2014世界選手権・個人総合、注目選手の演技構成紹介です。
■内村航平選手:世界選手権・個人総合4連覇(2009~2011、2013)、2012ロンドン五輪・個人総合、金メダル
2014世界選手権・予選1位
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2014世界選手権・予選の構成です。

■田中佑典選手:2014全日本シニア選手権・個人総合2位
2014世界選手権・予選6位
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2014世界選手権・予選の構成です。
つ り輪の「ホンマ脚上挙十字懸垂(E:輪の高さで前方屈身宙返り直接脚上挙十字懸垂)」がタナカになることが確定されていると思います。

■ダビド・ベルヤフスキー選手(ロシア):2013ヨーロッパ選手権・個人総合1位
2014世界選手権・予選2位
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2013ヨーロッパ選手権の構成です。
各種目でDスコアを上げています。
平行棒で自身の名が付いた「ベルヤフスキー(F:前方屈身2回宙返り下り)」を持っています。

■鄧書弟(デン・シュウディ)選手(中国):2014中国選手権・個人総合1位
2014世界選手権・予選3位
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2014世界選手権・予選では、世界最高のDスコア39.8を実施。

■ドネル・ウィッテンバーグ選手(アメリカ):2014全米選手権・個人総合4位
2014世界選手権・予選4位
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2014世界選手権・ポディウムでの構成です。

■オレグ・ベルニャイエフ選手(ウクライナ):2013グラスゴーW杯、2013リューキン国際、2013シュトゥットガルトW杯で1位
2014世界選手権・予選8位
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2013グラスゴーW杯の構成です。合計Dスコアは38.5ですが、さらに上げていくと思われます。
ボスポラスカップでは、ゆか6.6、あん馬7.0、つり輪6.6、跳馬6.0、平行棒6.6、鉄棒6.3の39.1でした。
動画で確認できるのはあん馬の6.9、つり輪の6.6(下り技が伸身新月面)、平行棒は世界選手権ではカトウ・ヒロユキをやりたいと言っていたので、おそらくスイスカップの構成かと思われます
ドラグレスクの安定感も凄いです。着地がぴたりと決まったものを紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=1WtRYDpCwsQ
http://instagram.com/p/mtRcmyCAil/

■ニコライ・ククセンコフ選手(ロシア):2013ユニバーシアード・個人総合1位
2014世界選手権・予選9位
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2013ユニバーシアードの構成です。
あん馬では旋回倒立系でDスコアを上げて、DコンバインをEコンバインにして7.2を予定しているのかも知れません。(2014ヨーロッパ選手権では7.1)
跳馬はシューフェルトを実施していました。平行棒では車輪ディアミドフを取り入れてDスコアを上げています。

■ダニエル・パービス選手(スコットランド):2013世界選手権・個人総合7位
2014世界選手権・予選10位
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2014 AT&T アメリカンカップの構成です。
ゆかは2013世界選手権から0.2上げてくるかどうかも楽しみです。
AT&T アメリカンカップの鉄棒ではコールマンを実施しています。

■マックス・ウィットロック選手(イングランド):2013世界選手権・個人総合4位、2014イギリス選手権・個人総合1位
2014世界選手権・予選14位
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2014イギリス選手権の構成です。
ゆかでの新技の「開脚旋回1回ひねり(シュピンデル)倒立、とび1回ひねり下ろして開脚旋回(E)」の発表にも期待がかかります。(おそらくやらないとは思いますが…)
あん馬は世界最高のDスコア7.4です。
跳馬の伸身ユルチェンコ跳び3回ひねりも凄くいいと思います。
平行棒は屈身モリスエにしてDスコア6.2、鉄棒はDスコア6.3で行くのではないかと思われます。

■アンドリー・リホビツキー選手(ベラルーシ):2013世界選手権・個人総合8位
2014世界選手権・予選15位
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2013グラスゴーW杯の構成です。
マンナから肩転位して倒立や、順手背面車輪など独特な技を実施します。
平行棒の入り方にも注目です。
鉄棒で自身の名がついた「リホビツキー(D:ケステ(順手背面懸垂前振り上がり後方腰回転倒立)1/2ひねり大逆手)」を持っています。

■ファビアン・ハンビュヘン選手(ドイツ):2013世界選手権・個人総合3位
2014世界選手権・予選16位
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2013世界選手権の構成です。
ゆかは2014東京W杯の構成にすると思います。

■セルジオ・ササキ・ジュニオール選手(ブラジル):2013世界選手権・個人総合5位
2014世界選手権・予選17位
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2013世界選手権の構成です。
つり輪では車輪を取り入れてDスコアを0.1アップ、鉄棒ではカッシーナを取り入れて、車輪ひねり系の技を変えてこちらもDスコアを0.1アップさせています。
平行棒で自身の名がついた「ササキ(E:前方開脚5/4宙返り直接懸垂)」を持っています。

■サミュエル・ミクラック選手(アメリカ):2013世界選手権・個人総合6位、2014全米選手権・個人総合1位
2014世界選手権・予選18位
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2014全米選手権の構成です。
勢いのある体操が持ち味のミクラック選手ですが、その勢いが長丁場の6種目で続くかどうかがメダルを左右するかと思われます。
ポディウムでは跳馬ではロペスを跳んでいます。
あん馬で自身の名がついた「ミクラック(D:正交差とび横移動ひねり逆交差入れ、馬端~馬端)」を持っています。

■ホシマール・カルボ・モレノ選手(コロンビア):2014パンアメリカン選手権・個人総合1位
2014世界選手権・予選27位
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2014パンアメリカン選手権・個人総合の構成です。
あん馬はこちらから。
種目別決勝、平行棒・鉄棒での活躍も楽しみです。平行棒では新技の「棒端、懸垂前振り後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下り(F)」の発表も期待されます。