内村航平選手と東京体育館について書きたいと思います。
なぜ最後の舞台に東京体育館を選んだのか私なりに考えてみました。

体操史上初の世界選手権個人総合3連覇を達成した場所が東京体育館です。
内村航平選手は2011年の東京世界選手権の個人総合の演技が一番良かったと各所で話しています。
おそらくはこの東京世界選手権の良いイメージが残っていたり、試合では唯一の「フェドルチェンコ(F):後方伸身2回宙返り3回ひねり」の着地を止めたりと、内村航平選手にとって思い出の場所なのだと思います。

東京体育館で達成した主な成績を振り返ると以下のようになり、内村航平選手の個人総合連勝記録の節目は東京体育館でした。
・2011東京世界選手権で史上初の個人総合3連覇
・2014東京W杯で6種目を演技した最後でフェドルチェンコ着ピタ
・2017全日本個人総合選手権で史上最多の全日本個人総合選手権10連覇
・2017NHK杯で個人総合40連勝目
・2018NHK杯で史上最多のNHK杯10連覇

特に鉄棒の着地は相性抜群です。
2010ジャパンカップ団体戦から始まり、
2010ジャパンカップ個人総合
2011ジャパンカップ団体戦
2011ジャパンカップ個人総合
2011東京世界選手権・予選
2011東京世界選手権・団体決勝
2011東京世界選手権・個人総合決勝
2011東京世界選手権・種目別決勝
2014東京W杯・個人総合
2017全日本個人総合選手権・予選
2017全日本個人総合選手権・決勝
と驚異の11回連続で着地を止めています。
さらに2014東京W杯は「フェドルチェンコ(F):後方伸身2回宙返り3回ひねり」の着地も決めてしまい、試合後のインタビューでは「東京体育館には何かある」と話していました。
2017NHK杯、2018全日本個人総合選手権・決勝では動いてしまうものの2018NHK杯では再び完璧に着地を止めました。

数々の記録を打ち立てた思い出の地となる東京体育館で開催されるKOHEI UCHIMURA THE FINAL、内村航平選手最後の個人総合6種目はどんな体操を見せてくれるのか、そして相性抜群の鉄棒の着地に最大限の期待を込めて楽しみにしています。