2021東京五輪・ポディウムトレーニング、内村航平選手の鉄棒の映像です。
動画はツイッターのフォロワー様に教えていただきました。
本当にありがとうございます!

・ブレットシュナイダー(H):バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり懸垂(コバチ2回ひねり)
・カッシーナ(G):バーを越えながら、後方伸身2回宙返り1回ひねり懸垂(伸身コールマン)
・コールマン(E):バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり懸垂
と順調に決めますが、「シュタルダーとび1回半ひねり片大逆手(D):後方開脚浮腰回転倒立とび1回半ひねり片大逆手」で落下してしまいました。
落下後もう一度「シュタルダーとび1回半ひねり片大逆手(D)」を実施しますがこれもうまくいきませんでした。
実施を見るにしっかりと1回半ひねりをひねり切り、より良い角度で倒立におさめて減点をなくしたいということが現われた動きだと思います。
続く「アドラー1回ひねり片逆手倒立(D):前方浮腰回転振り出し1回ひねり片逆手倒立」でも倒立が戻ってしまいましたが、こちらもより良い角度で倒立におさめて減点をなくすことを考えての実施だと思います。
車輪ひねり系の技の角度にもこだわって、さらに完璧を目指す内村航平選手の新たなる挑戦のように見えます。

こちらの映像では「アドラー1回ひねり片逆手倒立(D):前方浮腰回転振り出し1回ひねり片逆手倒立~ヤマワキ(D):後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂(伸身コスミック)」を実施しています。
特に最初の「アドラー1回ひねり片逆手倒立(D)」の倒立の角度が素晴らしいと思います。