り(屈身ローチェ)
Dスコア:5.6
ナゴルニー選手の着ピタにダラロヤン選手も続きます。
アキレス腱断裂の影響を感じさせない素晴らしい跳躍を見せてくれました。
#3 デニス・アブリャジン選手
ヨー2:前転跳び前方伸身宙返り2回半ひねり
#1 ニキータ・ナゴルニー選手
Dスコア:6.4(F1 E4 D3 C2)
Eスコア:8.766
得点:15.166
シャルロからの単棒ヒーリーが少し危なく感じましたがその後はいつも通りの素晴らしい演技を見せました。
#2 ダビド・ベルヤフスキー選手
Dスコア:6.5(F1 E4 D4 C1)
Eスコア:8.833
得点:15.333
細かい足先の乱れはありましたが素晴らしい演技で15.333の高得点を出しました。
#3 アルトゥール・ダラロヤン選手
#1 ニキータ・ナゴルニー選手
Dスコア:6.0(E2 D5 C2 B1 CV:0.1)
Eスコア:8.366
得点:14.366
プレッシャーのかかる場面で「アドラー1回ひねり両逆手倒立」をしかっりと倒立におさめる実施で攻める姿勢をしっかり見せているところが凄いです。
#2 アルトゥール・ダラロヤン選手
Dスコア:5.7(E2 D5 C1 B2)
Eスコア:8.233
得点:13.933
慣れ親しんだ構成で着地までしっかりと決めてきました。
#3 ダビド・ベルヤフスキー選手
Dスコア:5.7(D7 C3)
Eスコア:8.466
得点:14.166
しっかりケステまで持ち込み着地を止めました。
ベルヤフスキー選手は3種目でしっかりと役目を果たしました。
■ゆか
#1 デニス・アブリャジン選手
Dスコア:6.0(E2 D4 C3 B1 CV:0.3)
Eスコア:8.200
減点:0.3
得点:13.900
「前方伸身宙返り1回ひねり~前方伸身宙返り2回半ひねり」で着地がはじかれて0.3のライン減点となりましたがまとめてきました。
#2 アルトゥール・ダラロヤン選手
Dスコア:6.0(E2 D3 C5 CV:0.3)
Eスコア:8.366
減点:0.3
得点:14.066
「後方伸身宙返り2回半ひねり+前方伸身宙返り2回ひねり」で両足がラインオーバーしてしまい、0.3の減点。
アキレス腱断裂という大怪我を乗り越えて見事な演技を見せてくれたダラロヤン選手からは五輪に出場し金メダルを取るんだという強烈な気持ちの強さを感じました。
#3 ニキータ・ナゴルニー選手
Dスコア:6.2(F1 E1 D5 C2 B1 CV:0.3)
Eスコア:8.466
得点:14.666
「後方伸身宙返り2回半ひねり」からの組み合わせは本来であれば「前方伸身宙返り1回ひねり~前方伸身宙返り1回半ひねり」と続ける予定でしたが蹴りが合わなかったのか「前方伸身宙返り1/2ひねり」となり続く技はなんと「後方伸身宙返り2回ひねり」になってしまいました。
「後方伸身宙返り2回ひねり」は本来であれば8技目に実施する予定だったので急遽「後方伸身宙返り3回ひねり」を実施し繰り返しを避けることが出来ました。
繰り返しを冷静に避けてラストのムーンサルトの着地も止めて、優勝候補と目された中国と日本を僅かに上回りROC(ロシア五輪委員会)に金メダルをもたらしました。
日本、中国、ロシアの金メダルを争う3か国にミスがほどんどでなく白熱の団体決勝となりました。
観戦していて胸の熱くなる最高の試合を見せてくれた日本、中国、ロシアの選手には本当に心から感謝を伝えたいです。
ロシアが低迷している時期に世界の第一線で戦い続けて実力と結果を示しながらずっと引っ張ってきたデニス・アブリャジン選手とダビド・ベルヤフスキー選手が最強のチームメイトのニキータ・ナゴルニー選手とアルトゥール・ダラロヤン選手とともにオリンピックチャンピオンになってくれたことはファンの一人としてとてもうれしいです。
見逃し配信リストです。
■あん馬
■つり輪
■跳馬
■平行棒
■鉄棒
■ゆか
■あん馬
#1 ニキータ・ナゴルニー選手技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅰ | 逆交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして逆交差入れ支持:逆交差(セア)倒立 | D |
2 | Ⅱ | ショーン(メリーゴーランド):1ポメル上で片腕支持上向き全(360°)転向 | E |
3 | Ⅱ | E難度のフロップ:1ポメル上で4フロップ 横縦ループ→縦横ループ→横から横でシュテクリB→横から横でシュテクリB | E |
4 | Ⅱ | D難度のコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)180°転向 横縦ループ→縦横ループ→下向き(ロシアン)180°転向 | D |
5 | Ⅱ | dsB(ダイレクトシュテクリB) 馬端馬背とポメル上での横向き正面支持から上向きで1/4正転向をし、1ポメル上での縦向き背面支持を経て、下向きで1/4逆転向をして最初の横向き支持とは反対向きで1ポメル上での横向き正面支持 | B |
6 | Ⅲ | 下向き逆移動(逆リア)からのウ・グォニアン 下向き逆移動(逆リア)から下向き(ロシアン)720°転向3/3部分移動 | E |
7 | Ⅲ | ロス:下向き(ロシアン)360°転向3/3部分移動 | D |
8 | Ⅲ | マジャール移動:縦向き旋回前移動3/3部分 1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端 | D |
9 | Ⅲ | シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分 1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端 | D |
10 | Ⅳ | 1ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立5/4(450°)ひねり3/3部分移動下り | E |
Eスコア:8.266
得点:14.466
コンバインはE難度を実施することが出来ますがここでは回避しました。
あまり得意には見えないあん馬ですが安定感があるところが凄いです。
#2 アルトゥール・ダラロヤン選手
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅰ | 逆交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして逆交差入れ支持:逆交差(セア)倒立 | D |
2 | Ⅱ | Dフロップ:1ポメル上で3フロップ 横縦ループ→縦横ループ→横から横でシュテクリB | D |
3 | Ⅱ | ブスナリ 下向き逆移動(逆リア)180°転向倒立1回ひねり3/3部分移動下ろして開脚旋回 | F |
4 | Ⅱ | 横向き開脚旋回1回ひねり(2回以内の旋回で):横向き旋回シュピンデル | D |
5 | Ⅲ | 横向き開脚旋回で正面横移動連続(あん部馬背着手) | C |
6 | Ⅱ | dsB(ダイレクトシュテクリB) 馬端馬背とポメル上での横向き正面支持から上向きで1/4正転向をし、1ポメル上での縦向き背面支持を経て、下向きで1/4逆転向をして最初の横向き支持とは反対向きで1ポメル上での横向き正面支持 | B |
7 | Ⅲ | 縦向き旋回後ろ移動2/3部分 | B |
8 | Ⅲ | マジャール移動:縦向き旋回前移動3/3部分 (1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端) | D |
9 | Ⅲ | シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分 (1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端) | D |
10 | Ⅳ | 1ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立5/4(450°)ひねり3/3部分移動下り | E |
Dスコア:5.8(F1 E1 D5 C1 B2)
Eスコア:8.033
得点:13.833
予定通りの構成をしっかり演技しきりました。
予定通りの構成をしっかり演技しきりました。
#3 ダビド・ベルヤフスキー選手
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅰ | 逆交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして逆交差入れ支持:逆交差(セア)倒立 | D |
2 | Ⅱ | ショーン(メリーゴーランド):1ポメル上で片腕支持上向き全(360°)転向 | E |
3 | Ⅱ | E難度のコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)360°転向 横から横でシュテクリB→横から横でBシュテクリB→下向き(ロシアン)360°転向 | E |
4 | Ⅱ | 下向き逆移動(逆リア)からのウ・グォニアン 下向き逆移動(逆リア)から下向き(ロシアン)720°転向3/3部分移動 | E |
5 | Ⅲ | ロス:下向き(ロシアン)360°転向3/3部分移動 | E |
6 | Ⅲ | マジャール・シュピンデル:馬端中向き、縦向き旋回1回ひねり(2回以内の旋回で) | D |
7 | Ⅱ | E難度のフロップ:1ポメル上で4フロップ 縦横ループ→横から横でシュテクリB→横縦ループ→縦縦ループ | E |
8 | Ⅲ | マジャール移動:縦向き旋回前移動3/3部分 1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端 | D |
9 | Ⅲ | シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分 1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端 | D |
10 | Ⅳ | 1ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下り | D |
Eスコア:8.441
得点:14.841
得意点以上に会心の演技に見えました。
旋回が安定していてとてもいい演技だと思います。
■つり輪
#1 ニキータ・ナゴルニー選手
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅱ | ゆっくりと後方伸腕伸身逆上がり中水平支持:(後転中水平支持) | F |
2 | Ⅲ | 後方け上がり中水平支持 | E |
3 | Ⅱ | ナカヤマ十字懸垂:背面水平懸垂経過十字懸垂 | D |
4 | Ⅰ | ジョナサン(屈身ヤマワキ):前方屈身2回宙返り懸垂 | D |
5 | Ⅰ | ヤマワキ:前方かかえ込み2回宙返り懸垂 | C |
6 | Ⅲ | ホンマ十字懸垂:肩が輪の高さで前方屈身宙返り直接十字懸垂 | D |
7 | Ⅲ | 後ろ振り上がり開脚上水平支持 | C |
8 | Ⅰ | ほん転逆上がり倒立 | C |
9 | Ⅰ | 後ろ振り上がり倒立 | C |
10 | Ⅳ | 後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下り:(新月面宙返り下り) | E |
Eスコア:8.700
得点:14.700
「後ろ振り上がり開脚上水平支持(C)」のところを「後ろ振り上がり上水平支持(D)」にした6.1の構成も実施していますが、難度を抑えて確実な実施を見せました。
力技の姿勢は日本と中国のオールラウンダーと比べると突出しているように思います。
#2 アルトゥール・ダラロヤン選手
#2 アルトゥール・ダラロヤン選手
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅱ | ゆっくりと後方伸腕伸身逆上がり中水平支持:(後転中水平支持) | F |
2 | Ⅲ | 後方け上がり中水平支持 | E |
3 | Ⅱ | ナカヤマ十字懸垂:背面水平懸垂経過十字懸垂 | D |
4 | Ⅰ | ジョナサン(屈身ヤマワキ):前方屈身2回宙返り懸垂 | D |
5 | Ⅰ | ヤマワキ:前方かかえ込み2回宙返り懸垂 | C |
6 | Ⅲ | ホンマ十字懸垂:輪の高さで前方屈身宙返り直接十字懸垂 | D |
7 | Ⅱ | 後ろ振り上がり開脚上水平支持 | C |
8 | Ⅰ | ほん転逆上がり倒立 | C |
9 | Ⅰ | 後ろ振り上がり倒立 | C |
10 | Ⅳ | 後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下り:(新月面宙返り下り) | E |
Dスコア:6.0(F1 E2 D3 C4)
Eスコア:8.666
得点:14.666
足の状態が万全であれば「後方伸身2回宙返り2回ひねり下り(F):伸身新月面宙返り下り」を実施出来ますがかかえ込み姿勢で下りました。Eスコア:8.666
得点:14.666
#3 デニス・アブリャジン選手
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅱ | ヤン・ミンヨン:(後転上水平支持) ゆっくりと後方伸腕伸身逆上がり上水平支持 | E |
2 | Ⅱ | ゆっくりと後方伸腕伸身逆上がり中水平支持:(後転中水平支持) | F |
3 | Ⅲ | 後方け上がり中水平支持 | E |
4 | Ⅰ | ヤマワキ:前方かかえ込み2回宙返り懸垂 | C |
5 | Ⅰ | 屈身ヤマワキ:ジョナサン=前方屈身2回宙返り懸垂 | D |
6 | Ⅲ | 後ろ振り上がり上水平支持 | D |
7 | Ⅱ | ナカヤマ十字懸垂:背面水平懸垂経過十字懸垂 | D |
8 | Ⅰ | 後ろ振り上がり倒立 | C |
9 | Ⅰ | ほん転逆上がり倒立 | C |
10 | Ⅳ | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:(伸身新月面宙返り下り) | F |
Dスコア:6.3(F2 E2 D3 C3)
Eスコア:8.733
得点:15.033
「手首が本体」ことアブリャジン選手です。
十字懸垂の手首はもちろんのことヤマワキ系でも手首を落とした実施を見せます。
十年以上にわたり「後方伸身2回宙返り2回ひねり下り」を実施しており、この技に関しては最高レベルの使い手です。
フル構成の6.3をしっかりと決めて15.033の高得点をマークしました。
■跳馬「手首が本体」ことアブリャジン選手です。
十字懸垂の手首はもちろんのことヤマワキ系でも手首を落とした実施を見せます。
十年以上にわたり「後方伸身2回宙返り2回ひねり下り」を実施しており、この技に関しては最高レベルの使い手です。
フル構成の6.3をしっかりと決めて15.033の高得点をマークしました。
#1 ニキータ・ナゴルニー選手
ドラグレスク:前転跳び前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり(ローチェ1/2ひねり)
Dスコア:5.6
Eスコア:9.366
得点:14.966
やっぱりナゴルニー選手はドラグレスクの着地を止めて来ました。
さすがの一言です。
#2 アルトゥール・ダラロヤン選手
ブラニク:前転跳び前方屈身2回宙返り(屈身ローチェ)
Dスコア:5.6
Eスコア:9.333
得点:14.933ナゴルニー選手の着ピタにダラロヤン選手も続きます。
アキレス腱断裂の影響を感じさせない素晴らしい跳躍を見せてくれました。
#3 デニス・アブリャジン選手
ヨー2:前転跳び前方伸身宙返り2回半ひねり
Dスコア:5.6
Eスコア:9.266
得点:14.866
ナゴルニー選手、ダラロヤン選手に続いてほぼ着地を止めてきました。
■平行棒ナゴルニー選手、ダラロヤン選手に続いてほぼ着地を止めてきました。
#1 ニキータ・ナゴルニー選手
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 技の難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅱ | 後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持:(ホンマ、ソニック) | D |
2 | Ⅲ | シャルロ:棒下宙返り単棒縦向き倒立(静止1秒) | E |
3 | Ⅰ | ベジェナル(単棒ヒーリー):単棒倒立から後ろ振り片腕支持1回ひねり支持 | E |
4 | Ⅲ | 棒下宙返り1/2ひねり倒立 | E |
5 | Ⅲ | 後方車輪倒立:ケンモツ | C |
6 | Ⅰ | マクーツ 前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、 軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持 | E |
7 | Ⅰ | ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持 | D |
8 | Ⅰ | ディアミドフ:前振り片腕支持1回ひねり倒立 | C |
9 | Ⅰ | ディアミドフ1/2ひねり倒立 前振り片腕支持5/4ひねり単棒横向き倒立経過、1/4ひねり両棒倒立 | D |
10 | Ⅳ | 前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下り | F |
Eスコア:8.766
得点:15.166
シャルロからの単棒ヒーリーが少し危なく感じましたがその後はいつも通りの素晴らしい演技を見せました。
#2 ダビド・ベルヤフスキー選手
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅲ | 棒下宙返り1/2ひねり倒立 | E |
2 | Ⅲ | 棒下宙返り倒立 | D |
3 | Ⅱ | リチャード(アームディアミドフ):前振り(腕支持)上がり1回ひねり倒立 | E |
4 | Ⅱ | 前振り(腕支持)上がり1/2ひねり倒立:(アームツイスト) | E |
5 | Ⅲ | ティッペルト 倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立後方車輪倒立 | D |
6 | Ⅲ | バブサー 倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂 | E |
7 | Ⅱ | 後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持:(ホンマ、ソニック) | D |
8 | Ⅰ Ⅲ | 前振り1/4ひねり単棒横向き倒立:(Dツイスト) 単棒横向き前方開脚浮腰上がり開脚浮腰支持経過横向き倒立 | D |
9 | Ⅰ | 前振り1/2ひねり倒立:(ツイスト) | C |
10 | Ⅳ | 前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下り | F |
Eスコア:8.833
得点:15.333
細かい足先の乱れはありましたが素晴らしい演技で15.333の高得点を出しました。
#3 アルトゥール・ダラロヤン選手
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅲ | 正面横向き立ちから遠い方の棒を握り逆上がり1/4ひねり倒立 | D |
2 | Ⅱ | リチャード:前振り(腕支持)上がり1回ひねり倒立 (アームディアミドフ) | E |
3 | Ⅱ | 前振り(腕支持)上がり1/2ひねり倒立:(アームツイスト) | E |
4 | Ⅲ | ティッペルト 倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立 | D |
5 | Ⅰ | 正倒立1/2ひねり | A |
6 | Ⅲ | バブサー 倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂 | E |
7 | Ⅰ | 前方開脚5/4宙返り開脚抜き腕支持:(爆弾カット) | D |
8 | Ⅱ | 後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持:(ホンマ、ソニック) | D |
9 | Ⅰ | 前振り1/2ひねり倒立:(ツイスト) | C |
10 | Ⅳ | 前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下り | F |
Dスコア:6.1(F1 E3 D4 C1 A1)
Eスコア:8.500得点:14.600
「ヒーリー(D)」を抜いた構成にしました。
バブサーでバーに触れたところは0.3の減点にとどまったのかも知れません。
■鉄棒「ヒーリー(D)」を抜いた構成にしました。
バブサーでバーに触れたところは0.3の減点にとどまったのかも知れません。
#1 ニキータ・ナゴルニー選手
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 | 組み合わせ加点 |
---|---|---|---|---|
1 | Ⅱ | ヤマワキ(伸身コスミック):後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂 | D | |
2 | Ⅱ | 伸身トカチェフ:懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂 | D | |
3 | Ⅱ | モズニク 懸垂前振り伸身背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立 | E | |
4 | Ⅲ | アドラー1回ひねり両逆手倒立 前方浮腰回転振り出し1回ひねり片逆手倒立 | E | |
5 | Ⅲ | アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立 | D | |
6 | Ⅱ | トカチェフ:懸垂前振り開脚背面とび越し懸垂 | C | |
7 | Ⅱ | +リンチ 懸垂前振り開脚背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立 | D | 0.1 |
8 | Ⅰ | ツォウ・リミン 前方車輪1回ひねり片手大逆手後ろ振り上がり1回ひねり両逆手倒立 | C | |
9 | Ⅲ | シュタルダー:後方開脚浮腰回転倒立 | B | |
10 | Ⅳ | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:ワタナベ(伸身新月面宙返り下り) | E |
Eスコア:8.366
得点:14.366
プレッシャーのかかる場面で「アドラー1回ひねり両逆手倒立」をしかっりと倒立におさめる実施で攻める姿勢をしっかり見せているところが凄いです。
#2 アルトゥール・ダラロヤン選手
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 | 組み合わせ加点 |
---|---|---|---|---|
1 | Ⅱ | 伸身コバチ:バーを越えながら、後方伸身2回宙返り懸垂 | E | |
2 | Ⅱ | コバチ:バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り懸垂 | D | |
3 | Ⅱ | モズニク 懸垂前振り伸身背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立 | E | |
4 | Ⅲ | アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立 | D | |
5 | Ⅱ | 伸身トカチェフ:懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂 | D | |
6 | Ⅲ | アドラー倒立:前方浮腰回転振り出し倒立 | C | |
7 | Ⅰ | 大逆手車輪 | B | |
8 | Ⅱ | ヤマワキ(伸身コスミック):後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂 | D | |
9 | Ⅲ | シュタルダー:後方開脚浮腰回転倒立 | B | |
10 | Ⅳ | 後方伸身2回宙返り1回ひねり下り:(伸身ムーンサルト下り) | D |
Eスコア:8.233
得点:13.933
慣れ親しんだ構成で着地までしっかりと決めてきました。
#3 ダビド・ベルヤフスキー選手
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 | 組み合わせ加点 |
---|---|---|---|---|
1 | Ⅰ | ツォウ・リミン 前方車輪1回ひねり片手大逆手後ろ振り上がり1回ひねり両逆手倒立 | C | |
2 | Ⅲ | アドラー1回ひねり片逆手倒立 前方浮腰回転振り出し1回ひねり片逆手倒立 | D | |
3 | Ⅲ | アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立 | D | |
4 | Ⅱ | 伸身トカチェフ:懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂 | D | |
5 | Ⅱ | リンチ:トカチェフ1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立 懸垂前振り開脚背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立 | D | |
6 | Ⅱ | ヤマワキ(伸身コスミック):後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂 | D | |
7 | Ⅲ | 倒立から後方浮腰回転後ろ振り出し順手背面懸垂 | C | |
8 | Ⅰ | 順手背面車輪:(チェコ式車輪) | D | |
9 | Ⅲ | ケステ:順手背面懸垂前振り上がり後方浮腰回転倒立 | C | |
10 | Ⅳ | 後方伸身2回宙返り1回ひねり下り:(伸身ムーンサルト下り) | D |
Eスコア:8.466
得点:14.166
しっかりケステまで持ち込み着地を止めました。
ベルヤフスキー選手は3種目でしっかりと役目を果たしました。
■ゆか
#1 デニス・アブリャジン選手
技順 | 技のグループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 | 組み合わせ加点 |
---|---|---|---|---|
1 | Ⅲ | ロンダート~後転とび~ 後方伸身2回宙返り1回ひねり:(伸身ムーンサルト) | E | |
2 | Ⅲ | ロンダート~ 後方伸身宙返り2回半ひねり | D | |
3 | Ⅱ | +前方伸身宙返り2回ひねり | D | 0.2 |
4 | Ⅱ | 前方伸身宙返り | B | |
5 | Ⅱ | +前方かかえ込み2回宙返り | D | 0.1 |
6 | Ⅱ | 前方伸身宙返り1回ひねり | C | |
7 | Ⅱ | ~前方伸身宙返り2回半ひねり | E | |
8 | Ⅲ | ロンダート~ 後方伸身宙返り2回ひねり | C | |
9 | Ⅰ | フェドルチェンコ:下向き(ロシアン)1080°転向 | C | |
10 | Ⅲ | ロンダート~ 後方伸身宙返り3回ひねり | D |
Eスコア:8.200
減点:0.3
得点:13.900
「前方伸身宙返り1回ひねり~前方伸身宙返り2回半ひねり」で着地がはじかれて0.3のライン減点となりましたがまとめてきました。
#2 アルトゥール・ダラロヤン選手
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 | 組み合わせ加点 |
---|---|---|---|---|
1 | Ⅱ Ⅱ | 前方伸身宙返り +前方屈身2回宙返り | B E | 0.1 |
2 | Ⅱ | 前方伸身宙返り1回ひねり | C | |
3 | Ⅱ | ~前方伸身宙返り2回半ひねり | E | |
4 | Ⅲ | ロンダート~後転とび~ 後方伸身宙返り2回半ひねり | D | |
5 | Ⅱ | +前方伸身宙返り2回ひねり | D | 0.2 |
6 | Ⅲ | ロンダート~後転とび~ 後方伸身宙返り2回ひねり | C | |
7 | Ⅲ | ロンダート~ 後方伸身宙返り1回半ひねり | C | |
8 | Ⅱ | ~前方伸身宙返り1回半ひねり | C | |
9 | Ⅰ | 開脚座から伸腕屈身力十字倒立 | C | |
10 | Ⅲ | ロンダート~後転とび~ 後方伸身宙返り3回ひねり | D |
Eスコア:8.366
減点:0.3
得点:14.066
「後方伸身宙返り2回半ひねり+前方伸身宙返り2回ひねり」で両足がラインオーバーしてしまい、0.3の減点。
アキレス腱断裂という大怪我を乗り越えて見事な演技を見せてくれたダラロヤン選手からは五輪に出場し金メダルを取るんだという強烈な気持ちの強さを感じました。
#3 ニキータ・ナゴルニー選手
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 | 組み合わせ加点 |
---|---|---|---|---|
1 | Ⅱ | 前転とび~ 前方屈身2回宙返り1/2ひねり | F | |
2 | Ⅱ | 前方伸身宙返り2回ひねり | D | |
3 | Ⅱ | +前方かかえ込み2回宙返り | D | 0.2 |
4 | Ⅲ | ロンダート~ 後方伸身宙返り2回半ひねり | D | |
5 | Ⅱ | +前方伸身宙返り1/2ひねり | B | 0.1 |
6 | Ⅲ | ~後方伸身宙返り2回ひねり | C | |
7 | Ⅲ | ロンダート~後転とび~ 後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり:(新月面宙返り) | E | |
8 | Ⅲ | ロンダート~ 後方伸身宙返り3回ひねり | D | |
9 | Ⅰ | 開脚座から伸腕屈身力十字倒立 | C | |
10 | Ⅲ | ロンダート~後転とび~ 後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり:(ムーンサルト) | D |
Eスコア:8.466
得点:14.666
「後方伸身宙返り2回半ひねり」からの組み合わせは本来であれば「前方伸身宙返り1回ひねり~前方伸身宙返り1回半ひねり」と続ける予定でしたが蹴りが合わなかったのか「前方伸身宙返り1/2ひねり」となり続く技はなんと「後方伸身宙返り2回ひねり」になってしまいました。
「後方伸身宙返り2回ひねり」は本来であれば8技目に実施する予定だったので急遽「後方伸身宙返り3回ひねり」を実施し繰り返しを避けることが出来ました。
繰り返しを冷静に避けてラストのムーンサルトの着地も止めて、優勝候補と目された中国と日本を僅かに上回りROC(ロシア五輪委員会)に金メダルをもたらしました。
日本、中国、ロシアの金メダルを争う3か国にミスがほどんどでなく白熱の団体決勝となりました。
観戦していて胸の熱くなる最高の試合を見せてくれた日本、中国、ロシアの選手には本当に心から感謝を伝えたいです。
ロシアが低迷している時期に世界の第一線で戦い続けて実力と結果を示しながらずっと引っ張ってきたデニス・アブリャジン選手とダビド・ベルヤフスキー選手が最強のチームメイトのニキータ・ナゴルニー選手とアルトゥール・ダラロヤン選手とともにオリンピックチャンピオンになってくれたことはファンの一人としてとてもうれしいです。
コメント
コメント一覧 (2)
怪我の影響かなと思っていましたが、決勝ではしっかり足を揃えていましたね。
決勝に掛ける思いが伝わってきました。
ナゴルニー選手の床の構成変更は素晴らしかった。
あれが無かったら負けてたでしょうからね。
見ていてROCが一番気合入っていた感じがしました。
報われてよかった。
金メダル本当にめでたい。