2018アジア大会・種目別決勝平行棒、1位の鄒敬園(ツォウ・ジンユアン)選手(中国)と2位の肖若騰(シャオ・ルオテン)選手(中国)の演技です。

■1位:鄒敬園(ツォウ・ジンユアン)選手(中国)

技順グループ
技と技の内容(通称など)難度
1マクーツ
前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、
軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持
E
2リチャード:(アームディアミドフ)
前振り(腕支持)上がり片腕支持1回ひねり倒立
E
3後方車輪倒立:ケンモツC
4
棒下宙返り1/2ひねり倒立
E
5棒下宙返り倒立D
6ササキ:前方開脚5/4宙返り開脚抜き直接懸垂E
7バブサー
倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂
E
8ティッペルト:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立D
9ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
10前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りF
Dスコア:6.6(F1 E5 D3 C1)
Eスコア:9.125
得点:15.725
今大会は予選、団体決勝、種目別決勝とすべて6.6の構成でした。
棒下宙返り1/2ひねり倒立の後に倒立が反りましたが、そこから動かずに倒立位に戻し平然と演技を続けられる強さは凄いと思います。
珍しく前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下りで着地が動くなどミスも出ましたがそれでも15.725の高得点で、2018アジア大会を締めくくりました。

■2位:肖若騰(シャオ・ルオテン)選手(中国)

技順技のグループ
技と技の内容(通称など)難度
1前振り(腕支持)上がり1/2ひねり倒立:(アームツイスト)
E
2ドミトリエンコ:前振り(腕支持)上がり後方かかえ込み2回宙返り腕支持
(腕支持からのモリスエ=アームモリスエ)
E
3ヒーリー:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持D
4棒下宙返り1/2ひねり倒立
E
5後方車輪倒立:ケンモツC
6棒下宙返り倒立
D
7ベーレ:懸垂前振り(後方車輪)後方かかえ込み2回宙返り腕支持D
8前方開脚5/4宙返り開脚抜き腕支持:(爆弾カット)D
9ティッペルト
倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立
D
10後方屈身2回宙返り下りD
Dスコア:6.2(E3 D6 C1)
Eスコア:8.700
得点:14.900
種目別用の構成でタナカを入れたDスコア6.5も実施可能ですが、今回はいつも通りの6.2の構成でした。
中国の平行棒は林超攀(リン・チャオパン)選手、鄧書弟(デン・シュウディ)選手、肖若騰(シャオ・ルオテン)選手のうち誰が出ても15点付近を狙えることになります。