2017全日本種目別選手権、内村航平選手の演技です。
内村航平選手はあん馬と鉄棒にエントリーしました。
・予選

■あん馬

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1逆交差(セア)倒立:逆交差1/4ひねり右腕支持1ポメル上倒立経過、左腕支持で下ろして正交差入れ支持D
2両ポメル上での横向き旋回A
3Ⅱ E難度のフロップ:1ポメル上で4フロップ
縦横ループ→シュテクリB→横縦ループ→縦横ループ
E
4D難度のコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)180°転向
縦縦ループ→縦横ループ→下向き(ロシアン)180°転向
D
5トン・フェイ:縦向き~横向き支持
下向き正転向移動:1馬端で縦向き~5馬端で横向き支持
ポメルまたはポメル間に着手なしで下向き(ロシアン)270°転向
D
6ロス:下向き(ロシアン)360°転向3/3部分移動D
7ウ・グォニアン:下向き(ロシアン)720°転向3/3部分移動E
8マジャール移動:縦向き旋回前移動3/3部分
1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端
D
9シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分
1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端
D
101ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下りD
Dスコア:5.9(E2 D7 A1)
Eスコア:8.500
得点:14.400
「1ポメル上での縦向き旋回(B)」を抜いて「トン・フェイ(D)」を取り入れDスコアを0.2上げた5.9の演技構成。
「E難度のフロップ」では従来の「横横でシュテクリB→横縦ループ→縦横ループ→横横でシュテクリB」ではなく構成を変えて初となる「縦横ループ→シュテクリB→横縦ループ→縦横ループ」の実施を見せました。
「トン・フェイ(D)」を入れても実施は変わらず素晴らしい演技で4位で種目別決勝進出しました。

■鉄棒

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1屈身コバチ:バーを越えながら、後方屈身2回宙返り懸垂E
2カッシーナ(伸身コールマン)
バーを越えながら、後方伸身2回宙返り1回ひねり懸垂
G
3シュタルダーとび1回半ひねり片大逆手
後方開脚浮腰回転倒立とび1回半ひねり片大逆手
D
4アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立D
5~コールマン:バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり懸垂E
6アドラー1回ひねり片逆手倒立
前方浮腰回転振り出し1回ひねり片逆手倒立
D
7~ヤマワキ(伸身コスミック)
後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂
D
8エンドー:前方開脚浮腰回転倒立B
9クースト:後方とび車輪1回ひねり(ホップターン)C
10後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:ワタナベ(伸身新月面宙返り下り)
E
Dスコア:6.3(G1 E3 D4 C1 B1)
Eスコア:8.150
得点:14.450
「コールマン(E)」が片手キャッチとなりましたが落下は免れ、その後の演技ではまったく影響を見せず着地を決めて4位で種目別決勝進出しました。

・決勝

■あん馬:3位

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1逆交差(セア)倒立:逆交差1/4ひねり右腕支持1ポメル上倒立経過、左腕支持で下ろして正交差入れ支持D
2両ポメル上での横向き旋回A
3Ⅱ E難度のフロップ:1ポメル上で4フロップ
縦横ループ→シュテクリB→横縦ループ→縦横ループ
E
4D難度のコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)180°転向
縦縦ループ→縦横ループ→下向き(ロシアン)180°転向
D
5トン・フェイ:縦向き~横向き支持
下向き正転向移動:1馬端で縦向き~5馬端で横向き支持
ポメルまたはポメル間に着手なしで下向き(ロシアン)270°転向
D
6ロス:下向き(ロシアン)360°転向3/3部分移動D
7ウ・グォニアン:下向き(ロシアン)720°転向3/3部分移動E
8マジャール移動:縦向き旋回前移動3/3部分
1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端
D
9シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分
1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端
D
101ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下りD
Dスコア:5.9(E2 D7 A1)
Eスコア:8.500
得点:14.400
予選に続き素晴らしい演技で3位となりました。

■鉄棒:1位

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1屈身コバチ:バーを越えながら、後方屈身2回宙返り懸垂E
2カッシーナ(伸身コールマン)
バーを越えながら、後方伸身2回宙返り1回ひねり懸垂
G
3+コールマン:バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり懸垂E0.2
4シュタルダーとび1回半ひねり片大逆手
後方開脚浮腰回転倒立とび1回半ひねり片大逆手
D
5アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立D
6~ゲイロード2:バーを越えながら、後方屈身2回宙返り1/2ひねり懸垂E
7アドラー1回ひねり両逆手倒立
前方浮腰回転振り出し1回ひねり片逆手倒立
E
8

ヤマワキ(伸身コスミック)
後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂
エンドー:前方開脚浮腰回転倒立
D

B

9クースト:後方とび車輪1回ひねり(ホップターン)C
10後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:ワタナベ(伸身新月面宙返り下り)
E
Dスコア:6.9(G1 E5 D3 C1 CV:0.2)
Eスコア:8.850
得点:15.750
ルール変更で放れ技を5つ取り入れられるようになったということでコバチ系を4技取り入れた構成にしました。
「カッシーナ(G)~コールマン(E)」は相変わらず美しく完璧な実施で、「ゲイロード2(E)」では少し肘が曲がり力を使った形になりましたが、着地は僅かに跳ねる程度に押さえて超高難度の構成ながら内村航平選手らしい素晴らしい演技を見せてくれました。
この鉄棒のDスコア6.9は齊藤優佑さんが2017全日本種目別選手権で実施し落下してしまったDスコア7.0を除けば2016 -2021のルールでは世界最高値となります。