2019世界選手権、ロシアの団体の演技予想(アブリャジン選手が代表の場合)です。
ロシアはまだ代表が確定していないため、完全に私の妄想に近い予想となりますのであくまで参考程度ということでお願いします。
ダラロヤン選手とナゴルニー選手がDスコアを上げたことでロシアが中国のDスコア予想値110.3に追いつく勢いの110.1まで上げて来ているかも知れません。
※ミカンさんにアブリャジン選手がゆかの演技をしない可能性があると教えていただいたので、ゆかの演技者をアブリャジン選手からストレトヴィチ選手に変更しました。

ベルヤフスキー
ダラロヤン
ナゴルニー
ストレトヴィチ
アブリャジン
合計
ゆか-6.36.55.8-18.6
あん馬5.8~6.4-6.36.0-18.7
つり輪-6.06.0-6.118.1
跳馬-5.65.6-6.0?17.2
平行棒6.66.46.4--19.4
鉄棒-6.05.86.3-18.1
演技数25632110.1
■ゆか
ニキータ・ナゴルニー選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1
ロンダート~後転とび~
リューキン:後方かかえ込み3回宙返り

H

2
前転とび~
前方屈身2回宙返り1/2ひねり

F

3前方伸身宙返り2回ひねり 
D
4+前方かかえ込み2回宙返りD0.2
5
ロンダート~
後方伸身宙返り2回半ひねり

D

6+前方伸身宙返り1回ひねり
C0.1
7~前方伸身宙返り1回半ひねりC
8ロンダート~
後方伸身宙返り2回ひねり

C

9
開脚座から伸腕屈身力十字倒立C
10
ロンダート~後転とび~
後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり:(ムーンサルト)

D

Dスコア:6.5(H1 E1 D5 C2 B1 CV:0.3)
十字倒立の前は新月面(E)を実施出来ますが、おそらく団体で6種目演技することになるので負担を考慮し、この6.5の構成だと思います。

アルトゥール・ダラロヤン選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1前方伸身宙返り1回ひねりC
2+前方屈身2回宙返り
E0.1
3
前方伸身宙返り
~前方屈身2回宙返り1/2ひねり
B
F
手を突く
4
ロンダート~
後方伸身宙返り1回半ひねり

C

5~前方伸身宙返り2回半ひねり
E

6
ロンダート~後転とび~
後方伸身宙返り2回ひねり 

C

7開脚座から伸腕屈身力十字倒立
C
8
ロンダート~後転とび〜
後方伸身宙返り2回半ひねり
D
9+前方伸身宙返り2回ひねりD0.2
10
ロンダート~後転とび~
後方伸身宙返り3回ひねり

D

Dスコア:6.3(F1 E2 D3 C4 CV:0.3)

イヴァン・ストレトヴィチ選手

技順技のグループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点

1

ロンダート~後転とび~
後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり:(新月面宙返り)

E

2前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねりE
3前方伸身宙返り2回ひねり D
4+前方伸身宙返り1回ひねり C0.1
5
ロンダート~
後方伸身宙返り2回半ひねり
D
6+前方伸身宙返り1回半ひねりC0.1
7
ロンダート~
後方伸身宙返り1回半ひねり
C
8~前方伸身宙返り1/2ひねり
B
9開脚座から伸腕屈身力十字倒立C
10
ロンダート~後転とび~
後方伸身宙返り3回ひねり

D

Dスコア:5.8(E2 D3 C4 B1 CV:0.2)

■あん馬
イヴァン・ストレトヴィチ選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1正交差横移動ひねり逆交差入れC
2ブスナリ
dsA(ダイレクトシュテクリA)倒立1回ひねり3/3部分移動下ろして開脚旋回
F
3正面横移動連続(あん部馬背着手)C
4dsA(ダイレクトシュテクリA)倒立1回ひねり3/3部分移動下ろして開脚(逆交差)入れ支持
E
5Dコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)180°転向
横縦ループ→縦横ループ→下向き(ロシアン)180°転向
D
6dsB(ダイレクトシュテクリB)
両ポメル上での横向き正面支持から上向きで1/4正転向をし、1ポメル上での縦向き背面支持を経て、
下向きで1/4逆転向をして最初の横向き支持とは反対向きで1ポメル上での横向き正面支持
B
7トン・フェイ:縦向き~縦向き支持
下向き正転向移動(馬端から両ポメルを越えて下向き(ロシアン)180°転向 )
D
8マジャール移動:縦向き旋回前移動3/3部分
1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端
D
9シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分
1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端
D
101ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立5/4(450°)ひねり3/3部分移動下り
E
Dスコア:6.0(F1 E2 D4 C2 B1)

ニキータ・ナゴルニー選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1逆交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして逆交差入れ支持:逆交差(セア)倒立D
2ショーン(メリーゴーランド):1ポメル上で片腕支持上向き全(360°)転向E
3Eフロップ:1ポメル上で4フロップ
横縦ループ→縦横ループ→シュテクリB→シュテクリB
E
4Eコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)360°転向
横縦ループ→縦横ループ→下向き(ロシアン)360°転向
E
51ポメル上での縦向き旋回:(横縦ループ)B
6ウ・グォニアン:下向き(ロシアン)720°転向3/3部分移動
E
7ロス:下向き(ロシアン)360°転向3/3部分移動D
8マジャール移動:縦向き旋回前移動3/3部分
1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端
D
9シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分
1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端
D
101ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立5/4(450°)ひねり3/3部分移動下り
E
Dスコア:6.3(E5 D4 B1)
あん馬は5.9から6.3へと大幅に上げてきました。

ダビド・ベルヤフスキー選手

技順グループ

技と技の内容(通称など)難度
1逆交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして逆交差入れ支持:逆交差(セア)倒立D
2ショーン(メリーゴーランド):1ポメル上で片腕支持上向き全(360°)転向
E
3Eコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)360°転向
シュテクリB→シュテクリB→下向き(ロシアン)360°転向
E
4ウ・グォニアン:下向き向き(ロシアン)720°転3/3部分移動E
5ロス:下向き向き(ロシアン)360°転/3部分移動
D
6マジャール・シュピンデル:馬端中向き、縦向き旋回1回ひねり(2回以内の旋回で)D
7Eフロップ:1ポメル上で4フロップ
縦横ループ→シュテクリB→横縦ループ→縦縦ループ
E
8マジャール移動:縦向き旋回前移動3/3部分
1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端
D
9シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分
1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端
D
101ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下り
D
Dスコア:6.4(E4 D6)
2019ロシアカップでシュピンデルを抜いた構成を実施しましたが、団体ではこの構成だと思います。
あん馬はどの国でも落下が怖い種目ではありますが、ロシアにとってはベルヤフスキー選手が演技を通すことが出来ればかなり金メダル争いを優位に進められる展開になると思います。

■つり輪
ニキータ・ナゴルニー選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1ゆっくりと後方伸腕伸身逆上がり中水平支持:(後転中水平支持)
F
2後方け上がり中水平支持E
3ナカヤマ十字懸垂:背面水平懸垂経過十字懸垂
D
4ジョナサン(屈身ヤマワキ):前方屈身2回宙返り懸垂D
5ヤマワキ:前方かかえ込み2回宙返り懸垂C
6ホンマ十字懸垂:輪の高さで前方屈身宙返り直接十字懸垂D
7後ろ振り上がり開脚上水平支持C
8ほん転逆上がり倒立C
9後ろ振り上がり倒立C
10後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下り:(新月面宙返り下り)E
Dスコア:6.0(F1 E2 D3 C4)

アルトゥール・ダラロヤン選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1ゆっくりと後方伸腕伸身逆上がり中水平支持:(後転中水平支持)
F
2後方け上がり中水平支持E
3Ⅱ ナカヤマ十字懸垂:背面水平懸垂経過十字懸垂D
4ジョナサン(屈身ヤマワキ):前方屈身2回宙返り懸垂
D
5ヤマワキ:前方かかえ込み2回宙返り懸垂C
6ホンマ十字懸垂:輪の高さで前方屈身宙返り直接十字懸垂
D
7後ろ振り上がり開脚上水平支持
C
8ほん転逆上がり倒立C
9後ろ振り上がり倒立C
10後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下り:(新月面宙返り下り)E
Dスコア:6.0(F1 E2 D3 C4)

デニス・アブリャジン選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1ゆっくりと後方伸腕伸身逆上がり中水平支持:(後転中水平支持)F
2後方け上がり中水平支持E
3Ⅰ ヤマワキ:前方かかえ込み2回宙返り懸垂
C
4ジョナサン(屈身ヤマワキ):前方屈身2回宙返り懸垂
D
5後ろ振り上がり上水平支持D
6ナカヤマ十字懸垂:背面水平懸垂経過十字懸垂D
7け上がり十字懸垂
C
8後ろ振り上がり倒立
C
9ほん転逆上がり倒立C
10後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:(伸身新月面宙返り下り)F
Dスコア:6.1(F2 E1 D3 C4)
6.3の構成も実施可能ですが最近はこの6.1の構成で実施勝負に出ているようです。

■跳馬
ニキータ・ナゴルニー選手

ドラグレスク:前転跳び前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり(ローチェ1/2ひねり) 
Dスコア:5.6

アルトゥール・ダラロヤン選手

ブラニク:前転跳び前方屈身2回宙返り(屈身ローチェ)
Dスコア:5.6

デニス・アブリャジン選手

リ・セグァン:側転跳び1/4ひねり前方かかえ込み宙返り1/2ひねり後方かかえ込み宙返り=カサマツ跳び(側転跳び1/4ひねり前方かかえ込み宙返り1/2ひねり)後方かかえ込み宙返り=カサマツ宙返り
Dスコア:6.0
現実的なのかはわかりませんがアブリャジン選手にはリ・セグァンを成功させて後半戦の勢いをつけてもらいたいです。

■平行棒
ニキータ・ナゴルニー選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)技の難度
1後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持:(ホンマ、ソニック)D
2シャルロ:棒下宙返り単棒縦向き倒立(静止1秒)E
3ベジェナル(単棒ヒーリー):単棒倒立から後ろ振り片腕支持1回ひねり支持
E
4棒下宙返り1/2ひねり倒立E
5後方車輪倒立:ケンモツ
C
6マクーツ
前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、
軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持
E
7ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
8ディアミドフ:前振り片腕支持1回ひねり倒立C
9
ディアミドフ1/2ひねり倒立
前振り片腕支持5/4ひねり単棒横向き倒立経過、1/4ひねり両棒倒立
D
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りF
Dスコア:6.4(F1 E4 D3 C2)

アルトゥール・ダラロヤン選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1正面横向き立ちから遠い方の棒を握り逆上がり1/4ひねり倒立D
2リチャード:前振り(腕支持)上がり1回ひねり倒立 (アームディアミドフ)E
3前振り(腕支持)上がり1/2ひねり倒立:(アームツイスト)E
4ティッペルト
倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立
D
5バブサー
倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂
E
6前方開脚5/4宙返り開脚抜き腕支持:(爆弾カット)
D
7ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
8前振り1/2ひねり倒立:(ツイスト)
C
9後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持:(ホンマ、ソニック)D
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りF
Dスコア:6.4(F1 E3 D5 C1)

ダビド・ベルヤフスキー選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1棒下宙返り1/2ひねり倒立
E
2棒下宙返り倒立
D
3リチャード(アームディアミドフ):前振り(腕支持)上がり1回ひねり倒立E
4前振り(腕支持)上がり1/2ひねり倒立:(アームツイスト)
E
5ティッペルト
倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立後方車輪倒立
D
6バブサー
倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂
E
7後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持:(ホンマ、ソニック)D
8ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
9
前振り1/4ひねり単棒横向き倒立(Dツイスト)
単棒横向き前方開脚浮腰上がり開脚浮腰支持経過横向き倒立
D
B
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りF
Dスコア:6.6(F1 E4 D5)

■鉄棒
イヴァン・ストレトヴィチ選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1エンドー1回ひねり大逆手
前方開脚浮腰回転倒立1回ひねり大逆手
D
2ツォウ・リミン
前方車輪1回ひねり片手大逆手後ろ振り上がり1回ひねり両逆手倒立
C
3トカチェフ:懸垂前振り開脚背面とび越し懸垂
C
4+伸身トカチェフ:懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂
D0.1
5+リンチ
懸垂前振り開脚背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立
D0.2
6アドラー1回ひねり片逆手倒立:前方浮腰回転振り出し1回ひねり片逆手倒立D
7~ヤマワキ(伸身コスミック):後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂
D
8モズニク
懸垂前振り伸身背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立
E
9アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立D
10後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:(伸身新月面宙返り下り)E
Dスコア:6.3(E2 D6 C2 CV:0.3)

アルトゥール・ダラロヤン選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1カッシーナ(伸身コバチ1回ひねり、伸身コールマン)
バーを越えながら、後方伸身2回宙返り1回ひねり懸垂
G
2伸身コバチ:バーを越えながら、後方伸身2回宙返り懸垂E
3伸身トカチェフ:懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂
D
4モズニク
懸垂前振り伸身背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立
E
5アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立D
6アドラー倒立:前方浮腰回転振り出し倒立C
7大逆手車輪B
8ヤマワキ(伸身コスミック):後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂D
9シュタルダー:後方開脚浮腰回転倒立B
10後方伸身2回宙返り1回ひねり下り:(伸身ムーンサルト下り)D
Dスコア:6.0(G1 E2 D4 C1 B2)

ニキータ・ナゴルニー選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1ヤマワキ(伸身コスミック):後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂D
2伸身トカチェフ:懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂D
3モズニク
懸垂前振り伸身背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立
E
4アドラー1回ひねり片逆手倒立
前方浮腰回転振り出し1回ひねり片逆手倒立
D
5アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立
D
6トカチェフ:懸垂前振り開脚背面とび越し懸垂C
7リンチ
懸垂前振り開脚背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立
D
8ツォウ・リミン
前方車輪1回ひねり片手大逆手後ろ振り上がり1回ひねり両逆手倒立
C
9シュタルダー:後方開脚浮腰回転倒立B
10後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:ワタナベ(伸身新月面宙返り下り)E
Dスコア:5.8(E2 D5 C2 B1)

■総評
Dスコアと実施から私の個人的な印象としてのロシアと中国の力関係はゆかとあん馬は同等、つり輪と跳馬はロシアが上、平行棒と鉄棒は中国が上という感じになりました。
試合展開としてはロシアは跳馬までの4種目で中国になるべく点差をつけてリードし、平行棒と鉄棒での中国の猛追を振り切りたいところだと思います。