2017-2021のルールで各種目のG難度以上、跳馬の価値点6.0以上だと思われる未発表を集めた記事です。
鉄棒の放れ技はバーを掴んだもののみを記載しています。
難度/価値点は全て私の推測ですのでご了承ください。
更新履歴
2020/07/26 鉄棒の「後方伸身2回宙返り4回ひねり下り」に青木翔汰選手のリンクを追加。
2020/07/27 鉄棒に前田楓丞選手の「後方伸身3回宙返り下り」を追加。
鉄棒の放れ技はバーを掴んだもののみを記載しています。
難度/価値点は全て私の推測ですのでご了承ください。
更新履歴
2020/07/26 鉄棒の「後方伸身2回宙返り4回ひねり下り」に青木翔汰選手のリンクを追加。
2020/07/27 鉄棒に前田楓丞選手の「後方伸身3回宙返り下り」を追加。
種目 | 技名と技の内容 | 難度/価値点 | 練習映像リンク |
---|---|---|---|
ゆか | 前方伸身2回宙返り1/2ひねり | G | エディ・ペネフ選手(アメリカ) |
ゆか | 前方伸身宙返り1/2ひねり後方伸身宙返り | G | ライデルレイ・サパタ選手(スペイン) 1,2 |
ゆか | 前方屈身2回宙返り1回ひねり | G | ライデルレイ・サパタ選手(スペイン) ドネル・ウィッテンバーグ選手(アメリカ) |
ゆか | 前方かかえ込み3回宙返り | 不明 | ライデルレイ・サパタ選手(スペイン) |
ゆか | 後方伸身宙返り4回半ひねり | G | 白井健三選手 |
ゆか | 後方屈身3回宙返り | I | マテュー・ジョルダン選手(フランス) ライデルレイ・サパタ選手(スペイン) |
ゆか | 後ろとび1/2ひねり前方かかえ込み3回宙返り | H | ユリ・ヤマコフさん |
あん馬 | ショーン直接ベズゴ 1ポメル上で片腕支持で上向き全(360°)転向 横向き背面支持経過から 1ポメル上で片腕支持で下向き逆全(360°)転向 | E+E でG | ステファン・ネドロシック選手(アメリカ) |
あん馬 | ベズゴ倒立450°ひねり下り 1ポメル上で片腕支持で下向き逆全(360°)転向倒立450°ひねり下り | G | 長瀬雄亮さん |
つり輪 | ホンマ上向き中水平支持 輪の高さで前方屈身宙返り直接上向き中水平支持 | G | 山口悠樹選手 |
つり輪 | 後方かかえ込み2回宙返り3回ひねり下り | G | 横井君宇選手 大久保圭太郎選手 |
つり輪 | 後方伸身2回宙返り2回半ひねり下り | G | ドネル・ウィッテンバーグ選手(アメリカ) |
つり輪 | 後方伸身2回宙返り3回ひねり下り | H | デニス・アブリャジン選手(ロシア) |
つり輪 | 後方かかえ込み3回宙返り1回ひねり下り | H | ヴァルガード・レインハドソン選手(カナダ) |
跳馬 | ヤン・ハクソン1/2ひねり 前転跳び前方伸身宙返り3回半ひねり | 6.4 | ヤン・ハクソン選手(韓国) 大久保圭太郎選手 |
跳馬 | ローチェ1回ひねり 前転跳び前方かかえ込み2回宙返り1回ひねり | 6.0 | オードリーズ・ニン・レイエス選手(ドミニカ) マリアン・ドラグレスク選手(ルーマニア) ニキータ・ナゴルニー選手(ロシア) |
跳馬 | 側転跳び1/4ひねり前方かかえ込み2回宙返り1回ひねり | 6.4 | ドネル・ウィッテンバーグ選手(アメリカ) |
跳馬 | メリサニディス1回ひねり ロンダートから後転跳び後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり | 6.0 | エディ・ペネフ選手(アメリカ) |
跳馬 | メリサニディス2回ひねり ロンダートから後転跳び後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり | 6.8 | アンソニー・ステファネリ選手(アメリカ) エディ・ペネフ選手(アメリカ) |
平行棒 | アームタナカ 前振り(腕支持)上がり1/2ひねり前方かかえ込み1回半宙返り腕支持 | G | ブランドン・ウィン選手(アメリカ) |
平行棒 | 後方かかえ込み3回宙返り下り | 不明 | 中野大輔さん |
平行棒 | 前方屈身2回宙返り1回ひねり下り | H | マンリケ・ラルデュエト選手(キューバ) |
鉄棒 | リューキン1/2ひねり 懸垂前振り伸身背面とび越し1回半ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立 | G | ジョン・オロスコ選手(アメリカ) 石川大貴選手 マーヴィン・キンブル選手(アメリカ) |
鉄棒 | 伸身シャハム バーを越えながら、後方伸身2回宙返り1回半ひねり片逆手懸垂 | H | 前田楓丞選手 |
鉄棒 | ウェルストロム1/2ひねり 後ろ振り上がり伸身とび越し2回ひねり片大逆手懸垂後ろ振り上がり倒立 | G | アーロン・マー選手(アメリカ) |
鉄棒 | コバチ宙返り バーを越えながら、後方かかえ込み3回宙返り懸垂 | 不明 | 前田楓丞選手 |
鉄棒 | 後方伸身2回宙返り4回ひねり下り | G | 内村航平選手 青木翔汰選手 |
鉄棒 | 屈身ベーレ 後方屈身3回宙返り1回ひねり下り | I | サム・オールダム選手(イギリス) |
鉄棒 | 後方かかえ込み4回宙返り下り | 不明 | 前田楓丞選手 |
鉄棒 | 後方伸身3回宙返り下り | 不明 | 前田楓丞選手 |
コメント
コメント一覧 (14)
自分もトカチェフ前宙や白井選手みたいに常識はずれな技の特集をそのうちするつもりです♪
でも個人的に撮影されたものが多く、画質が悪くて連続写真にするのがしんどいのが難点です…(´・ω・`)
どこまで発展していくのかも非常に楽しみですね。
トカチェフ前宙もキャッチした映像が見てみたいですね。
なるほど…
試合で使えるかは別として。
難度もどうなるかよくわかんないんですよね。
僕もG難度あってほしいですが、発表されたとしたらFIGがどの難度をつけるのかも楽しみです。
ありがとうございます🙇♂️
修正しました😊
床や鉄棒と違って組み合わせ加点がもらえるわけではなく技数が変わるのでE+EでGになるとD得点が0.3減り追加でもう一技採点対象になります。
なのでその追加する技、つまり最低の難度の技がD難度以上でなければD得点は増えません。B難度以下では減点されるのと同じです。つまりG難度ではかなりの構成で「組み合わせ減点」が起こってしまいます。しかも連続する関係でミスのリスクは大幅に上がるでしょう。
特にこの連続ではショーンという難しい技のあとでポメルを特殊な掴み方をするベズゴにつなげるのですから適正な難度は低く見積もってI難度でしょう。ミスが増える可能性を考えればJ難度でも極端に高いとはあまり思えません。
もしショーン直接ベズゴがG難度に認定されたら技名を付ける以外の価値は間違いなくないでしょうね。FIGの失態というべきものになると思います。
そもそもこのショーン直接ベズゴが一つの技として認定されるのかが疑問ではありますが暫定的にという意味合いで掲載しました。
おっしゃっている内容は私も全面的に同意です。
仮に発表されたとしたらどの難度になるのかとても気になる技ですね。
ご返信ありがとうございます。かなり乱暴な書き込みをしてしまいすいません。
私もそもそも認定されるか、という点も含めていろいろ不確定な部分があるなあと思っています。個別でも立派な技ですもんね。
あん馬で2つの技の連続を1つの技にしてるようなものはコンバインがあるでしょうか、例えばGコンバインは2フロップ(C難度相当?)と1ポメル上1080°ロシアン転向(E難度)を連続させてG難度としています。
ショーン直接ベズゴはつかむポメルを変えている点だけ見れば同一ポメルを使うコンバインより難度は低いとは思うのですが、なんといっても掴み方が難しい片手支持の一回転。昔あん馬で組み合わせ加点があったときには吊り輪と同様に「この種目に組み合わせ加点ってほんとにあるべきなのかな?」と思っていたんですがここにきてこの連続がでてきてかなり揺らいでいます。
他の技の連続ではマジャール、シバド移動くらいしか連続の価値を感じていなかったのですがちょっとショーン直接ベズゴは別格に感じてしまいます。私としては認定してほしいですね、願わくば例外的に組み合わせ加点を……
いえいえ。お気になざらず!
私も同意見です。
この組み合わせなら加点が付いてもいいかなと思います。
あん馬好きとしては夢だった連続技ですし、かなり難しいと思うのでどういう形をとるにしても高難度の価値点になって欲しいばかりです。
3回宙返りは縦回転が多い技なので伸身姿勢で行うのはすさまじく大変なはずです(逆に床のシライ・グエンは屈伸姿勢で実施する方が大変でしょう)発表されたらFIGも難度認定に困るでしょうね、未知の領域としか言いようがありません。
前田選手は特にまだまだ体操に限界はなくさらさらに難しいことが出来るんだと示してくれているようで本当に凄いです。
伸身の3回宙返りはまさに前代未聞なので、もし発表されたとしたら難度認定されるのか、ラジビロフ選手のローチェ宙返りのように事実上の禁止とされてしまうのか、ちょっと不安ですね。