お久しぶりです。最近は私生活が忙しく、まったくブログを更新出来ずに申し訳ありません。
ブログの更新は滞っていますが体操は楽しく見させていただいています。

久しぶりの投稿は2019世界選手権、中国の団体の演技予想をしてみたいと思います。
まずはDスコアから見ていきます。
中国は肖若騰選手と林超攀選手ともに個人総合が出来るまでに復調したようです。
中国のDスコアですが昨年と比較して肖若騰選手のゆか・あん馬、林超攀選手の鉄棒、鄧書弟選手のゆか・つり輪・平行棒でDスコアを上げてくると思います。
特に鄧書弟選手はゆかで5.9→6.1(6.2)、つり輪6.0→6.2、平行棒6.2→6.5と0.6あるいは0.7上げてくると予想されます。

肖若騰
林超攀
鄧書弟
鄒敬園
孫煒
合計
ゆか6.3(6.1)6.1?6.1(6.2?)--18.5
あん馬6.3(6.1)--6.16.3(6.4?)18.7
つり輪5.7?-6.2-5.917.8
跳馬5.65.6--5.616.8
平行棒-6.46.57.0-19.9
鉄棒6.16.5(6.2)--6.018.6
演技数
54324110.3
動画は一部2018年のものも含みます。
ご了承ください。
■ゆか
#1 肖若騰(シャオ・ルオテン/ショウ・ジャクトウ)選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1前方伸身宙返り2回半ひねり
E
2
ロンダート~後転とび~
後方伸身宙返り3回半ひねり:ゴンザレス

E

3+前方伸身宙返り1回ひねり
C0.1
4
ロンダート~後転とび~
後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり(新月面宙返り) 

E

5
ロンダート~
後方伸身宙返り2回半ひねり

D

6+前方伸身宙返り2回ひねりD0.2
7開脚旋回1回ひねり(シュピンデル)倒立1回ひねり下ろして開脚旋回
(シュピンデル・ゴゴラーゼ)
D
8ゴゴラーゼ
開脚旋回倒立1回ひねり下ろして開脚旋回
C
9
ロンダート~後転とび~
後方伸身宙返り2回ひねり

C

10
ロンダート~後転とび~
後方伸身宙返り3回ひねり

D

Dスコア:6.3(E3 D4 C3 CV:0.3)
肖若騰選手がゆかでミスを出しやすい「前方伸身宙返り2回半ひねり」を演技の最初に持ってくることで今年は安定した実施をするようになりました。
ひねり不足が気になっていた「後方伸身宙返り3回半ひねり」も改善されてきているように見えます。

#2 林超攀(リン・チャオパン/リン・チョウハン)選手
映像なし
技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1前方屈身2回宙返り1/2ひねりF
2前方伸身宙返り1回ひねり
C
3+前方伸身宙返り2回半ひねり
E0.1
4
ロンダート~後転とび~
後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり:(新月面宙返り)

E

5ロンダート~
後方伸身宙返り2回半ひねり
D
6+前方伸身宙返り1回半ひねりC0.1
7フェドルチェンコ:下向き(ロシアン)1080°転向C
8開脚座から伸腕屈身力十字倒立C
9
ロンダート
~後方伸身宙返り2回ひねり

C

10
ロンダート~後転とび~
後方伸身宙返り3回ひねり

D

Dスコア:6.1(F1 E2 D2 C5 CV:0.3)
Dスコアを上げるとしたら「後方伸身宙返り2回半ひねり(D)+前方伸身宙返り2回ひねり(D) CV:0.2」にして6.3になると思います。
林超攀選手のゆかは中国としては序盤の山場と言えると思います。

#3 鄧書弟(デン・シュウディ/トウ・ショテイ)選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1
前転とび~
前方屈身2回宙返り1/2ひねり

F

2前方伸身宙返り1回ひねり
C
3+前方伸身宙返り2回半ひねり
E0.1
4
ロンダート~
後方伸身宙返り2回半ひねり

D

5+前方伸身宙返り2回ひねりD0.2
6前方伸身宙返り1回半ひねりC
7フェドルチェンコ:下向き(ロシアン)1080°転向C
8開脚座から伸腕屈身力十字倒立C
9
ロンダート~
後方伸身宙返り2回ひねり

C

10
ロンダート~
後方伸身宙返り3回ひねり

D

Dスコア:6.1(F1 E1 D3 C5 CV:0.3)
試技会では「サパタ(G:前方かかえ込み2回宙返り1回半ひねり)」を実施していたので、もしかしたら最初に実施して6.2になる可能性もあると思います。

■あん馬
#1 孫煒(スン・ウェイ/ソン・イ)選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1逆交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして逆交差入れ支持:逆交差(セア)倒立D
2リー・ニン:正交差(セア)倒立
正交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして正交差入れ支持
D
3Eフロップ:1ポメル上で4フロップ
シュテクリB→横縦ループ→縦横ループ→シュテクリA
E
4Eコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)360°転向
横縦ループ→縦横ループ→下向き(ロシアン)360°転向
E
5ウ・グォニアン:下向き(ロシアン)720°転向3/3部分移動E
6あん部馬背下向き(ロシアン)1080°転向D
7ロス:下向き(ロシアン)360°転向3/3部分移動
D
8マジャール移動:縦向き旋回前移動3/3部分(1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端)
D
9シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分(1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端)
D
101ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下り
D
Dスコア:6.3(E3 D7)
孫煒選手のあん馬はDコンバインをEコンバインにしてDスコアを0.1上げてきました。
下り技はE難度を実施出来るので6.4を実施するかも知れません。
個人的な感想ですが、孫煒選手は2020東京五輪での団体メンバーに入れるかの当落線上にいると思うので今回の世界選手権での演技は鬼気迫るものがあるのではないかととても期待しています。

#2 鄒敬園(ゾウ・ジンユアン/スウ・ケイエン)選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1逆交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして正交差入れ支持
逆交差(セア)倒立
D
2リー・ニン:正交差(セア)倒立
正交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして正交差入れ支持
D
3Eフロップ:1ポメル上で4フロップ
横縦ループ→縦横ループ→シュテクリB→シュテクリB
E
4Dコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)180°転向
横縦ループ→縦横ループ→下向き(ロシアン)180°転向
D
5横向き旋回1回ひねり(2回以内の旋回で):(横向きシュピンデル)
D
6マジャール・シュピンデル
馬端中向き、縦向き旋回1回ひねり(2回以内の旋回で)
D
7馬端馬背下向き(ロシアン)1080°転向D
8マジャール移動:縦向き旋回前移動3/3部分
1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端
D
9シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分
1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端
D
101ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下り
D
Dスコア:6.1(E1 D9)
今年はブスナリや開脚マジャール移動、開脚シバド移動などを取り入れてDスコアアップに取り組んでいますが団体戦では6.1の構成を実施すると思います。

#3 肖若騰(シャオ・ルオテン/ショウ・ジャクトウ)選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1マジャール・シュピンデル
馬端中向き、縦向き旋回1回ひねり(2回以内の旋回で)
D
2トン・フェイ:縦向き~縦向き支持
下向き正転向移動(馬端から両ポメルを越えて下向き(ロシアン)180°転向 )
D
3Eフロップ:1ポメル上で4フロップ
縦縦ループ(縦向き旋回前移動1/3部分)→縦横ループ→シュテクリB→シュテクリB
E
4正交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして逆交差入れ支持:正交差(セア)倒立
D
5逆交差1/4ひねり1ポメル上倒立経過、反対の腕で下ろして正交差入れ支持:逆交差(セア)倒立D
6Dコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)180°転向
縦縦ループ→縦横ループ→下向き(ロシアン)180°転向
D
7
馬端馬背下向き(ロシアン)1080°転向D
8開脚マジャール移動:縦向き開脚旋回前移動3/3部分(1馬端~3あん部馬背~5馬端)E
9
開脚シバド移動:縦向き開脚旋回後ろ移動3/3部分(1馬端~3あん部馬背~5馬端)E
101ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下り
D
Dスコア:6.3(E3 D7)
今年は団体戦でも開脚マジャール移動、開脚シバド移動を実施する可能性が高いと思います。

中国3選手のあん馬は旋回の質が高く、Bシュテクリの角度やマジャール移動・シバド移動の縦向きの角度なども良いように見えます。

■つり輪
#1 鄧書弟(デン・シュウディ/トウ・ショテイ)選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1後方伸腕伸身逆上がり中水平支持:後転中水平支持
F
2後ろ振り上がり中水平支持E
3ジョナサン(屈身ヤマワキ):前方屈身2回宙返り懸垂
D
4後ろ振り上がり上水平支持
D
5ほん転逆上がり倒立
C
6オニール(伸身グチョギー):後方伸身2回宙返り懸垂E
7前振り上がり十字懸垂C
8ヤマワキ:前方かかえ込み2回宙返り懸垂C
9後ろ振り上がり倒立C
10
後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:(伸身新月面宙返り下り)F
Dスコア:6.2(F2 E2 D2 C4)
後転中水平などを入れてDスコアを5.9から6.2へと上げてきました。
もともと個人総合6種目の合計Dスコアで世界屈指の高難度の構成を実施出来る選手ですが、リオ五輪後は丁寧な実施をしている印象があり、DスコアとEスコアのバランスを調整しているようにも見えます。

#2 孫煒(スン・ウェイ/ソン・イ)選手
技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1後ろ振り上がり上水平支持D
2中水平支持 
D
3アザリアン(後転十字懸垂):後方伸腕伸身逆上がり十字懸垂D
4ヤマワキ:前方かかえ込み2回宙返り懸垂
C
5後ろ振り上がり中水平支持
E
6屈身ヤマワキ(ジョナサン):前方屈身2回宙返り懸垂
D
7ホンマ十字懸垂:輪の高さで前方屈身宙返り直接十字懸垂D
8伸腕伸身力倒立C
9ほん転逆上がり倒立C
10後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下り:(新月面宙返り下り)E
Dスコア:5.9(E2 D5 C3)
動画は削除されてしまいましたが中国選手権での演技構成を世界選手権でも実施してくると思います。

#3 肖若騰(シャオ・ルオテン/ショウ・ジャクトウ)選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1後ろ振り上がり上水平支持D
2中水平支持D
3Ⅱ アザリアン(後転十字懸垂):後方伸腕伸身逆上がり十字懸垂
D
4ヤマワキ:前方かかえ込み2回宙返り懸垂
C
5後ろ振り上がり中水平支持
E
6ジョナサン(屈身ヤマワキ):前方屈身2回宙返り懸垂
D
7後ろ振り上がり十字懸垂C
8ほん転逆上がり倒立C
9後方車輪(ほん転逆上がり)倒立経過B
10後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下り:(新月面宙返り下り)
E
Dスコア:5.7(E2 D4 C3 B1)
つり輪の3人目は昨年に引き続きエースの肖若騰選手だと思います。

■跳馬
#1 林超攀(リン・チャオパン/リン・チョウハン)選手

ロペス:伸身カサマツ跳び(側転跳び1/4ひねり前方伸身宙返り1/2ひねり)2回ひねり
Dスコア:5.6

#2 孫煒(スン・ウェイ/ソン・イ)選手

ロペス:伸身カサマツ跳び(側転跳び1/4ひねり前方伸身宙返り1/2ひねり)2回ひねり
Dスコア:5.6

#3 肖若騰(シャオ・ルオテン/ショウ・ジャクトウ)選手

ロペス:伸身カサマツ跳び(側転跳び1/4ひねり前方伸身宙返り1/2ひねり)2回ひねり
Dスコア:5.6

中国にとってはいつも通りにロペスを3本揃えます。
孫煒選手は着地で片足が大きく1歩動きましたが空中姿勢は素晴らしく、肖若騰選手は空中姿勢・身体の開き・着地姿勢の高さが素晴らしく完成度の高さに磨きがかかっているように見えます。

■平行棒
#1 鄧書弟(デン・シュウディ/トウ・ショテイ)選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1エスパルザ:後方車輪から1/2ひねり前方屈身1回半宙返り腕支持(屈身タナカ)G
2ドミトリエンコ:前振り上がり(腕支持)後方かかえ込み2回宙返り腕支持 
(腕支持からのモリスエ=アームモリスエ)
E
3棒下宙返り1/2ひねり倒立E
4棒下宙返り倒立
D
5棒上後方伸身宙返り倒立C
6前方開脚5/4宙返り開脚抜き腕支持:(爆弾カット)D
7
バブサー
倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂
E
8ティッペルト:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立D
9ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
10後方屈身2回宙返り下りD
Dスコア:6.5(G1 E3 D5 C1)
G難度の「エスパルザ(屈身タナカ)」や「ドミトリエンコ(E)」を入れて6.2から6.5へとDスコアを上げてきました。
下り技は脚を閉じた姿勢での「前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下り」を実施することも出来るので6.5ですらDスコアを抑えた構成ということになります。
動画ではヒーリーの映像がありませんがおそらく実施していると思います。

#2 林超攀(リン・チャオパン/リン・チョウハン)選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1後ろ振り(腕支持)上がり前方屈身宙返り支持:(ホンマ、ソニック)
D
2ドミトリエンコ:前振り上がり(腕支持)後方かかえ込み2回宙返り腕支持 
(腕支持からのモリスエ=アームモリスエ)
E
3棒下宙返り1/2ひねり倒立E
4棒下宙返り倒立D
5後方車輪片腕支持1回ひねり倒立:(車輪ディアミドフ)D
6ササキ:前方開脚5/4宙返り開脚抜き直接懸垂E
7
バブサー
倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂
E
8ティッペルト:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立D
9ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
10後方屈身2回宙返り下りD
Dスコア:6.4(E4 D6)

#3 鄒敬園選手(ゾウ・ジンユアン/スウ・ケイエン)選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1ツォラキディス:(アームマクーツ)
前振り(腕支持)上がり片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、
軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持
G
2マクーツ
前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、
軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持
E
3リチャード:(アームディアミドフ)
前振り(腕支持)上がり片腕支持1回ひねり倒立
E
4
後方車輪倒立:ケンモツ
棒下宙返り1/2ひねり倒立
C
E
5棒下宙返り倒立D
6ササキ:前方開脚5/4宙返り開脚抜き直接懸垂E
7バブサー
倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂
E
8
ティッペルト
倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立
D
9ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りF
Dスコア:7.0(G1 F1 E5 D3)

金メダル争いをするであろうロシアにリードされている試合展開も予想されますがこの平行棒で逆転し最終種目の鉄棒に勢いをつけてくると思います。

■鉄棒
#1 孫煒(スン・ウェイ/ソン・イ)選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1アドラー1回ひねり両逆手倒立
前方浮腰回転振り出し1回ひねり両逆手倒立
E
2アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立
D
3伸身トカチェフ:懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂
D
4+リンチ
懸垂前振り開脚背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立
D0.2
5モズニク
懸垂前振り伸身背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立
E
6前方車輪1回ひねり大逆手C
7ヤマワキ(伸身コスミック):後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂D
8エンドー1/2ひねり倒立:前方開脚浮腰回転1/2ひねり倒立B
9シュタルダー:後方開脚浮腰回転倒立B
10後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:ワタナベ(伸身新月面宙返り下り)E
Dスコア:6.0(E3 D4 C1 B2 CV:0.2)

#2 林超攀(リン・チャオパン/リン・チョウハン)選手

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1伸身トカチェフ:懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂D

2+リンチ
懸垂前振り開脚背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立
D0.2
3アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立D
4コールマン
バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり懸垂
E
5後方とび車輪1回ひねり:クースト(ホップターン)
C
6モズニク
懸垂前振り伸身背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立
E
7アドラー1回ひねり両逆手倒立:前方浮腰回転振り出し1回ひねり両逆手倒立E
8ヤマワキ(伸身コスミック):後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂
D
9エンドー1回ひねり大逆手:前方開脚浮腰回転1回ひねり大逆手D
10後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:ワタナベ(伸身新月面宙返り下り)E
Dスコア:6.5(E4 D5 C1 CV:0.2)
カッシーナを抜いて「伸身トカチェフ+リンチ」、「アドラー1/2ひねり倒立」、「アドラー1回ひねり両逆手倒立」で難度を上げ昨年の6.2から6.5まで上げてきました。
林超攀選手はコールマンで落下することがあるので試合状況によってコールマンを抜くこともあると思います。

#3 肖若騰(シャオ・ルオテン/ショウ・ジャクトウ)選手
 
技順グループ
技と技の内容(通称など)難度組み合わせ加点
1リューキン(伸身トカチェフ1回ひねり)
懸垂前振り、伸身背面とび越し1回ひねり懸垂
F
2エンドー1回ひねり大逆手:前方開脚浮腰回転倒立1回ひねり大逆手
D
3伸身トカチェフ:懸垂前振り伸身背面とび越し懸垂
D
4トカチェフ:懸垂前振り開脚背面とび越し懸垂
C
5リンチ
懸垂前振り開脚背面とび越し1/2ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立
D
6アドラー1回ひねり片逆手倒立:前方浮腰回転振り出し1回ひねり片逆手倒立
D
7~ヤマワキ(伸身コスミック):後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂
D
8アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立D
9クースト:後方とび車輪1回ひねり(ホップターン)
C
10後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:ワタナベ(伸身新月面宙返り下り)E
Dスコア:6.1(F1 E1 D6 C2)
今年の中国の団体戦も最後を締めくくるのは肖若騰選手になるでしょう。
ミスなく演技を通してくるのか、とても楽しみです。

林超攀選手はDスコアを上げてくると思いますが、孫煒選手と肖若騰選手は従来の構成です。

■総評
中国のDスコアは肖若騰選手のゆか・あん馬で0.4、林超攀選手の鉄棒で0.3、鄧書弟選手のゆか・つり輪・平行棒で0.7の合計1.4上げてくると予想されます。
リオ五輪後は難度を抑えていた鄧書弟選手が本領を発揮してきたと言えます。

中国のウイークポイントだったゆかは肖若騰選手の成長と鄧書弟選手の復調でクリアできたと言えます。
あん馬は種目別で世界王者になった肖若騰選手を筆頭に演技する3選手の旋回の質が良いので高得点を狙い、次のつり輪は我慢のしどころで代表経験豊富な鄧書弟が引っ張る形になりますが、肖若騰選手のつり輪も実施はいいです。
跳馬はロペス3本を成功させ、平行棒の3人で一気に勢いを付けて最終種目の鉄棒を迎えるという流れになると思います。
昨年世界チャンピオンになったメンバーですので強いのは当然といえば当然ですが、今年の中国は去年よりもさらに強くなったと思います。