2021東京五輪の団体日本代表のDスコアとメダルの色を考えてみるという記事です。
団体戦の日本代表は橋本大輝選手、萱和磨選手、谷川航選手、北園丈琉選手の4人に決定しました。
4選手がオールラウンダーで合計Dスコア36.0超えという凄いメンバーとなりました。
下の表で私が予想している中国代表のDスコアと並んでいます。
※中国代表のDスコア変更と橋本大輝選手のあん馬のDスコアを確定、つり輪の演技者を橋本大輝選手から北園丈琉選手へ変更し、更新しました。
■日本代表
※赤文字は演技すると予想しているもの。
■中国代表
※赤文字は演技すると予想しているもの。
■日本対中国の試合展開
条件1:日本中国ともにミスのない18演技を揃えるものとする。
条件2:中国の合計Dスコアは110.6、日本は橋本大輝選手のあん馬が6.5で合計Dスコア110.6と仮定する。
条件3:ロシアはダラロヤン選手がアキレス腱断裂からどこまで復活出来るのか予想は出来ませんが、日本と中国のDスコアには大きな差が生じているため金メダル争いは事実上日本と中国になると予想する。
①ゆか:ほぼ同等。
②あん馬:ほぼ同等、あん馬で落下のない演技を揃えられるかが勝敗の分け目に直結するので序盤にくる最大の山場となる。
③つり輪:中国がDスコアで0.2上回り実施も中国の方が上である。
実施次第ではあるが1.5点程度中国がリードする展開が予想される。
④跳馬:日本がDスコアで0.8上回り、谷川航選手と北園丈琉選手が着地を狙いに行ける実施を期待できる。
しかし中国も質の高いロペスを3本揃えてくるので点差は縮まるがこの時点で中国が0.5点程度リードする展開に。
⑤平行棒:中国が日本を引き離しにくる。
ご存じ平行棒の神・鄒敬園(ゾウ・ジンユアン/スウ・ケイエン)選手が本来の演技が出来れば16.300、肖若騰(シャオ・ルオテン/ショウ・ジャクトウ)選手、林超攀(リン・チャオパン/リン・チョウハン)選手も15点台を出す実力があり平行棒だけで日本に2点以上リードする可能性がある。
⑥鉄棒:日本が中国をDスコアで0.3上回り追い上げる展開となる。
しかしつり輪と平行棒での点差が重くのしかかり、大逆転は叶わず中国が金メダル、日本は銀メダル。
日本と中国はDスコアがほぼ同じと推測されます。
そうなると平行棒の神・鄒敬園選手の存在が大きすぎるため私の試算では中国がEスコアで1点の半ば程度リードすると予想しています。
しかし、1点の半ば程度の差は本番の実施次第で結果はまったく予想できないとも言えます。
ですので体操ニッポンとしては厳しい戦いになることが予想されますが、ミスのない18演技を揃えて着地まで狙いに行った素晴らしい演技を出すことが出来れば十分に金メダルは射程圏内だと思います。
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団体戦の日本代表は橋本大輝選手、萱和磨選手、谷川航選手、北園丈琉選手の4人に決定しました。
4選手がオールラウンダーで合計Dスコア36.0超えという凄いメンバーとなりました。
下の表で私が予想している中国代表のDスコアと並んでいます。
※中国代表のDスコア変更と橋本大輝選手のあん馬のDスコアを確定、つり輪の演技者を橋本大輝選手から北園丈琉選手へ変更し、更新しました。
■日本代表
選手名/種目 | ゆか | あん馬 | つり輪 | 跳馬 | 平行棒 | 鉄棒 | 個人の合計Dスコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|
橋本大輝 | 6.2 | 6.5 | 5.6 | 6.0 | 6.2 | 6.5(6.7) | 37.0 |
萱和磨 | 5.9 | 6.4(6.6) | 6.1 | 5.6 | 6.3 | 6.1 | 36.4 |
谷川航 | 6.0 | 5.9 | 6.0 | 6.0 | 6.4 | 5.8 | 36.0 |
北園丈琉 | 6.2 | 6.0 | 5.8 | 5.6 | 6.3 | 6.2 | 36.1 |
3演技の合計Dスコア | 18.4 | 18.9 | 17.9 | 17.6 | 19.0 | 18.8 | 18演技の合計Dスコア 110.6 |
■中国代表
選手名/種目 | ゆか | あん馬 | つり輪 | 跳馬 | 平行棒 | 鉄棒 | 個人の合計Dスコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|
肖若騰 | 6.3 | 6.4 | 6.0 | 5.6 | 6.4 | 6.0 | 36.7 |
孫煒 | 6.0 | 6.4 | 6.1 | 5.6 | 6.5 | 6.2 | 36.8 |
鄒敬園 | 4.6 | 6.1 | 6.0 | 4.8 | 6.9 | 4.3 | 32.7 |
林超攀 | 6.3 | 5.6 | 5.6 | 5.6 | 6.4 | 6.3 | 35.8 |
3演技の合計Dスコア | 18.6 | 18.9 | 18.1 | 16.8 | 19.7 | 18.5 | 18演技の合計Dスコア 110.6 |
■日本対中国の試合展開
条件1:日本中国ともにミスのない18演技を揃えるものとする。
条件2:中国の合計Dスコアは110.6、日本は橋本大輝選手のあん馬が6.5で合計Dスコア110.6と仮定する。
条件3:ロシアはダラロヤン選手がアキレス腱断裂からどこまで復活出来るのか予想は出来ませんが、日本と中国のDスコアには大きな差が生じているため金メダル争いは事実上日本と中国になると予想する。
①ゆか:ほぼ同等。
②あん馬:ほぼ同等、あん馬で落下のない演技を揃えられるかが勝敗の分け目に直結するので序盤にくる最大の山場となる。
③つり輪:中国がDスコアで0.2上回り実施も中国の方が上である。
実施次第ではあるが1.5点程度中国がリードする展開が予想される。
④跳馬:日本がDスコアで0.8上回り、谷川航選手と北園丈琉選手が着地を狙いに行ける実施を期待できる。
しかし中国も質の高いロペスを3本揃えてくるので点差は縮まるがこの時点で中国が0.5点程度リードする展開に。
⑤平行棒:中国が日本を引き離しにくる。
ご存じ平行棒の神・鄒敬園(ゾウ・ジンユアン/スウ・ケイエン)選手が本来の演技が出来れば16.300、肖若騰(シャオ・ルオテン/ショウ・ジャクトウ)選手、林超攀(リン・チャオパン/リン・チョウハン)選手も15点台を出す実力があり平行棒だけで日本に2点以上リードする可能性がある。
⑥鉄棒:日本が中国をDスコアで0.3上回り追い上げる展開となる。
しかしつり輪と平行棒での点差が重くのしかかり、大逆転は叶わず中国が金メダル、日本は銀メダル。
日本と中国はDスコアがほぼ同じと推測されます。
そうなると平行棒の神・鄒敬園選手の存在が大きすぎるため私の試算では中国がEスコアで1点の半ば程度リードすると予想しています。
しかし、1点の半ば程度の差は本番の実施次第で結果はまったく予想できないとも言えます。
ですので体操ニッポンとしては厳しい戦いになることが予想されますが、ミスのない18演技を揃えて着地まで狙いに行った素晴らしい演技を出すことが出来れば十分に金メダルは射程圏内だと思います。
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