2015世界選手権・種目別決勝平行棒の演技構成です。
予選の映像はこちらから。
予選の映像はこちらから。
#1 オレグ・ステプコ選手(アゼルバイジャン)
#2 尤浩(ヨウ・ハオ)選手(中国)
#3 ダネル・レイバ選手(アメリカ)
#4 オレグ・ベルニャイエフ選手(ウクライナ)
#6 ナイル・ウイルソン選手(イギリス)
#7 鄧書弟(デン・シュウディ)選手(中国)
#8 田中佑典選手
金メダル:尤浩(ヨウ・ハオ)選手(中国)
銀メダル:オレグ・ベルニャイエフ選手(ウクライナ)
銅メダル:オレグ・ステプコ選手(アゼルバイジャン)
銅メダル:鄧書弟(デン・シュウディ)選手(中国)
5位:マンリケ・ラルデュエ選手(キューバ)
6位:ダネル・レイバ選手(アメリカ)
7位:田中佑典選手
8位:ナイル・ウイルソン選手(イギリス)
①Ⅱ:後ろ振り上がり(腕支持)前方屈身宙返り支持(D:ホンマ、ソニック)
②Ⅰ:マクーツ(E:前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持)
③Ⅳ:シャルロ(E:棒下宙返り単棒縦向き倒立、静止1秒)
④Ⅰ:単棒ヒーリー(E:単棒倒立から後ろ振り片腕支持1回ひねり支持:B難度以上のとび振動技で単棒倒立から)
⑤Ⅳ:棒下宙返り倒立(D)
⑥Ⅳ:棒下宙返り1/2ひねり倒立(E)
⑦Ⅰ:前方開脚5/4宙返り開脚抜き屈腕支持(E)
○Ⅲ:モイ(C:懸垂前振り上がり支持)
⑧Ⅲ:ティッペルト(D:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立)
⑨Ⅰ:ヒーリー(D:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持)
⑩Ⅴ:後方屈身2回宙返り下り(D)
Dスコア:7.0(E5 D5)
Eスコア:8.966
得点:15.966
#2 尤浩(ヨウ・ハオ)選手(中国)
①Ⅱ:後ろ振り上がり(腕支持)前方屈身宙返り支持(D:ホンマ、ソニック)
②Ⅱ:ドミトリエンコ(E:前振り上がり(腕支持)後方かかえ込み2回宙返り腕支持=腕支持からのモリスエ=アームモリスエ)
③Ⅲ:タナカ(F:後方車輪から1/2ひねり前方かかえ込み2回宙返り腕支持)
○Ⅱ:後ろ振り上がり(腕支持)開脚入れ屈腕支持(A)
④Ⅳ:棒下宙返り1/4ひねり倒立(E)
⑤Ⅳ:棒下宙返り倒立(D)
⑥Ⅲ:屈身ベーレ(E:後方車輪から後方屈身2回宙返り腕支持)
⑦Ⅲ:バブサー(E:倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂)
⑧Ⅲ:ティッペルト(D:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立)
⑨Ⅰ:ヒーリー(D:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持)
⑩Ⅴ:前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下り(F)
Dスコア:7.3(F2 E4 D4)
Eスコア:8.916
得点:16.216
#3 ダネル・レイバ選手(アメリカ)
①Ⅳ:逆上がり倒立(D)
②Ⅳ:棒下宙返り3/4ひねり倒立(E)
③Ⅳ:テン・ハイビン(F:棒下宙返り片腕支持1回ひねり倒立=棒下ディアミドフ)
③Ⅳ:テン・ハイビン(F:棒下宙返り片腕支持1回ひねり倒立=棒下ディアミドフ)
④Ⅳ:シャルロ(E:棒下宙返り単棒縦向き倒立、静止1秒)
⑤Ⅲ:後方車輪片腕支持5/4ひねり単棒横向き倒立経過、1/4ひねり両棒倒立(E)
⑥Ⅲ:車輪ディアミドフ(D:後方車輪片腕支持1回ひねり倒立)
⑦Ⅲ:後方車輪倒立(C:ケンモツ)
⑧Ⅱ:ハラダ(D:前振り上がり(腕支持)後方かかえ込み宙返り1/2ひねり腕支持=アームライヘルト)
⑨Ⅰ:前振り1/2ひねり倒立(C:ツイスト)
⑩Ⅴ:前方かかえ込み2回宙返り下り(E)
Dスコア:6.9(F1 E4 D3 C2)
Eスコア:8.766
得点:15.666
#4 オレグ・ベルニャイエフ選手(ウクライナ)
①Ⅱ:後ろ振り上がり(腕支持)前方屈身宙返り支持(D:ホンマ、ソニック)
②Ⅳ:棒下宙返り1/2ひねり倒立(E)
③Ⅳ:シャルロ(E:棒下宙返り単棒縦向き倒立、静止1秒)
④Ⅰ:単棒ヒーリー(E:単棒倒立から後ろ振り片腕支持1回ひねり支持:B難度以上のとび振動技で単棒倒立から)
⑤Ⅳ:棒下宙返り倒立(D)
⑥Ⅲ:ティッペルト(D:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立)
⑦Ⅲ:バブサー(E:倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂)
⑧Ⅰ:ヒーリー(D:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持)
⑨Ⅰ:前振り1/4ひねり単棒横向き倒立(D:Dツイスト)
⑩Ⅴ:前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下り(F)
Dスコア:7.1(F1 E4 D5)
Eスコア:8.966
得点:16.066
#5 マンリケ・ラルデュエト選手(キューバ)①Ⅱ:後ろ振り上がり(腕支持)前方屈身宙返り支持(D:ホンマ、ソニック)
②Ⅳ:シャルロ(E:棒下宙返り単棒縦向き倒立、静止1秒)
③Ⅳ:棒下宙返り1/4ひねり倒立(E)
③Ⅳ:棒下宙返り1/4ひねり倒立(E)
④Ⅳ:棒下宙返り倒立(D)
⑤Ⅲ:後方車輪倒立(C:ケンモツ)
⑥Ⅰ:前方開脚5/4宙返り開脚抜き腕支持(D:爆弾カット)
⑦Ⅰ:ヒーリー(D:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持)
⑧Ⅲ:バブサー(E:倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂)
⑨Ⅲ:ティッペルト(D:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立)
⑩Ⅴ:前方かかえ込み2回宙返り1/2ひねり下り(F)
Dスコア:6.9(F1 E3 D5 C1)
Eスコア:8.833
得点:15.733
#6 ナイル・ウイルソン選手(イギリス)
①Ⅱ:後ろ振り上がり(腕支持)前方屈身宙返り支持(D:ホンマ、ソニック)
②Ⅳ:棒下宙返り1/2ひねり倒立(E)
③Ⅳ:シャルロ(E:棒下宙返り単棒縦向き倒立、静止1秒)
④Ⅳ:棒下宙返り倒立(D)
⑤Ⅲ:後方車輪倒立(C:ケンモツ)
⑥Ⅲ:ベーレ(D:後方車輪から後方かかえ込み2回宙返り腕支持)
⑦Ⅰ:前方開脚5/4宙返り開脚抜き腕支持(D:爆弾カット)
⑧Ⅲ:ティッペルト(D:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立)
⑨Ⅰ:ヒーリー(D:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持)
⑩Ⅴ:後方屈身2回宙返り下り(D)
Dスコア:6.6(E2 D7 C1)
Eスコア:8.633
得点:15.233
#7 鄧書弟(デン・シュウディ)選手(中国)
○Ⅱ:前振り上がり(腕支持)開脚抜き倒立(B)
①Ⅱ:リー・シャオペン(F:前振り上がり(腕支持)後方屈身2回宙返り腕支持=屈身ドミトリエンコ)
②Ⅰ:屈身モリスエ(E:棒上後方屈身2回宙返り腕支持=ファン・リーピン)
③Ⅳ:棒下宙返り倒立(D)
④Ⅳ:棒下宙返り1/4ひねり倒立(E)
⑤Ⅲ:屈身ベーレ(E:後方車輪から後方屈身2回宙返り腕支持)
⑥Ⅰ:前方開脚5/4宙返り開脚抜き腕支持(D:爆弾カット)
⑦Ⅲ:バブサー(E:倒立から振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き、伸身かつ水平位で懸垂)
⑧Ⅲ:ティッペルト(D:倒立から伸膝で振り下ろし懸垂前振り上がり開脚抜き倒立)
⑨Ⅰ:ヒーリー(D:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持)
⑩Ⅴ:後方屈身2回宙返り下り(D)
Dスコア:7.1(F1 E4 D5)
Eスコア:8.866
得点:15.966
#8 田中佑典選手
①Ⅱ:後ろ振り上がり(腕支持)前方屈身宙返り支持(D:ホンマ、ソニック)
②Ⅰ:マクーツ(E:前振り片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持)
③Ⅰ:ヒーリー(D:後ろ振り片腕支持1回ひねり支持)
④Ⅳ:シャルロ(E:棒下宙返り単棒縦向き倒立、静止1秒)
⑤Ⅳ:棒下宙返り1/2ひねり倒立(E)
⑥Ⅳ:棒下宙返り倒立(D)
⑦Ⅰ:前振り1/2ひねり倒立(C:ツイスト)
⑧Ⅰ:前振り1/4ひねり単棒横向き倒立(D:Dツイスト)
⑨Ⅲ:単棒横向き前方浮腰上がり脚前挙支持経過横向き倒立(C)
⑩Ⅴ:後方屈身2回宙返り下り(D)
Dスコア:6.6(E3 D5 C2)
Eスコア:9.000
得点:15.6000
金メダル:尤浩(ヨウ・ハオ)選手(中国)
銀メダル:オレグ・ベルニャイエフ選手(ウクライナ)
銅メダル:オレグ・ステプコ選手(アゼルバイジャン)
銅メダル:鄧書弟(デン・シュウディ)選手(中国)
5位:マンリケ・ラルデュエ選手(キューバ)
6位:ダネル・レイバ選手(アメリカ)
7位:田中佑典選手
8位:ナイル・ウイルソン選手(イギリス)
コメント
コメント一覧 (17)
田中も悪くないけど、これじゃ勝負になんないや。
団体で本人も思うとこあったと思うからメダルとって欲しかったんだが。
そういえばシャルロを実施する中国選手は見たことないですね。落下のリスクが大きいので禁止技みたいになってるんですかね?
正直ファイナリストを見て16近くじゃないとメダル争いは厳しいかなとは思いましたが、凄いレベルになりましたね。
ですね。レベル高すぎですね。
中国選手権では種目別決勝で一人だけ実施していましたが、おっしゃる通り落下の可能性も高いので実施の推奨はしてなさそうですね。
おそらく世界一安定しているベルニャイエフ選手でさえ今年は数回ミスしていましたし、難度は関係なしで難しい技に見えます。
内村航平選手がアントワープで金取った時は平行棒でもトップに立つのかと度肝をぬきましたが、これは勝手が違う
内村航平選手が金取った種目で全体のレベルが上がるジンクスができたりして(笑)
最低でも6.9無いと厳しくなっていると言った感じなのでしょうか…
見てる側とすれば眼福ものですが(^^)
下り技はちょっと前までは屈伸ダブル1拓に近い状態でしたが、今はワンランク上がって前方ダブル、前方ダブルハーフが増えて来てますね。下り技も研究されてきたってことなんでしょうかね?
予選・団体と見てこの構成でも安定感のあるヨウ・ハオ選手とデン・シュウディ選手はしっかりまとめてくるだろうなと思って見ていたのですが、まさか全体的にこんな高いレベルの争いになるとは思いませんでした。
平行棒はDが上げやすいのかなと勘違いしてしまうような実施ですね…
そうですね。6.9はないと…という感じですね。
ロンドンでは金メダリストの馮喆選手のD7.0で高すぎて凄いと思っていたのに、今はえげつないことになっていますね。
林超攀選手は出ていませんが、中国の団体で平行棒を演技する3選手はF難度を取り入れているというところも気になります。
内村選手が器具を紹介している動画で「平行棒が得意な選手は体操選手として能力が高い」とおっしゃっていました。
今年の個人総合のトップ4選手も平行棒が得意で体操選手として能力が高いからDを上げられるのではないかと思っています。
平行棒はスペシャリストの種目ではなくオールラウンダー選手の種目かなと。
実はヨウ・ハオ選手もそれなりに6種目こなせる選手です。
下り技の前方2回宙返り系はヨーロッパ選手が早くから取り入れていますが、ゆかの前方2回宙返りや、跳馬のローチェ系、平行棒の前方2回宙返り腕支持、バクダン支持などを以前から積極的に実施していることと関係があるのかも知れません。
なるほど、平行棒が強いということが、オールラウンダーになりやすいってことなんですね。勉強になりました。
尤浩選手は吊り輪と鞍馬を両立させてるっていう珍しいタイプの選手ですね。使う筋肉と適正体系も違うから両方得意って選手少なかったような(他はナドゥール選手とかでしょうか?)
まあ、下り技が強いとこ見るとやっぱり万能って感じはしますね。
あくまでも内村選手のコメントを元にした僕の妄想ですのでご了承をば。
尤浩選手はジョージさんから教えていただいた黄旭選手の路線かなと。
手首が強いとのことです。
確かにナドゥール選手もそうですね。ルー・ユーフも跳べますし、凄いですね。
これだけ中技をやってFで下りるって凄すぎますよね…
跳馬に関しては、吊り輪+跳馬っていうスぺシャリストは結構多い気がしますね。関連性が分からないですが。
尤浩選手は吊り輪もFで下りれますから、アクロバット系統も相当強いですね。平行棒タナカあるし。
僕は跳馬だと、ゆか+跳馬のイメージですね。
メリサニディスさんやデフェルさんなど。
尤浩選手は凄いですね。
あらためてこの決勝見返して、佑典選手はシャルロ以外は完璧ですね。素晴らしい実施だと思います。が、やっぱ種目別ともなるとDですよねぇ。佑典選手が来年に向けてDを上げるかどうかは分かりかねますが、素晴らしい体操をする選手なだけに、Dだけで埋れていってほしくはないですねえ。
そうですね。アイト・サイード選手はドラグレスクとルー・ユーフを跳んでいた時もありますしね。
佑典選手はホンマの持つ位置やヒーリーもひねり切ってから持つなど本当に素晴らしいと思います。
上げるとしたらシャルロ~単棒ヒーリーですかね。
本当にそう思います。
跳馬も内村、白井で枠が2つ取られてるしなあ。