カテゴリ: あん馬

2022(2023)杭州アジア競技大会・種目別決勝あん馬、2位の津村涼太選手の演技です。

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1正交差とび横移動1/4前方ひねり~1/4後方ひねり逆交差入れC
2ブスナリ
DSA(ダイレクトシュテクリA)倒立1回ひねり3/3部分移動下ろして開脚旋回
F
3ケイハ4
両ポメルを越えて縦向き後ろ移動(5逆馬端~1馬端)をしながら1/2ひねり(1/2シュピンデル)
E
4アイヒホルン
横向き開脚旋回1回ひねり移動(2回以内の旋回で逆馬端へ移動し再び戻る)
E
5横向き開脚旋回1回ひねり(2回以内の旋回で):横向き開脚旋回シュピンデルD
6ウルジカ2:開脚旋回1回ひねりをしながら縦向き後ろ移動3/3部分(2回以内の旋回で)
1馬端~3あん部馬背~5逆馬端
E
7縦向き開脚旋回前移動:1馬端~5逆馬端E
8開脚シバド移動:縦向き開脚旋回後ろ移動3/3部分(1馬端~3あん部馬背~5逆馬端)D
91回の旋回で横向き正面横移動(1馬端~2ポメルから4ポメル~5逆馬端)D
10DSA(ダイレクトシュテクリA)倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下りD
Dスコア:6.5(F1 E4 D4 C1)
Eスコア:8.666
得点:15.166
大きな開脚旋回を見せくれました。
特にブスナリの後処理の開脚旋回の大きさは素晴らしいと思います。
このエントリーをはてなブックマークに追加

2023パリWCC・種目別決勝あん馬、1位のマックス・ウィットロック選手(イギリス)の演技です。

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1正交差(セア)倒立
正交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして逆交差入れ支持
D
2G難度のコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)1080°転向
縦縦ループ→縦横ループ→下向き(ロシアン)1080°転向
G
3
あん部馬背下向き(ロシアン)1080°転向
E
4
E難度のフロップ:1ポメル上で4フロップ
縦縦ループ→縦横ループ→横から横でシュテクリB→横縦ループ
E
5ブスナリ
1ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立1回ひねり3/3部分移動下ろして開脚旋回
F
61回の旋回で横向き正面横移動(1馬端~2ポメルから4ポメル~5逆馬端)D
7ロス:下向き(ロシアン)360°転向3/3部分移動D
8ウ・グォニアン:下向き(ロシアン)720°転向3/3部分移動E
9馬端馬背下向き(ロシアン)1080°転向D
10DSA(ダイレクトシュテクリA)倒立5/4(450°)ひねり3/3部分移動下り
E
Dスコア:6.9(G1 F1 E4 D4)
Eスコア:8.550
得点:15.450
「開脚マジャール移動」と「ウルジカ2」を抜いて「あん部馬背下向き(ロシアン)1080°転向」と「1回の旋回で横向き正面横移動(1馬端~2ポメルから4ポメル~5逆馬端)」を取り入れた6.9の構成です。
ウィットロック選手は縦移動の技の角度減点が多いように見えていたので、世界最高クラスのDスコアを維持しつつEスコア対策をしてきてさすがだと思います。
相変わらずの化け物じみた体力は健在でこれだけの技を盛り込んだ構成にも関わらず疲れを見せずに淡々と演技を進めるウィットロック選手らしい体操が見られました。
このエントリーをはてなブックマークに追加

2023WCC・種目別決勝、オレグ・ベルニャイエフ選手(ウクライナ)のあん馬と平行棒の演技です。
ベルニャイエフ選手の復帰戦です!

■あん馬:2位

技順グループ

技と技の内容(通称など)難度
1正交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして逆交差入れ支持
正交差(セア)倒立
D
2ショーン(メリーゴーランド):1ポメル上で片腕支持で上向き全(360°)転向
E
3Eフロップ:1ポメル上で4フロップ
シュテクリB→シュテクリB→横縦ループ→縦横ループ
E
4
Eコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)360°転向
横縦ループ→縦横ループ→下向き(ロシアン)360°転向
E
5
あん部馬背下向き(ロシアン)1080°転向E
6シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分
1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端
D
7ウ・グォニアン:下向き(ロシアン)720°転向3/3部分移動E
8
ロス:下向き(ロシアン)360°転向3/3部分移動D
9馬端馬背下向き(ロシアン)1080°転向D
10dsA(ダイレクトシュテクリA)倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下り
D
Dスコア:6.5(E5 D5)
Eスコア:8.300
得点:14.800
当時E難度だった「1ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立1回ひねり3/3部分移動下ろして逆交差入れ支持」の代わりに「馬端馬背下向き(ロシアン)1080°転向」を取り入れた6.5の構成です。
ウ・グォニアンで脚が開いてしまいましたが、おそらくはフル構成の6.5をしっかりとまとめて銀メダルを獲得しました。

■平行棒:1位

技順グループ
技と技の内容(通称など)技の難度
1後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持:(ホンマ、ソニック)D
2棒下宙返り1/2ひねり倒立
E
3シャルロ:棒下宙返り単棒縦向き倒立(静止1秒)E
4単棒ヒーリー:ベジェナル
単棒倒立から後ろ振り片腕支持1回ひねり支持
E
5マクーツ
前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、
軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持
E
6ティッペルト
倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立
D
7バブサー
倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂
E
8ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
9前振り1/4ひねり単棒横向き倒立(Dツイスト)D
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りE
Dスコア:6.6(E6 D4)
Eスコア:8.400
得点:15.000
復帰戦でいきなりフル構成を実施し、見事に通して金メダルを獲得しました。
このエントリーをはてなブックマークに追加

鄒敬園(ゾウ・ジンユェン)選手(中国)のあん馬の最新の練習映像です。
動画は早送りになっているので速度調整で0.5にするとちょうどいい速さで見られると思います。

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1正交差(セア)倒立
正交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして正交差入れ支持
D
2両ポメル上での横向き旋回A
3E難度のフロップ:1ポメル上で4フロップ
シュテクリB→横縦ループ→縦横ループ→シュテクリB
E
4
横向き旋回1回ひねり(2回以内の旋回で):(横向きシュピンデル)D
5ロス:下向き(ロシアン)360°転向3/3部分移動D
6馬端馬背下向き(ロシアン)1080°転向D
7マジャール移動:縦向き旋回前移動3/3部分
1馬端~3あん部馬背~5馬端
D
8シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分
1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端
D
91ポメル上での縦向き旋回(縦縦ループ):(縦向き旋回前移動1/3部分)B
101ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立5/4(450°)ひねり3/3部分移動下りE
Dスコア:5.7(E2 D6 B1 A1)
逆交差倒立(C難度)を抜いて、ロス(D難度)を加えて、横向きシュピンデル(D難度)を復活させた構成です。
E難度のフロップの構成やマジャール移動での手のつき方が変わっています。
A難度が入った5.7の構成ですが、団体戦で演技するとしたらここにD難度のコンバインを加えた6.0の構成が一番現実的でしょうか。
鄒敬園選手はブスナリ(F難度)、G難度のコンバイン、ウ・グォニアン(E難度)などの技も実施出来るので、パリまでにさらにDスコアを上げてくる可能性があります。

中国のトップクラスの選手たちはあん馬で積極的にE難度の下り技を実施しており、さらなるDスコアアップを国レベルで進めている印象があります。
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022ヨーロッパ選手権・ポディウムトレーニング、ハムレット・マヌキャン選手(アルメニア)のあん馬の映像です。

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1正交差とび横移動1/4前方ひねり~1/4後方ひねり逆交差入れC
2F難度のコンバイン:1ポメル上でベルトンチェリを含む2フロップからロシアン(下向き)360°転向
ベルトンチェリ(3/4ショーン):両ポメル上で横向き正面支持から、1ポメル上で片腕支持で上向き270°転向をして1ポメル上での縦向き背面支持を経て、1ポメル上での縦向き正面支持
→縦横ループ→ロシアン(下向き)360°転向
F
3ショーン(メリーゴーランド)
両ポメル上で横向き正面支持から、1ポメル上で片腕支持上向き全(360°)転向して
両ポメル上での背面横向き支持を経て、両ポメル上での横向き正面支持
E
4dsB(ダイレクトシュテクリB)
両ポメル上での横向き正面支持から上向きで1/4正転向をし、1ポメル上での縦向き背面支持を経て、
下向きで1/4逆転向をして最初の横向き支持とは反対向きで1ポメル上での横向き正面支持
B
5E難度のフロップ:1ポメル上で4フロップ
横から横でシュテクリB→横から横でシュテクリB→横縦ループ→縦縦ループ
E
6縦向き旋回前移動3/3部分(1馬端~2ポメル~4ポメル~5馬端)C
7馬端馬背下向き(ロシアン)1080°転向D
8
1ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下りD








Dスコア:5.2(F1 E2 D2 C2 B1)
おそらくジュニア選手だと思いますが、「正交差とび横移動1/4前方ひねり~1/4後方ひねり逆交差入れ」の足の高さ、腰の高い旋回など素晴らしいです。
「ベルトンチェリから始まるF難度のコンバイン」や「ショーン」など高難度の技をキレイに実施していて、あん馬好きとしては今後の活躍がとても楽しみな選手です。
このエントリーをはてなブックマークに追加

李智凱(リー・チーカイ)選手(台湾)のあん馬、新技入りの新しい演技です。

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1逆交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして逆交差入れ支持:逆交差(セア)倒立
C
2下向き逆移動(逆リア)180°転向倒立180°ひねり3/3部分移動下ろして開脚旋回
E
3アイヒホルン
横向き開脚旋回1回ひねり移動(2回以内の旋回で逆馬端へ移動し再び戻る)
E
4横向き開脚旋回1回ひねり(2回以内の旋回で):横向き開脚旋回シュピンデルD
51回の旋回で横向き正面横移動(1馬端~2ポメルから4ポメル~5逆馬端) D
6開脚旋回1回ひねりをしながら縦向き前移動3/3部分(2回以内の旋回で)
1馬端~3あん部馬背~5馬端
E?
7ウルジカ2:開脚旋回1回ひねりをしながら縦向き後ろ移動3/3部分(2回以内の旋回で)
1馬端~3あん部馬背~5馬端
E
8縦向き開脚旋回前移動(両ポメルを超えて1馬端~5馬端)E
9開脚シバド移動:縦向き開脚旋回後ろ移動3/3部分(1馬端~3あん部馬背~5馬端)D
10下向き逆移動(逆リア)180°転向倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下りD
Dスコア:6.4(E5 D4 C1)
Eスコア:9.100
得点:15.500
得点の詳細が不明なため推測です。
6の技がおそらく新技ですが、おそらくこの技は7のウルジカ2と同一枠になりそうな気がします。
ちなみに最近名前が付いた技の「バーカート:横向き開脚旋回1回ひねりをしながら横向き正面横移動(1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端)」もウルジカ2と同一枠です。
このエントリーをはてなブックマークに追加

ステフィン・ネドロシック選手(アメリカ)のあん馬、Dスコア7.1の練習映像です。

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1ミクラック
正交差(セア)とび横移動1/2ひねり逆交差入れ:馬端~馬端
D
2ブスナリ
1ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立1回ひねり3/3部分移動下ろして開脚旋回
F
3H難度のコンバイン:1ポメル上でベルトンチェリを含む2フロップからロシアン(下向き)1080°転向
ベルトンチェリ(3/4ショーン):両ポメル上で横向き正面支持から、1ポメル上で片腕支持で上向き270°転向をして1ポメル上での縦向き背面支持を経て、1ポメル上での縦向き正面支持
→縦横ループ→ロシアン(下向き)1080°転向
H
4ショーン(メリーゴーランド)
両ポメル上で横向き正面支持から、1ポメル上で片腕支持上向き全(360°)転向して
両ポメル上での背面横向き支持を経て、両ポメル上での横向き正面支持
E
5ベズゴ(逆メリーゴーランド)
両ポメル上で横向き正面支持から横向き背面支持を経て、1ポメル上で片腕支持で下向き360°転向で横向き正面支持
E
6E難度のフロップ:1ポメル上で4フロップ
横縦ループ→縦横ループ→横から横でシュテクリB→横から横でシュテクリB
E
7ウ・グォニアン:下向き(ロシアン)720°転向3/3部分移動
E
8マジャール移動:縦向き旋回前移動3/3部分(1馬端~3あん部馬背~5馬端)
D
9シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分(1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端)
D
101ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立5/4(450°)ひねり3/3部分移動下り
E
Dスコア:7.1(H1 F1 E5 D3)
ネドロシック選手は肘に複数の怪我を抱えていましたが12週間前に再びトレーニングを開始したとのことです。
このハードな構成でどこまで完成度を高められるか注目しています。
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022USクラシック、ステフィン・ネドロシック選手(アメリカ)のあん馬の演技です。

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1ミクラック
正交差(セア)とび横移動1/2ひねり逆交差入れ:馬端~馬端
D
2
ブスナリで落下
両ポメル上での横向き旋回

A
3H難度のコンバイン:1ポメル上でベルトンチェリを含む2フロップからロシアン(下向き)1080°転向
ベルトンチェリ(3/4ショーン):両ポメル上で横向き正面支持から、1ポメル上で片腕支持で上向き270°転向をして両ポメル上での縦向き背面支持を経て、両ポメル上での縦向き正面支持
→縦横ループ→ロシアン(下向き)1080°転向
H
4ショーン(メリーゴーランド)
両ポメル上で横向き正面支持から、1ポメル上で片腕支持上向き全(360°)転向して
両ポメル上での背面横向き支持を経て、両ポメル上での横向き正面支持
E
5ベズゴ(逆メリーゴーランド)
両ポメル上で横向き正面支持から横向き背面支持を経て、1ポメル上で片腕支持で下向き360°転向で横向き正面支持
E
6E難度のフロップ:1ポメル上で4フロップ
横縦ループ→縦横ループ→横から横でシュテクリB→横から横でシュテクリB
E
7ウ・グォニアン:下向き(ロシアン)720°転向3/3部分移動
E
8マジャール移動:縦向き旋回前移動3/3部分(1馬端~3あん部馬背~5馬端)
D
9シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分(1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端)
D
101ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下り
D
Dスコア:6.5(H1 E4 D4 A1)
Eスコア:7.050
ボーナス:1.193
得点:14.743
世界初の「H難度のコンバイン」の実施はやはりネドロシック選手でした。
ブスナリで落下してしまいましたが、その後は得意の「ショーン」と「ベズゴ」を見せてくれました。
「ウ・グォニアン」で旋回がふらつきましたが堪えてなんとんか下り技までもっていきました。
仮にブスナリが成功していれば世界最高Dスコアの7.0(H1 F1 E4 D4)でした。
春先にネドロシック選手がツイートしていた7.0の構成が明らかになり、とてもうれしく思います。
このエントリーをはてなブックマークに追加

E難度に格上げされた「縦向き旋回前移動(両ポメルを超えて1馬端~5馬端)」の実施がこれから増えてくると思うので、こちらもF難度に格上げされた「ドリッグス」と何が違うのか書いていきます。

見極めるポイントは1馬端~5馬端で逆馬端に手を付いた時の支持姿勢です。
画像と動画で示します。

・縦向き背面支持ならば「縦向き旋回前移動(両ポメルを超えて1馬端~5馬端)、5馬端で縦向き背面支持」でE難度。
Nariman Kurbanov (KAZ) 7th PH EF Cottbus World Cup 2022_Moment
画像の姿勢が縦向き背面支持。


動きとしては動画のようになります。

・縦向き正面支持なら「ドリッグス:縦向き旋回前移動(両ポメルを超えて1馬端~5馬端)、5馬端で縦向き正面支持」でF難度。
この正面支持は「“とび”の局面を判断するため、正面支持臥の姿勢を求めていたが、これを要求する捌きは、F難度に設定され、要求せずに馬端から馬端へと移動する捌きはE難度として独立して枠が与えられた」と髙橋孝徳審判長の論文に書かれています。
※引用元:体操競技男子 2022-2024 年版採点規則の概要と演技構成上の指標
y2mate.com - Unique and New skills_480p_Moment
画像の姿勢が縦向き正面支持。


動きとしては動画のようになります。

どちらの技も開脚で実施する選手も現れています。

・「縦向き開脚旋回前移動(両ポメルを超えて1馬端~5馬端)、5馬端で縦向き背面支持」
淺山侑大選手

・「開脚ドリッグス:縦向き開脚旋回前移動(両ポメルを超えて1馬端~5馬端)、5馬端で縦向き正面支持」
マイケル・レイド選手(アメリカ)
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022全日本個人総合選手権、種目別あん馬2位の淺山侑大選手の演技です。
動画は二つ目に投稿してありますので→をクリックしてください。
技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1正交差横移動1/2ひねり(前方1/4ひねり+後方1/4ひねり)正交差入れB
2F難度のフロップ:1ポメル上で開脚4フロップ
横から横でシュテクリB→横縦ループ→縦横ループ→横から横でシュテクリB
F
3ピネーロ:両ポメルを挟んで下向き180°転向
両ポメルを挟みながらの横向き正面支持から横向き背面支持を経て、下向き逆1/4転向をし、馬端中向きでの縦向き正面支持を経て、上向き1/4転向で両ポメルを挟みながらの横向き背面支持を経て、最初の横向き正面支持とは反対向きで両ポメルを挟みながらの横向き正面支持
D
4
ケイハ3:両ポメルを挟みながら横向きdsA(ダイレクトシュテクリA)
両ポメルを挟みながらの横向き正面支持から上向き1/4正転向をし、馬端外向きでの縦向き背面支持を経て、下向き1/4逆転向で最初の横向き正面支持とは反対向きで両ポメルを挟みながらの横向き正面支持
D
5ケイハ4
両ポメルを越えて縦向き後ろ移動(5馬端~1馬端)をしながら1/2ひねり(1/2シュピンデル)
E
6アブ・アル・サウド:両ポメルを越えて下向き逆移動
開脚旋回で馬端外向き縦向き支持から下向き逆移動で反対の馬端外向き縦向き支持
馬端外向き縦向き正面支持から馬端外向き縦向き背面支持を経て、下向き逆1/4転向をし、両ポメルを挟みながらの横向き正面支持を経て、上向き1/4正転向をし、馬端外向き縦向き背面支持を経て、最初の外向き正面支持とは反対向きで外向き正面支持
D
7開脚ベレンキ
馬端外向き縦向き支持から下向き逆移動270°(縦向き~横向き)、上向き転向180°(横向き~横向き背面支持)、下向き逆移動90°(横向き背面支持~縦向き)
D
8縦向き開脚旋回前移動(両ポメルを超えて1馬端~5馬端)
E
9開脚シバド移動:縦向き開脚旋回後ろ移動3/3部分(1馬端~3あん部馬背~5馬端)D
10下向き逆移動(逆リア)180°転向倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下りD
Dスコア:6.2(F1 E2 D6 B1)
Eスコア:8.400
得点:14.600
8技目の移動技はでE難度に格上げされた「縦向き開脚旋回前移動(両ポメルを超えて1馬端~5馬端)」以外は昨年と同じ構成です。
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ