2015世界選手権・個人総合決勝の個人的な注目選手とDスコアを書いてみました。
■1班
予選1位:内村航平選手 39.4(ゆか6.9、あん馬6.2、つり輪6.2、跳馬6.2、平行棒6.8、鉄棒7.1)
予選は当然ですか、団体決勝でも6種目演技して疲労が気にはなりますが、6連覇に期待です!

予選2位:オレグ・ベルニャイエフ選手(ウクライナ) 39.8(ゆか6.6、あん馬7.0、つり輪6.6、跳馬6.0、平行棒7.1、鉄棒6.5)
Dスコアを上げつつ実施も良くなっている印象を受けるベルニャイエフ選手。
予選のつり輪では「後ろ振り上がり中水平支持」などの振動系からの力技の実施が良くなっていると感じました。
ウクライナは団体決勝に出場していないので疲労は少ないと思われるので、世界一のDスコアの構成でどんな演技を見せてくれるのか非常に楽しみです!
Dスコアに関してはゆかは6.8、あん馬は7.1の40.0(ゆか6.8、あん馬7.1、つり輪6.6、跳馬6.0、平行棒7.1、鉄棒6.5)の構成を組んでくるかも知れません。

予選3位:ダニエル・パービス選手(イギリス) 36.8(ゆか6.5、あん馬6.2、つり輪6.1、跳馬5.6、平行棒6.5、鉄棒5.9)
予選6種目・団体3種目で安定した演技を実施したパービス選手。
スコットランド出身なので本当に地元ということになります。
自国開催の追い風にのり予選・団体と同様に安定した演技に期待しています。

予選4位:ダネル・レイバ選手(アメリカ) 38.1(ゆか6.5、あん馬6.4、つり輪5.8、跳馬5.2、平行棒6.9、鉄棒7.3)
銅メダルを獲得したロンドン五輪・個人総合決勝以来の出場です。
ゆかの「前方宙返り1回ひねり~前方伸身宙返り2回ひねり」、あん馬の下り技、つり輪の「ホンマ十字懸垂」
など不安なところもあるとは思いますが跳馬までは耐えて、世界トップレベルの平行棒・鉄棒で一気に順位を上げてくると予想されます。

予選5位:鄧書弟(デン・シュウディ)選手(中国) 39.5(ゆか6.7、あん馬6.1、つり輪6.8、跳馬6.0、平行棒7.1、鉄棒6.8)
団体決勝では4種目に出場し抜群の安定感を見せた鄧選手。
鄧選手の凄さは超高難度の構成はもちろんですが、昨年の団体決勝での鉄棒、今年の団体決勝での平行棒などの追い込まれた場面で普段以上の力を発揮できる強心臓だと思います。
Dスコアに関しては、あん馬はEフロップで落下しなければ6.4、つり輪では「ピネダ(D)」から「け上がり脚前挙十字懸垂(C)」に変えて6.7なので個人総合決勝では39.7(ゆか6.7、あん馬6.4、つり輪6.7、跳馬6.0、平行棒7.1、鉄棒6.8)の構成で来ると予想されます。

予選6位:肖若騰(シャオ・ルオテン)選手(中国) 37.9(ゆか6.1、あん馬6.9、つり輪6.1、跳馬6.0、平行棒6.0、鉄棒6.8)
中国の新しい代表選手です。
中国のあん馬と鉄棒のチャンピオンですが、団体決勝では振るいませんでした。
平行棒では「カロウ・ヒロユキ(G:後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり下り)」を実施できますが、今回の世界選手では実施しないようです。
団体決勝で振るわなかった鬱憤を個人総合決勝で晴らしてもらいたいです。
鉄棒は「アドラー1/2ひねり倒立(D)~伸身トカチェフ(D)」と繋げるので6.9で38.0で来ると思います。
下り技のフェドルチェンコにも注目です!

■2班
予選7位:マンリケ・ラルデュエ選手(キューバ) 39.2(ゆか6.8、あん馬6.0、つり輪6.7、跳馬6.0、平行棒6.7、鉄棒7.0) 
個人的には今回の世界選手権で一番の注目選手のラルデュエ選手です。
あん馬がウイークポイントですが、ポディウム・予選といい実施だったので大丈夫かと思います。
得意だとは思うのですが少し安定感に欠けるロペスが成功すれば、あるいは上位に食い込んでくる可能性も大きいと思います。
鉄棒はフェドルチェンコで下りてくるので、映ることがあれば注目です!

予選8位:萱和磨選手 37.7(ゆか6.0、あん馬6.8、つり輪6.1、跳馬5.6、平行棒6.6、鉄棒6.6)
予選・団体決勝の7演技で失敗のなかった萱選手です。
団体金の勢いでどこまで行けるのか非常に楽しみです!
国内やアジア選手権ではD難度で認定されていたトン・フェイですが、世界選手権ではC難度で認定されているようです。

予選9位:マックス・ウィットロック選手(イギリス) 38.6(ゆか6.8、あん馬7.2、つり輪5.7、跳馬6.0、平行棒6.2、鉄棒6.7)
予選ではあん馬でミス、鉄棒で落下とミスが出ましたが、団体決勝では全6種目演技して90.932点を出して団体銀メダルの立役者になったウィットロック選手。
昨年も予選、団体、個人総合と調子を上げてきたので今年もメダルの可能性は十分だと思います。
個人総合決勝になればあん馬は7.4の構成を実施するのかなと予想しています。

予選11位(10番目):アルトゥール・オヤカワ・マリアーノ選手(ブラジル) 36.3(ゆか6.4、あん馬6.1、つり輪5.7、跳馬5.6、平行棒6.0、鉄棒6.5)
予選・団体と安定した演技を実施したようです。
鉄棒ではジョージさんのコメントより玄人受けする素晴らしい実施を見せてくれると思います。

予選14位(12番目):ダビド・ベルヤフスキー選手(ロシア) 37.5(ゆか6.0、あん馬6.3、つり輪6.2、跳馬6.0、平行棒6.6、鉄棒6.4)
予選・団体と6種目演技しました。
ゆかは本来6.5を持っていますが団体決勝でも6.2だったことから難度を下げると予想されます。
今年はゆかのコリバノフや平行棒のバブサーなどを再び実施していますが、平行棒の「ベルヤフスキー(F:前方屈身2回宙返り下り)」を実施してくれないのが少し寂しいです。
昨年は個人総合で予選2位だったので当然実力もありますし、経験も豊富なので個人総合決勝での躍進に期待です。

■4班
予選27位(22番目):ファビアン・ハンビュヘン選手(ドイツ) 35.1(ゆか6.4、あん馬4.6、つり輪5.9、跳馬5.2、平行棒6.1、鉄棒6.9)
予選ではあん馬でミスが出て大幅にDスコアを下げてしまいましたが、今年はなんとあん馬でDスコアを5.2から5.6にあげました。
跳馬をシューフェルトの5.6から伸身ユルチェンコ跳び2回ひねりの5.2に下げたのでその分をあん馬で埋めたということなのかも知れません。
なのでドイツ・スイス・韓国対抗戦の36.4(ゆか6.4、あん馬5.6、つり輪5.9、跳馬5.2、平行棒6.1、鉄棒7.2)で鉄棒はこちらの7.4で36.6かなと予想しています。
とここままで書きましたが風邪で棄権だそうです…