2016リオ五輪・種目別決勝平行棒の演技です。
金メダル:オレグ・ベルニャイエフ選手(ウクライナ)

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持:ホンマ、ソニックD
2棒下宙返り1/2ひねり倒立E
3シャルロ:棒下宙返り単棒倒立、静止1秒E
4ベジェナル(単棒ヒーリー):単棒倒立から後ろ振り片腕支持1回ひねり支持
(B難度以上のとび振動技で単棒倒立から)
E
5棒下宙返り倒立D
6ティッペルト:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立D
7バブサー:倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂E
8ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
9前振り1/4ひねり単棒横向き倒立:(Dツイスト)D
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りF
Dスコア:7.1(F1 E4 D5)
Eスコア:8.941
得点:16.041
「棒下宙返り1/2ひねり倒立(E)」と「棒下宙返り倒立(D)」で倒立が反れますがさすがとしか言いようのない修正能力で何事もなかったかのように演技を続けます。
「Dツイスト」の倒立をしっかり決めて着地も止め、見事に金メダルを獲得しました。

銀メダル:ダネル・レイバ選手(アメリカ)

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1棒下宙返り倒立D
2テン・ハイビン:棒下宙返り片腕支持1回ひねり倒立F
3シャルロ:棒下宙返り単棒倒立、静止1秒E
4棒下宙返り3/4ひねり倒立E
5車輪ディアミドフ1/2ひねり倒立
後方車輪から片腕支持5/4ひねり単棒横向き倒立経過、1/4ひねり両棒倒立
E
6車輪ディアミドフ:後方車輪から片腕支持1回ひねり倒立D
7後方車輪倒立:ケンモツC
8ハラダ:(アームライヘルト)
前振り(腕支持)上がり後方かかえ込み宙返り1/2ひねり腕支持
D
9前振り1/2ひねり倒立:(ツイスト)C
10前方かかえ込み2回宙返り下りE
Dスコア:6.9(F1 E4 D3 C2)
Eスコア:9.000
得点:15.900
「テン・ハイビン(F)」の倒立が流れずしっかり止める実施が素晴らしいと思います。
その他の技も素晴らしい実施で着地を止めて銀メダルを獲得しました。

銅メダル:ダビド・ベルヤフスキー選手(ロシア)

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1棒下宙返り倒立
D
2シャルロ:棒下宙返り単棒倒立、静止1秒
E
3リチャード:前振り(腕支持)上がり肩腕支持1回ひねり倒立(アームディアミドフ)E
4ティッペルト:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立D
5バブサー:倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂E
6後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持:ホンマ、ソニックD
7ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
8
前振り1/4ひねり単棒横向き倒立:(Dツイスト)
単棒横向き前方開脚浮腰上がり開脚浮腰支持経過横向き倒立
D
B
9前振り1/2ひねり倒立:(ツイスト)C
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りF
Dスコア:6.9(F1 E3 D5 C1)
Eスコア:8.833
得点:15.733
素晴らしい実施を重ね銅メダルを獲得しました。

4位:鄧書弟(デン・シュウディ/トウ・ショテイ)選手(中国)

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1
ドミトリエンコ:前振り(腕支持)上がり後方かかえ込み2回宙返り腕支持
E
2タナカ:後方車輪から1/2ひねり前方かかえ込み1回半宙返り腕支持
F
3ファン・リーピン(屈身モリスエ):棒上後方屈身2回宙返り腕支持E
4棒下宙返り1/2ひねり倒立
E
5棒下宙返り倒立
D
6屈身ベーレ:後方車輪から後方屈身2回宙返り腕支持E
7バブサー:倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂
E
8ティッペルト:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立D
9ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
10後方屈身2回宙返り下りD
Dスコア:7.2(F1 E5 D4)
Eスコア:8.566
得点:15.766
ドミトリエンコは屈身でも実施出来ますが、ここでは変わりに「タナカ(F)」を実施することでDスコアを7.2まで上げてきました。
「棒下宙返り1/2ひねり倒立(E)」で倒立が反れますが、問題なく演技を続けます。
着地まで良い実施を見せましたが、Eスコアは8.566と伸びませんでした。

5位:マンリケ・ラルデュエト選手(キューバ)

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持:ホンマ、ソニック
D
2シャルロ:棒下宙返り単棒倒立、静止1秒
E
3棒下宙返り倒立D
4棒下宙返り1/2ひねり倒立
E
5マクーツ
前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、
軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持
E
6ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
7前方開脚5/4宙返り開脚抜き腕支持:(爆弾カット) D
8バブサー:倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂E
9ティッペルト:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立
D
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りF
Dスコア:7.1(F1 E3 D5 C1)
Eスコア:8.525
得点:15.625
「棒下宙返り1/2ひねり倒立(E)」で倒立が反れますがそれ以外は良い実施を見せました。
「前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下り(F)」は着地を決めて当然と言ってもいい程の正確さがあります。

6位:アンドレイ・ムンテアン選手(ルーマニア)

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1
前振り上がり(腕支持)開脚抜き倒立
B
2棒下宙返り1/2ひねり倒立E
3棒下宙返り倒立D
4シャルロ:棒下宙返り単棒倒立、静止1秒E
5ベジェナル(単棒ヒーリー):単棒倒立から後ろ振り片腕支持1回ひねり支持
(B難度以上のとび振動技で単棒倒立から)
E
6ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
7モイ:懸垂前振り支持C
8バブサー:倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂E
9ティッペルト:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立D
10後方屈身2回宙返り下りD
Dスコア:6.6(E4 D4 C1 B1)
Eスコア:9.000
得点:15.600
完成度の高い演技でEスコア9.000をマークします。

7位:加藤凌平選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持:ホンマ、ソニック
D
2棒下宙返り1/2ひねり倒立E
3棒下宙返り倒立D
4ベーレ:後方車輪から後方かかえ込み2回宙返り腕支持D
5ティッペルト:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立D
6モリスエ:棒上後方かかえ込み2回宙返り腕支持
D
7ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持
D
8後方車輪から後方かかえ込み宙返り1/2ひねり腕支持:(車輪ライヘルト)D
9前方開脚5/4宙返り開脚抜き腕支持:(爆弾カット) D
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りF
Dスコア:6.8(F1 E1 D8)
Eスコア:8.433
得点:15.233
「棒下宙返り1/2ひねり倒立(E)」、「棒下宙返り倒立(D)」で倒立にはまらなかった影響かベーレはかかえ込みで実施しました。
「モリスエ(D)」は開き局面を見せる素晴らしい実施です。
下り技では「前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下り(F)」にチャレンジし見事に成功させたメンタルの強さと度胸はさすがの一言です。

8位:尤浩(ヨウ・ハオ)選手(中国)

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1ファン・リーピン(屈身モリスエ):棒上後方屈身2回宙返り腕支持E
2ドミトリエンコ:前振り(腕支持)上がり後方かかえ込み2回宙返り腕支持
E
3タナカ:後方車輪から1/2ひねり前方かかえ込み1回半宙返り腕支持
F
4棒下宙返り1/2ひねり倒立
E
5棒下宙返り倒立
D
6屈身ベーレ:後方車輪から後方屈身2回宙返り腕支持E
7バブサー:倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂E
8ティッペルト:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立D
9ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りF
Dスコア:7.4(F2 E5 D3)
Eスコア:7.433
得点:14.833
世界最高値であるDスコア7.4の構成で五輪種目別決勝に挑みます。
2015世界選手権で棒上落下疑惑のあった「ティッペルト(D)」ですが、ここでも少し危ない実施でした。
下り技で着地に失敗し、8位に沈みました。