マイケル・レイド選手(アメリカ)のあん馬の練習映像です。

①Ⅰ:正交差1/4ひねり倒立540°ひねり3/3部分移動下ろして開脚(正交差入れ)支持(新技で難度不明)
②Ⅱ:dsA(ダイレクトシュテクリA)倒立1回ひねり3/3部分移動下ろして開脚(正交差入れ)支持(E)
③Ⅳ:Dコンバイン(D:1ポメル上で2フロップから下向き(ロシアン)180°転向:横縦ループ→縦横ループ→下向き(ロシアン)180°転向)
④Ⅳ:Eフロップ(E:1ポメル上で4フロップ:横横でシュテクリB→横縦ループ→縦横ループ→横横でシュテクリB)
⑤Ⅳ:トン・フェイ(縦向き~横向き支持)(D:下向き正転向移動:馬端~馬端、ポメルまたはポメル間に着手なしで)
⑥Ⅳ:ロス(D:下向き(ロシアン)360°転向3/3部分移動)
⑦Ⅲ:ニン・レイエス(D:縦向き旋回1/3前移動直ちに2/3縦向き移動1/2シュピンデル)
⑧Ⅲ:マジャール移動(D:縦向き旋回前移動3/3部分:1馬端~3あん部馬背~5馬端)
⑨Ⅲ:シバド移動(D:縦向き旋回後ろ移動3/3部分:1馬端~3あん部馬背~5馬端)
⑩Ⅴ:dsA(ダイレクトシュテクリA)倒立5/4(450°)ひねり3/3部分移動下り(E)
①の新技についてですが、“交差からの倒立技において、ひねりによる難度の格上げはない”というルールがあるのでD難度相当かも知れません。
ニン・レイエスとニン・レイエス2は縦向き旋回前移動3/3部分に見えますが、一演技中に両方実施することができます。
なので⑦のニン・レイエスと⑧のマジャール移動は認定されると思いますが、⑨のシバド移動が、“一演技中、最大2回の縦向きでの3/3部分(前移動と後ろ移動)が認められる”というルールに抵触し、不認定になるような気もします。