FIGニュースレター#28 です。
新しく名前の付いた技、採点規則に追加された技

■あん馬:3技

アイヒホルン(E:横向き開脚旋回1回ひねり(シュピンデル)移動(2回以内の旋回で他の位置へ移動し再び戻る))
発表者:ヴァルデマール・アイヒホルン選手(ドイツ)
 
①Ⅰ:正交差(A)
②Ⅱ:下向き逆移動(逆リア)倒立540°ひねり3部分移動下ろして開脚旋回(G)
③Ⅱ:アイヒホルン 横向き開脚旋回1回ひねり(シュピンデル)移動(2回以内の旋回で他の位置へ移動し再び戻る)(E)
④Ⅱ:横向き開脚旋回1回ひねり(2回以内の旋回で)(D:横向き開脚旋回シュピンデル)
⑤Ⅲ:開脚旋回正面横移動連続(馬端~馬端:あん部馬背着手)(C)
⑥Ⅲ:マジャール移動(縦向き前移動3部分:1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端)(D)
⑦Ⅲ:シバド移動(縦向き後ろ移動3部分:1馬端~2ポメル~3あん部馬背~4ポメル~5馬端)(D) 
⑧Ⅳ:前移動dsB(ダイレクトシュテクリB)(B:縦向き正面支持からポメルへ移動し(1/3部分)、1ポメル上での縦向き背面支持を経て、下向きで1/4逆転向をして1ポメル上での横向き正面支持)
⑨Ⅳ:フクガ(チェコ式ケーレ)(B:ポメル上で下向き転向)
⑩Ⅴ:下向き逆移動(逆リア)倒立3/4(270°)ひねり3部分移動下り(D)
Dスコア:6.1(G1 E1 D4 C1 B2 A1)
Eスコア:8.550
得点:14.650

ニン・レイエス2(E:縦向き旋回前移動3/3部分1/2ひねり(1/2シュピンデル)(1馬端~5馬端))
発表者:オードリーズ・ニン・レイエス選手(ドミニカ)


ヴァメン(E:両ポメルを越えて下向き(ロシアン)360° or 540° 転向)
発表者:ヘルゲ・ヴァメン選手(デンマーク)
  

■つり輪:8技

ダフチャン(D:懸垂からゆっくりと前方伸腕伸身支持回転十字懸垂 または 脚前挙十字懸垂)
発表者:バハン・ダフチャン選手(アルメニア)
  
①Ⅳ:懸垂から伸腕伸身上水平支持(E:バランディン3)
②Ⅳ:後転中水平支持(F:ゆっくりと後方伸腕伸身逆上がり中水平支持)
③Ⅳ:ダフチャン(D:懸垂からゆっくりと前方伸腕伸身支持回転十字懸垂)
④Ⅱ:後ろ振り上がり倒立(C)
⑤Ⅰ:かかえ込みヤマワキ(C:前方かかえ込み2回宙返り懸垂=ヤマワキ)
⑥Ⅲ:後ろ振り上がり中水平支持(E)
⑦Ⅳ:ナカヤマ十字懸垂(D:背面水平懸垂経過十字懸垂)
⑧Ⅲ:後ろ振り上がり上水平支持(D)
⑨Ⅱ:ほん転逆上がり倒立(C)
⑩Ⅴ:後方伸身2回宙返り1回ひねり下り(D:伸身ムーンサルト)
Dスコア:6.5(F1 E2 D4 C3)

グ・キュウ・チャン(E:背面水平懸垂経過脚上挙十字懸垂=ナカヤマ脚上挙十字懸垂)
発表者:グ・キュウ・チャン選手(香港)
 

グ・キュウ・チャン2(D:ゆっくりと前方伸腕伸身支持回転から上水平支持)
発表者:グ・キュウ・チャン選手(香港)
 

ペトロウニアス(E:伸腕伸身正面水平懸垂経過十字倒立)
発表者:エレフテリオス・ペトロウニアス選手(ギリシャ)
 

タナカ(E:輪の高さで前方屈身宙返り直接脚上挙十字懸垂=ホンマ脚上挙十字懸垂)
発表者:田中佑典選手
 

ツカハラ(E:伸腕伸身正面水平懸垂経過脚上挙十字懸垂=ピネダ脚上挙十字懸垂)
発表者:塚原直也選手(オーストラリア)
 

タロック(F:ゆっくりと後方伸腕伸身逆上がり上向き中水平支持)
発表者:コートニー・タロック選手(イギリス)
 

ウィン(E:ゆっくりと前方伸腕伸身支持回転十字懸垂経過十字倒立)
発表者:ブランドン・ウィン選手(アメリカ)

①Ⅳ:懸垂から伸腕伸身中水平支持(E:バランディン3)
②Ⅳ:ウィン(E:ゆっくりと前方伸腕伸身支持回転十字懸垂経過十字倒立)
③Ⅲ:後ろ振り上がり十字倒立(D)
④Ⅰ:屈身ヤマワキ(D:前方屈身2回宙返り懸垂=ジョナサン)
⑤Ⅲ:後ろ振り上がり上水平支持(D)
⑥Ⅳ:後転中水平支持(F:ゆっくりと後方伸腕伸身逆上がり中水平支持)
○Ⅰ:前振り上がり脚前挙支持(B)
⑦Ⅲ:後ろ振り上がり中水平支持(E)
⑧Ⅳ:ナカヤマ十字懸垂(D:背面水平懸垂経過十字懸垂)
⑨Ⅱ:後ろ振り上がり倒立(C)
○Ⅰ:後方車輪(ほん転逆上がり)倒立経過(B) 
⑩Ⅴ:後方伸身2回宙返り1回ひねり下り(D:伸身ムーンサルト)
Dスコア:6.9(F1 E3 D5 C1)
Eスコア:8.550
得点:15.450

■跳馬:2技

リ・セグァン2(6.4:屈身ドラグレスク=前転跳び前方屈身2回宙返り1/2ひねり)
発表者:リ・セグァン選手(北朝鮮)
 

ロペスハーフ(6.4:側転跳び3/4ひねり後方伸身宙返り2回半ひねり=伸身カサマツ跳び2回半ひねり)
発表者:ヤン・ハクソン選手(韓国)
 
2-32:ロペスハーフ(側転跳び3/4ひねり後方伸身宙返り2回半ひねり=伸身カサマツ跳び2回半ひねり)
Dスコア:6.4
Eスコア:8.166
減点:0.1
得点:14.466
転倒したため「ヤン・ハクソン2」の名前は付かないようです。

■平行棒:3技

ダウザー(車輪マクーツ腕支持)(D:後方車輪から片腕支持3/4ひねり単棒横向き倒立経過、軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり腕支持)
発表者:ルーカス・ダウザー選手(ドイツ)
実施は32秒から、スローは1分39秒あたりからです。
  

ソーサ(E:後方車輪から後方かかえ込み宙返り1/2ひねり開脚抜き腕支持)
発表者:ルイス・ソーサ選手(メキシコ)
動画の14秒あたりから



前方屈身2回宙返り1/2ひねり下り(G)
発表者:フェルハット・アリカン選手(トルコ)
実施がかかえ込み気味だったため、名前は付かないようです。


■鉄棒:3技

バルダウフ(D:アドラー(前方浮腰回転振り出し)とび1回ひねり片大逆手)
発表者:マルコ・バルダウフ選手(オーストラリア)
 

ブレットシュナイダー(H:バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり懸垂=コバチ2回ひねり)
発表者:アンドレアス・ブレットシュナイダー選手(ドイツ)
 
①Ⅱ:ブレットシュナイダー(コバチ2回ひねり)(H:バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり懸垂)
②Ⅱ:カッシーナ(G:伸身コールマン=バーを越えながら、後方伸身2回宙返り1回ひねり懸垂)
③Ⅱ:コールマン(F:バーを越えながら、後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり懸垂)
④Ⅰ:後方とび車輪1回半ひねり片大逆手(C)
⑤Ⅳ:アドラー1/2ひねり倒立(D)
⑥Ⅰ:ホップターン(C:後方とび車輪1回ひねり=クースト)
⑦Ⅲ:ワイラー(B:倒立から前方浮き支持回転倒立)
⑧Ⅳ:アドラー1回ひねり両逆手倒立(E)
⑨Ⅱ:伸身コスミック(ヤマワキ)(D)
⑩Ⅴ:後方伸身2回宙返り2回ひねり下り(E:伸身新月面宙返り下り=ワタナベ)
Dスコア:7.2(H1 G1 F1 E2 D2 C2 B1)
Eスコア:8.400
得点:15.600

キエジュコヴスキ(E:シュタルダーから伸身背面とび越し1/2ひねり片逆手懸垂後ろ振り上がり倒立=伸身ピアッティ1/2ひねり片逆手懸垂後ろ振り上がり倒立)
発表者:アダム・キエジュコヴスキ選手(ポーランド)
2009世界選手権で発表