2020ウクライナ選手権、個人総合1位のオレグ・ベルニャイエフ選手(ウクライナ)の演技です。
フォロワー様から教えていただいた情報ですが、怪我か体調不良かはわかりませんが試合前2週間は練習が出来なかったそうです。
それを踏まえて演技を見ることにします。
フォロワー様から教えていただいた情報ですが、怪我か体調不良かはわかりませんが試合前2週間は練習が出来なかったそうです。
それを踏まえて演技を見ることにします。
■ゆか
Dスコア:5.8(E3 D2 C4 B1 CV:0.2)
Eスコア:7.900
得点:13.800
本調子ではないためは着地が乱れますが、なんとか演技を通しました。
■あん馬
得点:15.000
ウ・グォニアン、ロスと脚が開いてしまいましたが落下せず演技を通す強さはさすがの一言です。
4のDフロップはシュテクリBを3回連続実施したため1回目のシュテクリBのみB難度を取るのが妥当だと思いますが、Dスコアが6.4のなのでDフロップとしました。
■つり輪
■跳馬
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 | 組み合わせ加点 |
---|---|---|---|---|
1 | Ⅲ | ロンダート~ 後方伸身宙返り3回半ねり:ゴンザレス | E | |
2 | Ⅱ | +前方伸身宙返り1回ひねり | C | 0.1 |
3 | Ⅲ | ロンダート~後転とび~ 後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり(かかえ込み新月面宙返り) | D | |
4 | Ⅲ | ロンダート~ 後方伸身宙返り2回半ひねり | D | |
5 | Ⅱ | +前方伸身宙返り1回半ひねり | C | 0.1 |
6 | Ⅱ | 前転とび~ 前方伸身宙返り2回半ひねり | E | |
7 | Ⅰ | ゴゴラーゼ:開脚旋回倒立1回ひねり下ろして開脚旋回 | C | |
8 | Ⅰ | フェドルチェンコ:下向き(ロシアン)1080°転向 | C | |
9 | Ⅰ | 立位から伸腕屈身力十字倒立 | B | |
10 | Ⅲ | ロンダート~ 後方伸身宙返り3回ひねり | D |
Eスコア:7.900
得点:13.800
本調子ではないためは着地が乱れますが、なんとか演技を通しました。
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅰ | 正交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして逆交差入れ支持 正交差(セア)倒立 | D |
2 | Ⅱ | ショーン(メリーゴーランド):1ポメル上で片腕支持で上向き全(360°)転向 | E |
3 | Ⅱ | 1ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立1回ひねり3/3部分移動下ろして逆交差入れ支持 | E |
4 | Ⅱ | Dフロップ:1ポメル上で3フロップ シュテクリB→シュテクリB→横縦ループ? | D |
5 | Ⅱ | Eコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)360°転向 横縦ループ→縦横ループ→下向き(ロシアン)360°転向 | E |
6 | Ⅲ | シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分 1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端 | D |
7 | Ⅲ | ウ・グォニアン:下向き(ロシアン)720°転向3/3部分移動 | E |
8 | Ⅲ | ロス:下向き(ロシアン)360°転向3/3部分移動 | D |
9 | Ⅱ | 馬端馬背下向き(ロシアン)1080°転向 | D |
10 | Ⅳ | dsA(ダイレクトシュテクリA)倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下り | D |
Dスコア:6.4(E4 D6)
Eスコア:8.600
ウ・グォニアン、ロスと脚が開いてしまいましたが落下せず演技を通す強さはさすがの一言です。
4のDフロップはシュテクリBを3回連続実施したため1回目のシュテクリBのみB難度を取るのが妥当だと思いますが、Dスコアが6.4のなのでDフロップとしました。
■つり輪
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅱ | ゆっくりと後方伸腕伸身逆上がり中水平支持:(後転中水平支持) | F |
2 | Ⅲ | 後ろ振り上がり中水平支持 | E |
3 | Ⅱ | ナカヤマ十字懸垂:背面水平懸垂経過十字懸垂 | D |
4 | Ⅰ | クーゲル:前方伸身懸垂回転 | A |
5 | Ⅰ | ヤマワキ:前方かかえ込み2回宙返り懸垂 | C |
6 | Ⅰ | ジョナサン(屈身ヤマワキ):前方屈身2回宙返り懸垂 | D |
7 | Ⅲ | 後ろ振り上がり開脚上水平支持 | C |
8 | Ⅰ | ほん転逆上がり倒立 | C |
9 | Ⅰ | 後ろ振り上がり倒立 | C |
10 | Ⅳ | 後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下り:(新月面宙返り下り) | E |
Dスコア:5.7(F1 E2 D3 C4)
Eスコア:8.600
得点:14.300
「ホンマ十字懸垂(D)」を抜いてA難度が入った5.7の演技構成です。
力技の姿勢などはいつも通りの実施で着地をピタリと止めました。
「ホンマ十字懸垂(D)」を抜いてA難度が入った5.7の演技構成です。
力技の姿勢などはいつも通りの実施で着地をピタリと止めました。
■跳馬
1.ドラグレスク:前転跳び前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり(ローチェ1/2ひねり)
Dスコア:5.6
Eスコア:9.300
減点:0.1
得点:14.800
本調子ではなくても安定しているドラグレスクです。
着地を止めたように見えましたが、惜しくも一歩動きラインオーバーしてしまいました。
2.ロペス:側転跳び1/4ひねり前方伸身宙返り1/2ひねり(伸身カサマツ跳び)2回ひねり
■平行棒
Dスコア:6.5(F1 E4 D4 C1)
Eスコア:8.800
得点:15.300
6の屈膝モイはB難度だと思いますがDスコアを合わせるためC難度としました。
実施は素晴らしいと思います。
Dスコア:5.6
Eスコア:9.300
減点:0.1
得点:14.800
本調子ではなくても安定しているドラグレスクです。
着地を止めたように見えましたが、惜しくも一歩動きラインオーバーしてしまいました。
2.ロペス:側転跳び1/4ひねり前方伸身宙返り1/2ひねり(伸身カサマツ跳び)2回ひねり
Dスコア:5.6
Eスコア:7.900
減点:0.1
減点:0.1
得点:13.400
失敗してしまいましたが、練習をつめていない中でもロペスを跳んでくる気持ちの強さがベルニャイエフ選手らしいと思います。
失敗してしまいましたが、練習をつめていない中でもロペスを跳んでくる気持ちの強さがベルニャイエフ選手らしいと思います。
■平行棒
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 技の難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅱ | 後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持:(ホンマ、ソニック) | D |
2 | Ⅲ | 棒下宙返り1/2ひねり倒立 | E |
3 | Ⅲ | シャルロ:棒下宙返り単棒縦向き倒立(静止1秒) | E |
4 | Ⅰ | 単棒ヒーリー:ベジェナル 単棒倒立から後ろ振り片腕支持1回ひねり支持 | E |
5 | Ⅰ | マクーツ 前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、 軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持 | E |
6 | Ⅲ | 屈膝モイ:倒立から屈膝で振り下ろし懸垂前振り上がり支持 | B→C? |
7 | Ⅲ | ティッペルト 倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立 | D |
8 | Ⅰ | ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持 | D |
9 | Ⅰ | 前振り1/4ひねり単棒横向き倒立(Dツイスト) | D |
10 | Ⅳ | 前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下り | F |
Eスコア:8.800
得点:15.300
6の屈膝モイはB難度だと思いますがDスコアを合わせるためC難度としました。
実施は素晴らしいと思います。
■鉄棒
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 | 組み合わせ加点 |
---|---|---|---|---|
1 | Ⅲ | 懸垂振り出し倒立 | A | |
2 | Ⅱ | ヤマワキ(伸身コスミック) 後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂 | D | |
3 | Ⅰ | 後方車輪 | A | |
4 | Ⅱ | トカチェフ:懸垂前振り開脚背面とび越し懸垂 | C | |
5 | Ⅱ | リンチ 懸垂前振り開脚背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立 | D | |
6 | Ⅰ | 前方車輪 | A | |
7 | Ⅲ | アドラー1回ひねり片逆手倒立 前方浮腰回転振り出し1回ひねり片逆手倒立 | D | |
8 | Ⅲ | アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立 | D | |
9 | Ⅰ | クースト:後方とび車輪1回ひねり(ホップターン) | C | |
10 | Ⅳ | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:ワタナベ(伸身新月面宙返り下り) | E |
Dスコア:4.9(E1 D4 C2 A3の5.0に見えます)
Eスコア:8.400
得点:13.300
本調子ではないためA難度が3技入った演技構成です。
実施はまずまずと言ったところですが6種目で大きなミスを出さずにまとめてくるのはさすがとしか言えません。
本調子ではないためA難度が3技入った演技構成です。
実施はまずまずと言ったところですが6種目で大きなミスを出さずにまとめてくるのはさすがとしか言えません。
合計Dスコア:35.0(ゆか5.9、あん馬6.4、つり輪5.7、跳馬5.6、平行棒6.5、鉄棒4.9)
合計Eスコア:51.600
減点:0.1
合計得点:86.500
合計Eスコア:51.600
減点:0.1
合計得点:86.500
コメント
コメント一覧 (6)
やはり本調子ではないのでしょうか、いつもより乱れが多いようですね。あん馬もEスコアが示すほどよい実施には見えません。
それでも鉄棒以外では大舞台での演技に準ずるくらいの難度を出していますね、鉄棒はもしかしたら最後の演技で無理をしたくなかったのかもしれませんね。
あと些事ですが床の5番目の技にはCVが付くでしょうか、あと吊り輪の4,5番目の技の難度が違うように思います。
いよいよ各国試合が始まってシーズンインという雰囲気が出てきたので、投稿回数を増やしていけたらと思っています。
そうですね。まだまだ本領発揮には至りませんがそれでも鉄棒以外は高難度の演技を実施してくるあたり本当にベルニャイエフ選手のメンタルとフィジカルの強さを見ることが出来ました。
ご指摘ありがとうございます。
修正しました。
全く転位していないように見えるのでこの捌きはそもそも肩転位のつもりでやっていないと認識していたのですが、、
私の勉強不足でしたらすみません。一種は一応持っていますが。
私も正直微妙だとは思うのですが、Dスコアを合わせるため、取れているのではないかという推測で書いています。
前にあった公式戦でもこの捌きでA難度認定されていたようなので……
私も勉強不足で確実なことが言えず申し訳ありません……
クーゲルのAで問題無く5.7だと思いますが。
クーゲルで取れるのですね。
教えていただきありがとうございます。