2018全日本シニア選手権・個人総合、1位の内村航平選手の演技です。
得点の内訳はしみ様に教えていただきました。
映像はないですが、あん馬と平行棒の構成をこ様に教えていただいたので更新しました。
Dスコア:5.9(E2 D7 A1)「トン・フェイ(D)」を取り入れた昨年の全日本種目別選手権と同じ5.9の構成でした。
見事としか言えない素晴らしい実施。
■ゆか
得点の内訳はしみ様に教えていただきました。
映像はないですが、あん馬と平行棒の構成をこ様に教えていただいたので更新しました。
■あん馬:映像なし
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅰ | 逆交差1/4ひねり右腕支持1ポメル上倒立経過、左腕支持で下ろして正交差入れ支持:逆交差(セア)倒立 | D |
2 | Ⅱ | 両ポメル上での横向き旋回 | A |
3 | Ⅱ | Eフロップ:1ポメル上で4フロップ 横横でシュテクリB→横縦ループ→縦横ループ→横横でシュテクリB | E |
4 | Ⅱ | Dコンバイン:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)180°転向 横縦ループ→縦横ループ→下向き(ロシアン)180°転向 | D |
5 | Ⅲ | トン・フェイ:縦向き~横向き支持 下向き正転向移動:1馬端で縦向き~5馬端で横向き支持 ポメルまたはポメル間に着手なしで下向き(ロシアン)270°転向 | D |
6 | Ⅲ | ロス:下向き(ロシアン)360°転向3/3部分移動 | D |
7 | Ⅲ | ウ・グォニアン:下向き(ロシアン)720°転向3/3部分移動 | E |
8 | Ⅲ | マジャール移動:縦向き旋回前移動3/3部分 1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端 | D |
9 | Ⅲ | シバド移動:縦向き旋回後ろ移動3/3部分 1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端 | D |
10 | Ⅳ | 1ポメル上縦向き旋回(縦横ループ)倒立3/4(270°)ひねり3/3部分移動下り | D |
Eスコア:8.650
得点:14.550
■つり輪
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅱ | 後方伸腕伸身逆上がり中水平支持:(後転中水平支持) | F |
2 | Ⅲ | 後ろ振り上がり中水平支持 | E |
3 | Ⅱ | 後方伸腕伸身逆上がり(後転)十字懸垂:アザリアン | D |
4 | Ⅰ | 後ろ振り上がり倒立 | C |
5 | Ⅰ | 屈身ヤマワキ:前方屈身2回宙返り懸垂=ジョナサン | D |
6 | Ⅰ | ヤマワキ:前方かかえ込み2回宙返り懸垂 | C |
7 | Ⅲ | ホンマ十字懸垂:輪の高さで前方屈身宙返り直接十字懸垂 | D |
8 | Ⅰ | ほん転逆上がり倒立 | C |
9 | Ⅰ | 後方車輪(ほん転逆上がり)倒立経過 | B |
10 | Ⅳ | 後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下り:(かかえ込み新月面宙返り下り) | E |
Dスコア:5.9(F1 E2 D3 C3 B1)
Eスコア:8.400
得点:14.300
「後転中水平支持(F)」を試合で初めて実施したDスコア5.9の演技構成です。
持込で脚が下がってしまっており姿勢も減点されると思いますが、内村航平選手は「試合でやっていかなければいけない。試合をやっていくことでしか培えない」とおっしゃっているので試合で実施しながら完成度を高めていくのだと思います。
「後転中水平支持(F)」を試合で初めて実施したDスコア5.9の演技構成です。
持込で脚が下がってしまっており姿勢も減点されると思いますが、内村航平選手は「試合でやっていかなければいけない。試合をやっていくことでしか培えない」とおっしゃっているので試合で実施しながら完成度を高めていくのだと思います。
■跳馬
ヨー2:前転跳び前方伸身宙返り2回半ひねり
Dスコア:5.6
Eスコア:9.150
得点:14.750
2014年以来4年ぶりとなる「ヨー2」を実施しました。
着地は2歩動いてしまいましたが、素晴らしい実施だと思います。
2014年以来4年ぶりとなる「ヨー2」を実施しました。
着地は2歩動いてしまいましたが、素晴らしい実施だと思います。
■平行棒:映像なし
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 |
---|---|---|---|
1 | Ⅰ | マクーツ 前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、 軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持 | E |
2 | Ⅰ | ヒーリー 後ろ振り片腕支持1回ひねり支持 | D |
3 | Ⅲ | 棒下宙返り1/2ひねり倒立 | E |
4 | Ⅲ | 棒下宙返り倒立 | D |
5 | Ⅲ | 屈身ベーレ:懸垂前振り(後方車輪)後方屈身2回宙返り腕支持 | E |
6 | Ⅱ | ハラダ:(アームライヘルト) 前振り(腕支持)上がり後方かかえ込み宙返り1/2ひねり腕支持 | D |
7 | Ⅰ | モリスエ:棒上後方かかえ込み2回宙返り腕支持 | D |
8 | Ⅲ | 後方車輪から後方かかえ込み宙返り1/2ひねり腕支持:(車輪ライヘルト) | D |
9 | Ⅱ | 前方開脚5/4宙返り開脚抜き腕支持:(爆弾カット) | D |
10 | Ⅳ | 後方屈身2回宙返り下り | D |
Dスコア:6.3(E3 D7)
Eスコア:8.700
得点:15.000
映像が止まってしまい見られなかったのですが、「後方車輪倒立(C)」のところを「屈身ベーレ(E)」にしたフル構成の6.3でした。
映像が止まってしまい見られなかったのですが、「後方車輪倒立(C)」のところを「屈身ベーレ(E)」にしたフル構成の6.3でした。
■鉄棒
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 | 組み合わせ加点 |
---|---|---|---|---|
1 | Ⅱ | 屈身コバチ:バーを越えながら、後方屈身2回宙返り懸垂 | E | |
2 | Ⅱ | カッシーナ:伸身コールマン バーを越えながら、後方伸身2回宙返り1回ひねり懸垂 | G | |
3 | Ⅱ | コールマン バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり懸垂 | E | |
4 | Ⅲ | シュタルダーとび1回半ひねり片大逆手 後方開脚浮腰回転倒立とび1回半ひねり片大逆手 | D | |
5 | Ⅲ | アドラー1回ひねり両逆手倒立 前方浮腰回転振り出し1回ひねり両逆手倒立 | E | |
6 | Ⅱ | ヤマワキ(伸身コスミック):後ろ振り上がり伸身閉脚とび越し1/2ひねり懸垂 | D | |
7 | Ⅲ | エンドー:前方開脚浮腰回転倒立 | B | |
8 | Ⅲ | アドラー1/2ひねり倒立:前方浮腰回転振り出し1/2ひねり倒立 | D | |
9 | Ⅰ | クースト:後方とび車輪1回ひねり(ホップターン) | C | |
10 | Ⅳ | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り:ワタナベ(伸身新月面宙返り下り) | E |
Dスコア:6.4(G1 E4 D3 C1 B1)
Eスコア:8.250
得点:14.650
鉄棒はいつもの6.4の演技構成です。見事としか言えない素晴らしい実施。
■ゆか
技順 | グループ | 技と技の内容(通称など) | 難度 | 組み合わせ加点 |
---|---|---|---|---|
1 | Ⅱ | 前方伸身宙返り1回ひねり | C | |
2 | Ⅱ | +前方伸身宙返り2回半ひねり | E | 0.1 |
3 | Ⅲ | ロンダート~後転とび~ 後方伸身宙返り2回半ひねり | D | |
4 | Ⅱ | +前方伸身宙返り2回ひねり | D | 0.2 |
5 | Ⅲ | ロンダート~後転とび~ 後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり:(かかえ込み新月面宙返り) | E | |
6 | Ⅲ | ロンダート~ 後方伸身宙返り1回半ひねり | C | |
7 | Ⅱ | ~前方伸身宙返り1回半ひねり | C | |
8 | Ⅰ | フェドルチェンコ:下向き(ロシアン)1080°転向 | C | |
9 | Ⅲ | ロンダート~後転とび~ 後方伸身宙返り2回ひねり | C | |
10 | Ⅲ | ロンダート~後転とび~ 後方伸身宙返り3回ひねり | D |
Dスコア:6.0(E2 D3 C5 CV:0.3)
Eスコア:8.600
減点:0.1
減点:0.1
得点:14.500
ゆかもいつもの6.0の演技構成。
ラインオーバーはありましたが素晴らしい実施です。
ゆかもいつもの6.0の演技構成。
ラインオーバーはありましたが素晴らしい実施です。
合計Dスコア:36.1(ゆか6.0、あん馬5.9(+0.2)、つり輪5.9(+0.2)、跳馬5.6(+0.4)、平行棒6.3(+0.2)、鉄棒6.4)
合計Eスコア:51.750
減点:0.1
減点:0.1
合計得点:87.750
NHK杯のDスコア35.1からあん馬で0.2、つり輪で0.2、跳馬で0.4、平行棒で0.2の計1.0も上げたDスコア36.1の演技構成で挑み、素晴らしい実施を見せて87.750という高得点をたたき出した圧巻の演技でした。
NHK杯のDスコア35.1からあん馬で0.2、つり輪で0.2、跳馬で0.4、平行棒で0.2の計1.0も上げたDスコア36.1の演技構成で挑み、素晴らしい実施を見せて87.750という高得点をたたき出した圧巻の演技でした。
コメント
コメント一覧 (4)
会場で見てた者ですが、鞍馬は
逆交差倒立
旋回
Eフロップ
Dコンバイン
トンフェイ
ロス
ウグォニアン
マジャール
シバド
ループ倒立ひねり下り
の構成でした。去年の種目別と同じでしたね。
平行棒もお察しの通り車輪→屈伸ベーレでした。
ライスト、時折止まっていたようですが素晴らしい試みですのでこれからも続けてほしいですね。
観戦お疲れさまでした🙇♂️
あん馬と平行棒の構成を教えていただきありがとうございます。
記事に反映させたいと考えているのですが、問題ないでしょうか?
ライストはおっしゃる通り素晴らしい試みですね。
これからも是非とも続けていただきたいですね!
いつも楽しく拝見させて頂いています!
構成の件、ありがとうございます🙇♂️
当ブログを見ていただきありがとうございます!