2018世界選手権・団体決勝、鄒敬園(ゾウ・ジンユアン/スウ・ケイエン)選手(中国)の平行棒の演技です。
Check out Zou Jingyuan's extraordinary Parallel Bars routine for which he scored a huge 16.200 - en-route to helping CHN 🇨🇳 win the Men's Team 🥇 @DohaGym2018
— FIG (@gymnastics) October 29, 2018
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技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅱ | ツォラキディス:(アームマクーツ) 前振り(腕支持)上がり片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、 軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持 | G |
2 | Ⅰ | マクーツ 前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、 軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持 | E |
3 | Ⅱ | リチャード:(アームディアミドフ) 前振り(腕支持)上がり片腕支持1回ひねり倒立 | E |
4 | Ⅲ Ⅲ | 後方車輪倒立:ケンモツ 棒下宙返り1/2ひねり倒立 | E |
5 | Ⅲ | 棒下宙返り倒立 | D |
6 | Ⅰ | ササキ:前方開脚5/4宙返り開脚抜き直接懸垂 | E |
7 | Ⅲ | バブサー 倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂 | E |
8 | Ⅲ | ティッペルト 倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立 | D |
9 | Ⅰ | ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持 | D |
10 | Ⅳ | 前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下り | F |
Dスコア:7.0(G1 F1 E5 D3)
Eスコア:9.200
得点:16.200
2018中国選手権以来の7.0の構成でしたが着地以外はほぼ完璧に実施し、中国の2014年以来の団体金メダルに大きく貢献しました。
2018中国選手権以来の7.0の構成でしたが着地以外はほぼ完璧に実施し、中国の2014年以来の団体金メダルに大きく貢献しました。
コメント
コメント一覧 (4)
5年程前からブログを拝見してます。
この演技はテレビで見ていて凄く興奮しました。
握り直しや揺れが一切なく圧巻でした。
平行棒で高Dスコアで高Eスコアを出す中国選手というと李小鵬選手を思い出しますね。技の構成は全く違いますが…
個人的感想ですが、アームマクーツの方が棒下マクーツよりも倒立が安定しそうな気がするのが、どうなんですかね?
長らく当ブログを見ていただき本当にありがとうございます🙇♂️
完璧に限りなく近い実施なような気がしますね。
私も李小鵬さんを思い出しました。今の時点で中国のレジェンドたちと肩を並べるレベルと言ってもいいかと思います。
鄒敬園選手が異常なだけでどちらも倒立に収めるのはかなり難しいのかなという想像しか自分には出来ないです🤔すみません🙇♂️
両方ともにG難度ですから、両方難しいのは間違いないですね。
私がアームマクーツの方が棒下マクーツよりも倒立のハマりが安定しそうと感じたのには理由がありまして…
すみませんが私見を書かせていただきます。
マクーツという技は3/4ディアミドフと3/4ヒーリーの組み合わせで成立しています(思ってます)。
そうすると倒立の上昇はディアミドフの技術応用だと言えます。現在アームディアミドフはE難度、棒下ディアミドフはF難度なので、これをマクーツにあてはめると棒下マクーツの方が難しい(難度のいかんに問わず)のではないかと思ったのです。
ディアミドフとマクーツの技術がまるっきり同じとは考えられないので的外れだったらすみません^^;
おっしゃることに同意です。
私の考えとしては、棒下マクーツの実施が完全に「棒下宙返り片腕支持3/4ひねり」になったとしたらH難度でもいいのではないかと考えていますが、現状は「棒下宙返り1/2ひねりから両腕支持90°ひねり」のような動きなので、ヤマムロという技は棒下マクーツと呼べるのか疑問には思っています。